22ndと22thの違いとは?正しい英語表記をわかりやすく解説

「22th?22nd? どっちが正しいの?」と迷って検索した方、多いのではないでしょうか。英語の序数表現は、一見シンプルそうでいて意外とややこしいもの。特に「22th」と書きたくなる気持ち、実は多くの日本人が共感する“ある理由”があります。本記事では、「22nd」が正解となる理由や、序数の基本ルール、よくある誤用の背景、そして実際の使い方までをわかりやすく解説します。

目次

1. 【導入】「22th」と「22nd」、どちらが正しいのか?

英語で「22」という数字を序数(順番を表す言い方)にするとき、「22th」と書くべきか「22nd」と書くべきか、迷ってしまう人はとても多いです。

実際にGoogleなどで「22th」と検索してしまう人も多く、SNSや掲示板でも「どっちが正しいの?」という疑問がたびたび見られます。

結論から言えば、正しいのは「22nd」です。「22th」は文法上の誤りで、英語圏では使われていません。

でも、なぜ「th」とつけてしまう人がこんなにも多いのでしょうか。次の項目では、その理由を一つひとつひも解いていきます。

1.1. 「22th」と検索する人が抱える共通の悩み

まず大前提として、「22」という数字を見たとき、日本語話者の多くが「22番目」と言いたいときに「22th」とつけてしまいます。これは、「5th(5番目)」「20th(20番目)」といった他の序数に引っ張られてしまうからです。

特に英語を母語としない日本人にとって、序数のルールはややこしく見えるものです。英語教育の中でも、序数の細かいルールは「丸暗記」に近い形で教えられることが多く、理解より記憶に頼ってしまう人が多いのも理由のひとつです。

また、日常会話で「22nd」を聞く機会が少ないことも混乱の原因です。たとえば「22nd Anniversary(第22回記念日)」という表現は、広告や公式文書ではよく使われますが、普段の英会話の中ではあまり目にすることがありません。

そのため、「22th」という表現が目に馴染んでしまい、なんとなく正しいように感じてしまうのです。

つまり、「22th」と検索してしまう人の多くは、「過去に似た形を見たことがある」「何となく合っていそう」といった感覚で使ってしまっていることが共通の悩みといえます。

1.2. 正解は「22nd」|間違いが生まれる理由とは?

「22th」が間違いで、「22nd」が正しい理由は、英語の序数表現のルールにあります。序数とは、順番を表す言い方のことで、「1st」「2nd」「3rd」「4th」などが代表例です。

これらはそれぞれ、数字の下1桁に応じて決まった語尾がつきます。「1」なら「st」、「2」なら「nd」、「3」なら「rd」、それ以外は基本的に「th」となるのです。

このルールを「22」に当てはめると、最後の1桁は「2」なので、「22nd」が正解になります。

ここで多くの人が勘違いしてしまうのは、「22」という数字を「20番目 + 2番目」と見るのではなく、単に「20の次はthだから、22もthでいいだろう」と思ってしまうことです

しかし英語では、序数の語尾を決めるときには「数字全体」ではなく「最後の1桁(つまり一の位)」を見て判断します。そのため、21は「21st」、22は「22nd」、23は「23rd」、24は「24th」となるわけです。

この規則は例外が少なく、25、26、27、28、29などはすべて「th」がつくので、つい「22」も仲間だと思ってしまうのも無理はありません。

ただし、数字が11、12、13のときは例外で、「11th」「12th」「13th」となります。この特例の存在が混乱をさらに深めている原因の一つともいえます。

このように、序数表現は「見た目」だけでは判断が難しいため、英語学習者には正しいルールと例外をきちんとセットで覚えることが求められます

迷ったときには、「何桁の数字か」ではなく、「最後の数字が1、2、3のどれか?」をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。

2. 【基本ルール】英語の序数ってどうなってるの?

英語では、「何番目か」「順番」を表すときに「序数(ordinal number)」という表現を使います。

たとえば、1番目は「first」、2番目は「second」、3番目は「third」といった具合に、普通の数字とは違う形になるのが特徴です。

日本語でも「1」ではなく「1番目」と言うように、英語でも順番を伝えるときは特別な言い方が必要です。

英語の序数は日付やイベントの回数、建物の階数など、あらゆる場面でよく使われるため、正しい使い方をしっかり理解しておくことが大切です。

2.1. 序数とは?「順番」を表す英語表現

序数というのは、英語で「順番」や「位置」を表す言葉です。

たとえば、「5人中の3番目の子」を英語で言うときは、「third child out of five」となります。

このように、何かの順番や並び順を表すために使うのが序数です。

具体的には「1st(first)」「2nd(second)」「3rd(third)」などが有名で、続く数字には「th」がついて「4th(fourth)」「5th(fifth)」と続いていきます。

序数は見た目も発音も、基数(普通の数字)とちょっと違うのが特徴です。

2.2. 「st」「nd」「rd」「th」の使い分けルール

序数を数字で表すときは、数字の後に「st」「nd」「rd」「th」のいずれかの文字をつけます。

使い分けの基本ルールは、語尾の数字によって決まります。

  • 1で終わる数 → st(例:1st、21st、101st)
  • 2で終わる数 → nd(例:2nd、22nd、92nd)
  • 3で終わる数 → rd(例:3rd、23rd、103rd)
  • それ以外 → th(例:4th、5th、11th、112th)

ただし注意しなければいけないのが、「11」「12」「13」のときです。

この3つは例外で、たとえ末尾が「1」「2」「3」であっても、「11th」「12th」「13th」とすべて「th」が使われます

これは歴史的な言語の変化や、英語の発音に関わる特別なルールによるものです。

だから、「11nd」や「13rd」といった表記は完全に誤りになります。

2.3. なぜ「22nd」になるの?|語尾の数字がカギ

では、「22」という数字はどうなるのでしょうか?

数字の語尾を見てみると、「22」の最後の一桁は「2」ですよね。

このように、序数の表記では「語尾の数字(1の位)」だけを見て判断するのが基本ルールです。

したがって、「22」は語尾が「2」なので、「nd」を使って「22nd」と書きます。

「22th」と書いてしまうと、それは誤りです。

実際に英語圏では、「22周年」は「22nd anniversary」、「22日」は「22nd day」、「第22回大会」は「the 22nd tournament」のように書かれています。

「nd」は「second(2番目)」を意味する接尾辞であり、これは「2nd(セカンド)」と同じ理屈です。

このルールに従えば、「32」も「32nd」、「42」も「42nd」となり、どの数字でも末尾だけを見て判断することができます。

ただし、例外の「12」は覚えておいてください。

「12」は「twelfth(12番目)」という特殊な語で、表記は「12th」になります。

このような例外はありますが、基本的には語尾の一桁だけで判断するのが安全です。

3. 【間違いやすい!】よくある誤用とその背景

3.1. 「22th」「33th」など、“th”をつけてしまうパターン

多くの英語学習者がつまずきやすいのが、「22」や「33」などの数に序数の“th”をそのままつけてしまうケースです。「22th」「33th」などは誤用であり、正しくは「22nd」「33rd」です。このような誤りは、見た目が正しく感じられる点や、数字の語尾だけを見て判断してしまう傾向が原因とされています。

たとえば「4th(Fourth)」や「5th(Fifth)」など、数字に“th”をつけるパターンが多いため、「22」も同様に考えてしまいがちです。しかし、「22」は「2(second)」で終わるため、正しくは「22nd」になります。このルールは、1→st、2→nd、3→rdといった、語尾に対応する決まりが元になっており、10以降の数字でも例外ではありません。

似た間違いに「83th」という表記がありますが、これも「83rd」が正解です。これは、83の末尾「3」に注目することで、「third」の語尾「rd」を用いる必要があるからです。数字の最後の一桁だけに注目し、該当する序数の語尾を適用するのが英語表記のルールです。

3.2. 日本の英語教育が原因?直訳ミスの罠

「22th」という誤用の背景には、日本の英語教育が関係している可能性があります。日本では英語を文法中心に学ぶ傾向が強く、実用的な言い回しや慣用句が後回しにされがちです。また、数字+thで序数が完成するというパターン学習が強調されるあまり、例外や細かいルールに触れる機会が少ないのです。

たとえば、「20周年」は「20th Anniversary」と習うことが多く、その延長で「22周年」も「22th Anniversary」と誤って書いてしまう例があります。これは、20までは「th」で正しく処理できるため、例外処理の意識が欠けたまま誤用が生まれる典型例といえるでしょう。

日本語では「22番目」といえば違和感はないですが、英語では末尾の数字に応じて語尾が変わります。この「語尾の変化」が、日本語にない概念であるため、多くの学習者にとっては「見落としがちなポイント」なのです。

3.3. 自動翻訳・機械翻訳でも起こる典型的誤訳

「22th」という表現は、実は人間だけでなく、自動翻訳やAI翻訳でも発生しやすい誤りとして知られています。特に古い翻訳エンジンやルールベース型のシステムでは、数字の語尾処理が単純化されており、機械的に「22+th」と変換してしまうケースがあります。

たとえば、2020年代初頭まで主流だった一部の翻訳ツールでは、「22番目の選手」を「22th player」と訳してしまう例が実際に確認されていました。これは、ツール側が文脈を十分に理解できていなかったり、英語の序数ルールが完全に実装されていないことが原因です。

現代のAI翻訳ではこのようなミスは減りつつありますが、それでも文脈や数字に依存する語尾の変化はまだ苦手な分野の一つです。そのため、英語の表現を自動翻訳に頼る際には、機械の出力をそのまま信じず、必ず自分で確認する姿勢が大切です。

4. 【実例で理解】「22nd」を正しく使うシチュエーション

英語の序数は見た目が似ているだけに、間違いやすい表現がたくさんあります。その中でも「22nd」と「22th」は、特に混乱しやすい例といえるでしょう。正しいのは「22nd」であり、「22th」は文法的に誤りです。これは英語ネイティブも当たり前のように守っているルールです。ここでは、実際のシーンで「22nd」がどう使われるのかを、わかりやすい例で紹介します。

4.1. 例1:「22nd Birthday(22歳の誕生日)」

たとえば、友人の誕生日にメッセージを送るとき、「Happy 22nd Birthday!」という表現が使われます。このとき、「22th Birthday」と書いてしまうと、英語に不慣れな印象を与えたり、読み手を戸惑わせたりしてしまう可能性があります。

ここで大切なのは、「22」という数字に対して使う序数のルールです。英語の序数は、基本的に「1st」「2nd」「3rd」「4th」…と続きますが、「22」のように末尾が「2」の場合、必ず「nd」をつけて「22nd」とします。このルールは「22」に限らず、「32nd」「42nd」などでも同じです。

実際、SNSの投稿やバースデーカードを見ても、ネイティブスピーカーが「22th」と書いているケースは皆無です。「Happy 22nd Birthday, Emma!」というように、きちんと「nd」が使われています。

4.2. 例2:「22nd Anniversary(22周年)」

企業や団体、カップルが記念日を祝うときにも、「22nd」という表現が登場します。たとえば、ある会社が創業22周年を迎えた場合、「Our 22nd Anniversary」として告知やポスターに記載されます。

この「Anniversary(アニバーサリー)」という単語自体が、「~周年記念日」という意味を持っているため、前に続く数字の序数がとても重要になります。「22th Anniversary」では、見た目に違和感があるだけでなく、文法的にも明確に誤りとなります。

また、記念硬貨や記念Tシャツなどのグッズにも「22nd Anniversary」ときちんと印刷されていることが多く、正確な表記がブランドや信頼に直結する場合もあります。

4.3. 例3:「October 22nd(10月22日)」の表現方法

日付表現でも、「22nd」は頻繁に使われます。たとえば「10月22日」は英語で「October 22nd」となります。ここで「October 22th」と書いてしまうと、ネイティブからすぐに間違いを指摘されるでしょう。

カレンダーや手紙、公式文書でも、「nd」を正しく使うことは基本中の基本です。アメリカ英語でもイギリス英語でも、日付の序数には「22nd」が使われるのが一般的です。

また、発音においても「twenty-second」となり、「twenty-th」などとはなりません。このように、話し言葉と書き言葉の両方で一致していることも、正しい表現である「22nd」がネイティブにとって自然である証拠といえます。

4.4. ネイティブの自然な使い方をマスターしよう

英語では、序数のルールを一度しっかり覚えてしまえば、あとは応用するだけです。たとえば「22nd」のように、数字の末尾が「2」であれば「nd」をつける。「3」なら「rd」、「1」なら「st」、それ以外は「th」というのが基本です。

このルールを理解すれば、「23rd Birthday」「31st Anniversary」「44th Meeting」なども迷わずに書けるようになります。実際の英語圏のポスターや案内文を見ていると、このルールが徹底されていることに気づくはずです。

英語を話す人たちは、この序数の表現を日常的に使いこなしています。「When is your birthday?」「It’s on October 22nd.」というやり取りも、自然な日常英会話のひとつです。

正しい表記を覚えることは、読み書きだけでなく、会話の中でも自信につながります。何気ない日常会話の中で、スムーズに「22nd」を使えるようになると、英語力がぐっと自然なものになります。

5. 【応用編】数字別:序数の一覧とパターン早見表

英語の序数表現には、見た目以上にたくさんのルールが存在します。特に「22nd」と「22th」などの間違いが多発する理由は、単に「th」をつければいいと誤解されているからです。ここでは、日付やイベントでよく使う序数を中心に、具体例とパターンに基づいて整理していきます。「22nd」は正しく、「22th」は明確な間違いであることを踏まえた上で、応用的な知識を丁寧に確認しましょう。

5.1. 1〜31:日付によく使う序数一覧

日常的にカレンダーで目にする1日から31日までの序数は、英語の基本です。例えば、誕生日や記念日、イベントの案内などで使われる表現として覚えておきたいところですね。以下に、日付でよく使う序数の一覧を紹介します。

1st(1日)
2nd(2日)
3rd(3日)
4th(4日)
5th(5日)

21st(21日)
22nd(22日)
23rd(23日)
24th〜31st(24日〜31日)

ポイントは「1」「2」「3」が語尾にくる数字だけ特別な形になるということです。「21st」「22nd」「23rd」は、それぞれ「1」「2」「3」で終わるので、「st」「nd」「rd」が使われます。「24th」など、語尾が「4」以降の場合はすべて「th」になります。

5.2. 1st〜100thまでの語尾ルールを整理

序数は「何番目か」を示す大切な表現で、数字の語尾に注目するだけで正しい形が判断できます。ここでは、1〜100の中で使われる語尾ルールを明確にしていきましょう。

語尾ルールの基本は以下の通りです。

  • 数字の末尾が「1」→ st(例:1st、21st、31st)
  • 数字の末尾が「2」→ nd(例:2nd、22nd、32nd)
  • 数字の末尾が「3」→ rd(例:3rd、23rd、33rd)
  • それ以外(4〜9、0)→ th(例:4th、10th、20th、100th)

ただし、次のセクションで述べるように、11、12、13などの例外には注意が必要です。これは英語の歴史的な発音や文法に由来しています。

5.3. 11th・12th・13thが例外になる理由とは?

「11」「12」「13」は見た目は「1」「2」「3」で終わっているにも関わらず、「11st」「12nd」「13rd」とは書きません。それは、この3つが“例外的な特別ルール”を持っているからです。

この理由はとてもシンプルで、「11」「12」「13」は10の位の「1」に引きずられるからです。つまり、11〜13までは「teen」ナンバーとは異なり、特別に「th」を使う決まりになっています。具体的には以下の通りです。

  • 11 → 11th
  • 12 → 12th
  • 13 → 13th

たとえ末尾が「1」「2」「3」でも、11〜13は「th」がつくことを忘れないでください。だから、「11st」「12nd」「13rd」はすべて誤りです。

5.4. 暗記のコツ:「語尾の数字で判断する」法則

序数を覚えるには、「丸暗記」ではなく法則に従って理解することが近道です。その中でも特に効果的なのが、語尾の数字で判断する方法です。

たとえば「42」は、数字の語尾が「2」なので「42nd」となります。一方、「43」は「3」で終わっているので「43rd」になります。つまり、数字の下1桁だけを見て、語尾を決めるという考え方ですね。

ただし、前のセクションで触れた「11〜13」は例外なので、この法則には当てはまりません。11〜13は強制的に「th」がつきます。それ以外は基本的に、末尾の数字で「st」「nd」「rd」「th」を判断すればOKです。

「22th」と「22nd」で迷ったときも、「22」は「2」で終わっているから「nd」だなと判断できるようになります。こうした法則を身につけておくと、英語の表現に自信が持てるようになりますよ。

6. 【注意】ネイティブでも間違う?序数の注意点

英語の序数表記は、一見簡単そうに見えて、実はネイティブスピーカーでも間違えるほどややこしいポイントがいくつかあります。

特に「22nd」と「22th」のように、見た目が似ていても文法的にはまったく違うものになるケースには注意が必要です。

ここでは、表記ミスが起きやすい理由や、略記、口語と書き言葉の違いなど、気をつけておきたいポイントを解説します。

6.1. 手書きやフォントで見えにくくなる“nd”や“rd”

「22nd」「23rd」のように、序数を表す文字の末尾には「nd」「rd」「th」などがつきます。

この部分はとても小さく表示されることが多く、特に手書き文字や装飾フォントでは、読み取りにくくなることがあります。

たとえば、レストランのメニューやカフェの手書きボードに「22nd」と書かれていても、「22th」と見間違えることがあり得ます。

また、Googleなどの検索窓に「22th」と入力してしまうのも、こうした視覚的な見づらさが原因になっている場合が多いのです。

実際、「22th」という誤表記もインターネット上では散見され、ブログ記事やSNSでも使われてしまうことがありますが、これは文法的に誤りです。

「22」は「2」で終わるので、正しくは「22nd」。

「nd」は「second」の略で、英語のルールに則った正しい序数表記です。

6.2. 略記と正式表記の違い(例:22nd vs. 22d)

英語では、序数を略して書く場面が多くありますが、その略記にも正解と間違いがあります。

たとえば「22nd」の略として「22d」と書いてしまう人がいますが、これは完全に誤りです。

「d」は単に「日付(date)」と勘違いされる可能性もあり、相手に正確に意味が伝わりません。

一方で、正しい略記は「22nd」。

この「nd」は、2番目(second)を意味する語尾で、「22」という数字が「2」で終わるためにこの形になります。

同様に「23」なら「23rd」、「24」なら「24th」となるなど、語尾の変化には規則性があります。

なお、「1st」「2nd」「3rd」「4th」といった序数は、フォーマルな文書やビジネスレターでは正式に記載されることが多いですが、口語やメモなどでは略記することもあります。

ただし、略すにしてもルールに従った表記でなければ、信頼性を損なうことにつながります。

6.3. 口語表現と書き言葉のギャップ

日常会話では、「twenty-second(トゥエンティ・セカンド)」のように、きちんと発音されていれば問題はありません。

しかし、英語学習者にとっては、口語表現と書き言葉のギャップが混乱の原因になることもあります。

たとえば、アメリカ人同士の会話では「twenty-second birthday」のように発音されていても、書くときに「22th birthday」と誤って表記してしまうネイティブも存在します。

これは、音だけを頼りにした結果、「nd」や「rd」などの語尾の正確なルールが曖昧になってしまっているからです。

また、オンラインチャットやSNSのようなカジュアルな文脈では、「22nd」が「22nd.」や「22 nd」など、不規則なスペースやピリオドが入ってしまうこともあります。

こうした口語と書き言葉のズレが、特に英語を学び始めたばかりの人や、英文を書く機会の少ない人にとっては混乱を招く原因となるのです。

文法ルールを知っておくことで、このようなミスを避けることができるため、あらかじめ語尾の変化パターンを理解しておくことが重要です。

6.4. まとめ

序数表記のミスは、視覚的な見づらさ、略記ルールの誤解、口語と書き言葉の違いといった、いくつかの要因が絡み合って起こります。

特に「22nd」と「22th」のような例は、一文字違うだけで意味も文法も大きく変わってしまうため、注意が必要です。

ネイティブスピーカーでも混乱することがあるこのテーマですが、ルールを押さえておけば、誰でも正しく使えるようになります。

英語の序数は、単なる「数字+th」ではないということを、しっかり意識しておきましょう。

7. 【語源と由来】なぜ「nd」「th」がつくのか?

英語の序数(順番を示す数)には、「1st」「2nd」「3rd」「4th」など、数字のあとに特定の接尾辞(suffix)がつきます。

たとえば「22nd」が正しく、「22th」は誤りです。

このルールは単なる記号ではなく、英語の歴史的背景や語源に基づいたものです。

ここでは、「nd」や「th」がどのように生まれ、なぜ使い分けられているのかを丁寧に紐解いていきましょう。

7.1. 「second」「third」の語源と短縮表記の関係

まず、序数の基本となる「first」「second」「third」について考えてみましょう。

「first」は「one」から派生しておらず、古英語の「fyrst(最初の)」が元になっています。

「second」は、実はラテン語の「secundus(後に続く)」に由来します。

つまり、「second」は「two」から直接派生した単語ではないのです。

それでも、英語では「2nd」と短縮されるようになりました。

これは、「second」のスペルの中に「nd」が含まれており、それを省略形として使うようになったためです。

同様に、「third」は「three」とは異なる語源ですが、スペルの末尾に注目し「rd」を使って「3rd」と表記されるようになりました。

つまり、序数の接尾辞は「元の単語の一部を反映して短縮されている」という特徴があるのです。

このルールを理解することで、「22nd」の「nd」が「second」由来であることが納得できるでしょう。

7.2. 英語の歴史に見る序数の発展

英語の序数の表記法は、数百年にわたる言語の変遷を経て確立されました。

中世英語(Middle English)の時代には、現在のような統一されたルールは存在せず、書き手によって表現がまちまちだったのです。

しかし時代が進むにつれて、印刷技術の普及や教育制度の整備により、序数の表記にも一定の規則性が求められるようになりました。

この流れの中で、「1st(first)」「2nd(second)」「3rd(third)」「4th(fourth)」という形が徐々に定着していきました。

そして、これらの接尾辞(st, nd, rd, th)は、音の響きや語源を元にして割り当てられたのです。

たとえば、「1」は「first」なので「st」、「2」は「second」なので「nd」、「3」は「third」なので「rd」。

それ以外の数字、たとえば「4」や「22」などは「th」をつけるのが一般的ですが、「22」は「2」の位が語源であるため「nd」を使います。

つまり、「22nd」のように、末尾の数字(2)が「second」に関係している場合には、「nd」を使うルールができたのです。

7.3. 数字+接尾辞(suffix)のルールに注目

英語では、序数を表すときに数字に接尾辞をつけるルールがあり、これは単純ながらも注意が必要です。

ポイントは、「数字全体」ではなく「末尾の一桁」に注目すること。

以下のように分かれます。

  • 数字が「1」で終わる → st(例:21st, 31st)
  • 数字が「2」で終わる → nd(例:22nd, 32nd)
  • 数字が「3」で終わる → rd(例:23rd, 33rd)
  • それ以外 → th(例:24th, 25th, 26th)

ただし、「11」「12」「13」は例外で、それぞれ「11th」「12th」「13th」となります。

これは「11」「12」「13」が元々例外的な発音や形をしているためです。

このように、「nd」や「th」は単なる感覚ではなく、語源・言語構造・歴史的な背景に裏打ちされた、れっきとしたルールに基づいています。

だからこそ、「22th」ではなく「22nd」が正しい表記になるのです。

7.4 まとめ

「nd」や「th」といった接尾辞は、英語の語源や歴史に基づいて発展してきた重要なルールです。

「22nd」の「nd」は、「second」という語の略であり、決して「22th」とは書きません。

序数のルールは、数字の最後の一桁を見て決まるという基本ルールに加え、「11〜13」は例外となる点にも注意が必要です。

こうした背景を知ることで、「22nd」と「22th」の違いも納得できるようになります。

正しい表記を選ぶことは、英語力の信頼性にもつながる大切なポイントです。

8. 【実践問題】あなたは正しく使える?

英語の序数って、一見シンプルに見えるけれど、実はよく間違いやすいポイントがたくさんあるんです。特に「22nd」と「22th」のような間違いは、ネイティブでも迷いがちな落とし穴です。ここでは、そんな悩みを解決するための実践的なトレーニング問題を用意しました。ゲーム感覚で楽しく学びながら、あなたの英語力を一歩レベルアップさせましょう。

8.1. 穴埋め問題で学ぶ序数の使い方

まずは基本的な序数の使い方をおさらいしながら、正しい表現を選ぶ練習をしていきましょう。以下の文を読んで、空欄に適切な序数を入れてみてください。

1. Today is my ______ birthday. (今日は私の22回目の誕生日です)
→ 答え:22nd
「22」は「2」で終わっているので「nd」を使います。「22th」は誤りです。

2. We celebrated our company’s ______ anniversary this year.(今年、私たちの会社は創立83周年を迎えました)
→ 答え:83rd
「83」は「3」で終わっているので「rd」を使います。「83th」は誤用です。

3. He finished in ______ place in the race.(彼はレースで42位に入りました)
→ 答え:42nd
「42」は「2」で終わっているため、「nd」が正解。「42th」にはしないよう注意しましょう。

ポイント: 序数の語尾は、数字の「最後の一桁」を見て判断します。1 → st、2 → nd、3 → rd、それ以外は th。ただし、11、12、13のような「例外」には注意が必要です。

8.2. よくある誤用を直してみよう【トレーニング問題】

次は、よく見かける間違いを実際に直していくトレーニングです。以下の英文の中には、不自然または誤っている表現があります。正しい形に直してみましょう。

1. I was born on the 22th of April.
→ 正解:22nd of April
「22th」は誤用。正しくは「22nd」。
「22」という数字は「2」で終わるので「nd」を使います。

2. Welcome to our 83th annual event!
→ 正解:83rd annual event
「3」で終わる数字には「rd」が必要です。つい「th」と書きがちなので注意しましょう。

3. She won the 11st prize in the competition.
→ 正解:11th prize
「11」は例外で「th」を使います。「11st」は間違いです。

ポイント:「th」は万能ではありません。見た目の勢いで「th」をつけてしまう人が多いですが、数字の末尾に合わせて語尾を変えるルールがあることを思い出してください。

8.3. ビジネス英語・日常英会話での実践活用クイズ

ここからは、ビジネスの現場や日常会話で実際に使われるシーンを想定したクイズに挑戦しましょう。実用的な表現をマスターすることで、メールでも会話でも自信を持って使えるようになります。

1. 件名:Notice for the 22th Annual General Meeting
→ どこが間違っているでしょうか?
正解:22nd Annual General Meeting
会議の開催案内など、フォーマルな文書では「22nd」のように正しい序数表記が信用の印にもなります。

2. 会話例:
A: “Which floor is the office on?”
B: “It’s on the 43th floor.”
→ どこが変?
正解:43rd floor
「3」で終わる43には「rd」を使います。日常会話でも間違えると「英語に慣れていない」と思われがちなので要注意。

3. ビジネスメール例:
“I will be available for the meeting on 31st October.”
→ これは正しい?
正解:正しい
31は「1」で終わっているため、「st」を使うのが正解です。書き方にもバリエーションがありますが、これは代表的な表現のひとつです。

ポイント:実践の場で間違いをしないためには、「自分で使ってみる経験」が一番の近道です。メールのテンプレートやカレンダーの表記など、普段から目にする英語に注目してみましょう。

9. 【まとめ】もう「22th」と間違えない!ポイント総整理

9.1. 「語尾に注目」さえ覚えれば間違えない

英語の序数では、ただ数字の後ろに「th」をつければいいというわけではありません。
たとえば「22」は「22th」ではなく、「22nd」と書きます。
この「nd」は、「2nd(second)」という言葉から来ている語尾のルールです。

基本のルールをおさらいすると、次のようになります。
1 → 1st(first)
2 → 2nd(second)
3 → 3rd(third)
4以上 → th(例:4th, 5th, 6th)

この「nd」や「rd」などの特別な語尾は、「10の位」ではなく「1の位」で判断することが大切です。
つまり、「22」の場合は「2」で終わっているので、「2nd」になるのです。
「22th」は間違いなので、使ってしまうと不自然な英語になってしまいます。

語尾さえ押さえておけば、「22nd」「23rd」「24th」などもスラスラと使いこなせるようになります。
迷ったときは、数字の最後の1桁を見て判断するようにしましょう。

9.2. 使う場面で覚える!誕生日・記念日・日付

序数は、英語で日付や記念日を伝えるときによく使われます。
たとえば、「私は6月22日が誕生日です」と英語で言いたいとき、
「My birthday is on June 22nd.」
というふうに、「22nd」を使います。

記念日でも同じです。たとえば、「会社の創立22周年」は、
「22nd Anniversary」 と表現します。
「22th Anniversary」と書いてしまうと、英語圏の人には不自然に感じられてしまいます。

また、スピーチやSNSの投稿など、人前で英語を使う場面では、正しい序数を使えるかどうかが伝わり方に大きく影響します。
特に、誕生日のメッセージカードやイベントのポスターなどでは、見た目にも影響しますから要注意です。

よく使う場面とセットで覚えておくと、日常的にも自然と身についてきます。

9.3. 正しい序数で「伝わる英語」へ

英語のちょっとした間違いは、相手に意味が通じないこともあります。
「22th」という表現は一見それっぽく見えるかもしれませんが、実際の英語では存在しない誤りです。
ネイティブスピーカーにとっては違和感があるため、正しい英語を伝えたいなら、しっかりとした序数表現を使うことが大切です。

また、「83rd」「101st」のように、少し大きな数字になってもルールは変わりません。
最後の1桁が「1」なら「st」、「2」なら「nd」、「3」なら「rd」、それ以外は「th」です。
ただし、例外もあり「11」「12」「13」はすべて「th」を使います(例:11th, 12th, 13th)。

つまり、語尾をしっかり理解し、使う場面に合わせて正しい序数を選ぶことが、「伝わる英語」への第一歩になります。
言葉は相手との橋渡しです。
ちょっとした工夫と理解で、あなたの英語はもっと魅力的に伝わるようになるでしょう。

10. 【補足】他の数字でも迷っていませんか?

「22nd」と「22th」で迷ってしまう人が多いように、実は英語の序数には他にも間違いやすいポイントがたくさんあります。一見すると正しそうな表記でも、英語では通じないことがあるため、代表的な例やルールをしっかり確認しておきましょう。

10.1. 「23rd?23th?」のような他の迷いポイント

「22nd」と同様に、「23rd」や「24th」などでも迷う人が多いです。基本ルールとして、序数の語尾は1 → “st”、2 → “nd”、3 → “rd”、4以降 → “th”となっていますが、これは下1桁の数字を見て判断するのがポイントです。

たとえば、「23」は下1桁が「3」なので「23rd」が正解。「23th」と書いてしまうと、ネイティブにとっては違和感のある表記になってしまいます。

また、「21 → 21st」「22 → 22nd」「24 → 24th」「25 → 25th」なども、すべて下1桁をもとに判断すればOKです。ただし、「11th」「12th」「13th」だけは例外で、下1桁が「1」「2」「3」でも「th」を使います。

このような例外を覚えておくことで、「83rd?83th?」のようなケースでも迷わず正しい表記ができるようになります。

10.2. 「101st」「111th」など3桁以降の序数の扱い

数字が大きくなっても、基本的なルールは変わりません。たとえば「101」は、下1桁が「1」なので「101st」。

しかし「111」はどうでしょうか。この場合は「11」なので、例外ルールが適用され「111th」となります。

つまり、3桁の序数であっても「最後の2桁」に注目して、11~13は「th」、それ以外は下1桁をもとに「st」「nd」「rd」「th」を使い分ける必要があります。

覚え方としては、「11th」「12th」「13th」だけが“特別扱い”だと意識すると、ほとんどのミスは避けられます。

なお、「202nd(202番目)」や「403rd(403番目)」なども同じ考え方でOKです。

10.3. 「序数の複数形」や形容詞としての使い方も押さえる

序数は単に「何番目か」を表すだけでなく、文の中で形容詞や名詞として使われることがあります。

たとえば、「the 22nd player」は「22番目の選手」という形容詞的な使い方。一方、「the 22nds of the month」といった複数形も稀に見られますが、これは「それぞれの月の22日」のように、繰り返しの意味を持つ場合に限られるので注意が必要です。

日付を表すときも、「October 22nd」のように序数が使われます。ここでも「October 22th」としないように注意しましょう。

10.4 まとめ

「22nd」と「22th」のような混乱は、英語の序数表現にありがちな落とし穴です。

同じように、「23rd」「111th」「101st」なども、下1桁や下2桁のルールを正しく理解していればスムーズに使いこなせます。

また、日付・記念日・団体名など、さまざまな場面で序数は使われますので、語尾の誤りは避けるよう意識しておくことが大切です。

正しい序数を身につけて、自信を持って英語を使えるようにしましょう。