「せっかくのドライブやツーリング、ナビの言いなりじゃつまらない」——そう感じたことはありませんか?Googleマップは便利な反面、自分が本当に走りたい道や寄りたい場所をうまく反映してくれないことがあります。この記事では、スマホやPCを使って“自分だけの自由なルート”を作る方法を、初心者にも分かりやすくステップ形式でご紹介します。
1. はじめに:Googleマップで「走りたい道」を走るという発想
あなたは、Googleマップのルート検索を使っていて、「なんでこの道じゃなくてバイパスを案内するの!?」と、モヤモヤした経験はありませんか?とくに、ドライブやツーリングが趣味の方にとっては、「目的地に着ければそれでいい」わけではないんですよね。「この峠を走りたい」「この海沿いの道を通りたい」という、こだわりのルートこそが旅の醍醐味だったりします。
でも、Googleマップって、自動的に“効率的な道”ばかりを選んでしまうから、自分の「走りたい道」が反映されないことがとても多いんです。その結果、ナビの案内を無視して、「ここを左折、あそこは右」と、記憶頼りのアナログな運転になりがちなんですよね。そんな悩みを持つあなたに、この記事では“Googleマップで自由にルートを決める方法”を、わかりやすくご紹介します。
1-1. Googleマップで“自分好みのルート”を作るとは?
Googleマップは、ただ目的地を設定して終わりではありません。実は、スマホでも複数の経由地を設定したり、地図上で直接「この道を通りたい」と指定することができるんです。
たとえば、神奈川県の小田原駅から熱海駅へ向かうとき、普通にルート検索すると「西湘バイパス」などの有料道路が案内されます。でも、あなたが走りたいのは「椿ライン(県道75号)」だったりしませんか?そんなときこそ、このテクニックの出番なんです。
「箱根ガラスの森美術館」→「大観山展望台」→「椿ライン経由」というように、ルートにこだわりたいポイントを挟むことで、Googleマップに「自分だけの道」を作ることができるんです。
1-2. この記事で得られること
この記事を読むことで、あなたは次のことができるようになります。
- Googleマップで経由地を使ってルートを自由にカスタマイズする方法
- 検索に出てこない道(たとえば「椿ライン」など)を地図上から直接選ぶ方法
- 作ったルートを保存・共有する小ワザ
- スマホで効率的にルート編集する手順
しかも、この記事はGoogleマップ初心者でも安心して読めるように、画像やイラストなしでも理解できるように構成しています。たとえば、「経由地は何個まで?」「保存の方法は?」などのちょっとした疑問にも答えています。
自分の旅をもっと自由に、もっと楽しくしたい方には、必ず役立つ内容になっています。一緒に“あなただけの道”を作って、もっとワクワクする旅に出かけましょう!
2. 基礎知識:Googleマップのルート検索のしくみ
Googleマップってとっても便利だけど、「自分の思いどおりにルートが組めない!」って思ったこと、ありませんか?車やバイク、自転車でお気に入りの道を通りたいとき、地図が勝手にバイパスや高速道路を選んじゃって、がっかりしちゃう…。ここでは、そんなもどかしさの理由と、スマホとPCの違い、そして経由地の制限について詳しく説明しますね。
2-1. なぜ自分の思い通りのルートにならないのか?
Googleマップは、基本的に「最短ルート」「最速ルート」を自動で選んでくれます。だからこそ、ちょっと寄り道したいだけでも、勝手にバイパスや大通りに誘導されちゃうんです。特にツーリングやドライブで、「この峠を走りたい!」「この景色のいい道を通りたい!」って気持ちがあるときに、マップに無視されちゃうと悲しくなりますよね。
たとえば、小田原駅から熱海駅まで行くとして、「椿ライン(県道75)」を通りたいのに、Googleマップは「西湘バイパス」を使うルートを案内してしまいます。なぜなら、椿ラインにはランドマークがないので、Googleの検索には出てこないんです。だから、「この道を通りたい」という希望は、手動でルートに組み込む必要があるというわけなんですね。
2-2. スマホ・PCでできることの違い
Googleマップは、スマホとPCでできることに差があります。スマホは操作が簡単で、出先でもすぐに使えるのが魅力ですが、ルート設定の自由度はやや低め。一方、PCでは、より詳細なルート作成が可能です。
たとえばPCなら、「マイプレイス」機能を使って自分だけの地図を作れます。これを使うと、スマホでは入れられないような多くの経由地を追加したり、細かい調整ができるんです。ただし、PCで作った地図をスマホに送ってナビに使うには少し工夫が必要だったりするので、両方を上手に使い分けるのがポイントです。
さらにスマホでは、地図上の任意の場所をタップして「この道を通りたい!」という思いを反映させることもできます。ただし、そのポインターの置き方によっては、一瞬だけ通ってすぐ引き返すようなルートになってしまうこともあるので、道の中間地点にしっかりポインターを置くのがコツですよ。
2-3. 経由地は最大何カ所まで?【スマホ8・PC無限説】
スマホ版のGoogleマップでは、出発地と到着地を含めて最大10カ所までしか地点を設定できません。つまり、経由地は最大8カ所が上限になります。ツーリングやドライブのルートを細かく設定したいときには、ちょっと足りないな…と思うこともあるかもしれませんね。
でも安心してください。パソコン版の「マイプレイス」機能を使えば、事実上無限に経由地を追加可能なんです。ただし、これは少し複雑な作業になるので、たとえば「1日目」「2日目」といったように、ルートを日ごとに分割して保存するのがオススメです。そうすれば、それぞれのルートをスマホで簡単に呼び出して、順番にナビを使うことができます。
ちなみに、ルートの保存には「ルートを共有」→「クリップボードにコピー」して、メモ帳やGoogleドキュメントに貼り付けておく方法が便利です。このとき、余計なテキスト(「信号を右折」など)は削除して、URLだけ残しておくと見やすくなります。
2-4. まとめ
Googleマップはとても便利なツールですが、「走りたい道が選べない!」という悩みを持つ人には、ちょっぴり工夫が必要です。その理由は、マップが最短・最速のルートを優先してしまう仕組みにあります。でも、経由地の追加や地図上でのルート指定、そしてスマホとPCを使い分けることで、自分の思い描いたルートに近づけることができるんです。
スマホなら気軽に使える反面、経由地は8カ所が限界。PCなら「マイプレイス」で制限を超えたルートも作成できます。そのうえで、道の途中を選んで手動でルート指定するなどのテクニックを覚えると、Googleマップの使い方がぐんと広がりますよ。
あなたの「ここを走りたい!」を叶えるために、少しだけ手を加えて、自分だけの最高のルートを作ってみましょう!
3. 準備編:ルート作成に必要な設定とツール
グーグルマップで「自分だけのルート」を決めるには、まずしっかりとした準備が必要です。ここでは、失敗しないルート作成のために押さえておきたい設定やツールをやさしくご紹介しますね。「思い通りに走りたい!」そんな気持ちを叶える第一歩、一緒に整えていきましょう。
3-1. Googleアカウントでログインしておくべき理由
まずはGoogleアカウントにログインしておくことが、とっても大切です。え?どうして?と思ったかもしれませんね。実は、ログインしていないと作ったルートを保存できなかったり、あとから呼び出すことができなくなったりしてしまうんです。
たとえば、スマホでルートを作っても、ログアウト状態だとアプリを閉じた瞬間にパーッと消えてしまう…。こんな悲しい経験、したくないですよね。Googleアカウントでログインしておけば、作ったルートを「マイプレイス」やGoogleドキュメントなどで保存・共有できます。特にツーリングやドライブでの計画では、この機能が大きな味方になりますよ。
ちなみに、共有する際も「ルートの出発地点を現在地」にしておけば、受け取った相手の今いる場所からルート案内が始まるので超便利!仲間との共有もスムーズですし、自宅の場所がバレる心配もありません。
3-2. スマホアプリのバージョンは最新に
次に大事なのが、Googleマップのスマホアプリを最新バージョンにしておくことです。「そんなの当たり前でしょ」と思ったあなた!意外と見落としがちなんですよ〜。
最新バージョンにしておかないと、「経由地の追加」や「地図上で経路を決める」といった大事な機能が使えなかったり、動作が不安定になったりします。せっかくルートを作っても、アプリが落ちたり、保存できなかったら大変。
特にAndroid端末を使っている人は、Google Playストアで「マップ」と検索して、必ず「更新」ボタンがないか確認してみましょう。iPhoneならApp Storeですね。また、スマホ本体のソフトウェアもなるべく最新にしておくと、全体の動作も安定して安心ですよ。
3-3. 旅行・ツーリング前に使える便利ツール(Googleマイマップとの違いも)
ルートをしっかり作りたいなら、Googleマップに加えてGoogleマイマップの活用もおすすめです。「え?マイマップって何?普通のGoogleマップとどう違うの?」と思ったら、ここがチェックポイント!
まず、通常のGoogleマップはスマホでサクッと使える簡易版。たとえば、最大8か所までの経由地しか設定できません。しかも、スマホで作ったルートは基本的に一時的なもので、他の操作をしたら消えてしまうことも…。
それに対してGoogleマイマップは、パソコンでの作成が前提となっていて、経由地の数にほぼ制限がなく、もっと細かくルート設定ができます。山の中の細い道や、ツーリングスポットまでの抜け道など、地図上で自由に線を引いてルートを作る感覚に近いんです。
さらに、自分だけのルートに名前をつけて保存したり、色を変えたり、写真を添付したりもできるので、「旅のしおり」としての役割も果たしてくれます。しかも、クラウド上に保存されるので、スマホからもアクセス可能。
ただし、少し操作が複雑なので、まずはGoogleマップで基本操作に慣れてから、マイマップに挑戦するのがいいかもしれませんね。旅行やツーリングの前に自分好みのルートをじっくり作って、当日はナビにまかせて楽しむだけ!という使い方が理想的です。
3-4. まとめ
ルート作成の準備段階でつまずかないためには、Googleアカウントでのログイン、アプリの最新版チェック、そしてマイマップなどの便利ツールの使い分けがカギになります。「どこを通るか」を自分で決められると、旅の自由度はグッと広がります。しっかり準備して、あなただけのルートで思いきり旅を楽しんでくださいね!
4. 実践編:自由なルートを作るステップバイステップ
4-1. 目的地・出発地を設定する(例:小田原駅〜熱海駅)
グーグルマップを開いたら、まず目的地を検索窓に入力します。今回は「熱海駅」と入力してみましょう。
検索結果に表示された「熱海駅」をタップすると、情報ページが表示されるので、すぐに「経路」をタップしてください。
次に出発地を設定します。初期設定では「現在地」になっていますが、今回は例として「小田原駅」に変更します。
「出発地を変更」から「小田原駅」と入力すればOKです。
この時点で、ルートは「西湘バイパス」という有料道路を通るコースになっているかもしれません。でも、今回は一般道でのんびりドライブしたいので、次のステップで高速道路を避ける設定をします。
4-2. 避けたい道路(高速・有料)を除外する設定方法
画面右上にある「…」アイコンをタップして、「経路オプション」を選びます。
ここで「高速道路を使わない」「有料道路を使わない」にチェックを入れてください。
これで、一般道を使ったルートに変更されます。
特にバイクや趣味のドライブでは、有料道路よりも景色のいい下道を走るのが醍醐味。
しっかりこの設定をしておくことで、自分好みの道にぐっと近づけます。
4-3. 好きな経由地を順番に追加していくテクニック
次に、経由地を追加していきましょう。例えば「箱根ガラスの森美術館」や「大観山展望台」はグーグルマップで検索可能な地点なので、問題なく追加できます。
手順はとても簡単。
「…」から「経由地を追加」を選び、それぞれの名称を入力して順番に設定していきます。
でもこのままだと、順番が「小田原駅 → 熱海駅 → 美術館 → 展望台」などバラバラになることも。
そんなときは、各ポイントの横にあるアルファベットを長押ししてドラッグすることで、訪問順を好きなように並べ替えることができます。
ちなみにスマホでは経由地は最大8か所までしか登録できません。でも、PC版のグーグルマップなら「マイプレイス」機能を使ってもっと多くの経由地を設定できますよ。
4-4. 地図上で道を“なぞる”ようにしてルート指定する方法
さて、ここからが自分好みルート作成の真骨頂です!
「どうしてもこの道を通りたいのに、マップが案内してくれない…」そんなときこそ、この技を使いましょう。
例えば「椿ライン(県道75号)」は、グーグルマップの検索に出てこないことがあります。
そういう場合は、経由地を入力せず、地図上を長押ししてピンを落とすことで、そのポイントを経由地に設定できます。
このときのコツは、道路の端ではなく真ん中あたりにピンを置くこと。
そうしないと、「一瞬だけ入ってUターンする変なルート」になることがあるんです。
これで「椿ラインを通る自分だけの道」が完成!
まるで道を自分で“なぞっている”ような感覚でルートを調整できます。
4-5. 「ここを絶対に通りたい!」道が検索に出ないときの対処法(例:椿ライン)
どうしても通りたい道がグーグルマップの検索に出ないと、がっかりしちゃいますよね?
でも、大丈夫!そういう時の裏ワザもあるんです。
さきほどの「地図を長押しして経由地を追加する方法」に加えて、ピンを複数箇所に置くという方法もあります。
つまり、「椿ラインの入り口」「中間地点」「出口」といった風に、3か所ほどピンを追加すれば、マップが自然とその道を通るルートを作ってくれます。
また、万が一ルートが変になってしまったら、順番を調整したり、ピンの位置を微調整したりしてみてください。
ちょっとした試行錯誤で、理想のルートに近づけることができます。
「この道を走る!」というこだわりを形にできると、旅の満足度も一気にアップしますよ。
4.6 まとめ
ここまで紹介した方法を使えば、グーグルマップでも自分だけのドライブ・ツーリングルートを作ることができます。
「小田原駅 → 箱根ガラスの森 → 大観山展望台 → 椿ライン → 熱海駅」というルートは、ほんの一例です。
この手順をマスターすれば、全国どこでもお気に入りの道を自由自在に組み合わせることができるようになります。
ぜひ、スマホ片手に実践してみてくださいね。
「道を選ぶことそのものが旅の楽しさ」になりますよ。
5. 応用テク:もっと自由に・正確にルートを調整する
5-1. 経由地の順番変更と距離の最適化
グーグルマップで自分だけのルートを作るときに、まず覚えておきたいのが経由地の順番を自由に変更できるというテクニックです。例えば「小田原駅 → 彫刻の森美術館 → 大観山展望台 → 熱海駅」というルートを作成したあとで、「やっぱり美術館より先に展望台に行きたいな」と思ったら、ルートを作り直さなくてもOKです。スマホでもパソコンでも、各経由地の名前の横に表示されている「三本線マーク」や「A/B/C」のラベルを長押ししてドラッグするだけで、簡単に順番を入れ替えることができます。
この順番変更をうまく使うことで、走行距離を短縮したり、混雑を避けたりといった工夫もできます。特に複数の経由地を設定していると、グーグルマップが自動的に最短ルートに並び替えるとは限りません。自分で順番を工夫することで、「あれ?さっき通った道にまた戻ってる…」なんて無駄を防げますよ。
5-2. 経路分割テク(10カ所以上設定したいときの裏技)
グーグルマップで設定できる経由地は最大8カ所まで。出発地と目的地を含めて10地点までが1つのルートの限界なんです。でも、「もっとたくさんのスポットを盛り込みたい!」という欲張りさんのために、実は“経路を分割する”という裏技があります。
たとえば、宿泊を含む1泊2日のツーリングなら、「1日目のルート」「2日目のルート」と日ごとに分けて作成します。それぞれのルートの出発地点を“現在地”にしておけば、旅の途中でもスマホで次のルートを呼び出してスムーズにナビ開始できます。
さらに、作成したルートのURLはGoogleドキュメントなどで管理しておくと、いつでもどこでも呼び出せて便利です。URLには「●●観光ルート」や「椿ライン絶景ツーリング」などのタイトルをつけておくと、後で見返すときに迷いませんよ。
5-3. シーン別ルート作成術(例:宿泊ツーリング・寄り道旅)
ルート作成は「どんな旅をしたいか?」によって工夫の仕方がガラッと変わります。たとえば宿泊ツーリングでは、1日目は絶景を優先して観光スポットを盛り込み、2日目は休憩を多めにとってのんびり帰るルートにする…といった工夫ができます。また、キャンプツーリングなら、給水・買い出し・温泉などのスポットを忘れずに組み込むと、快適さが格段にアップします。
逆に寄り道旅では、あえて“目的地”を設定せずに、気になる場所を順番に追加するという自由な作り方がおすすめです。「ガラスの森美術館 → 椿ライン → 大観山展望台 → 熱海の温泉街」みたいに、興味のあるものをどんどん繋げていきましょう。グーグルマップなら、あとから順番を変えたり削除したりできるので、気軽に試行錯誤ができるのも嬉しいポイントです。
5-4. Googleマイマップとの使い分け方
ルート作成に慣れてくると、「もっと細かく設定したい!」と思うことが出てきますよね。そんなときに便利なのがGoogleマイマップです。パソコンからアクセスすることで、グーグルマップでは制限のあった経由地10件以上のルート作成や、色分け・メモの追加などができます。
ただし、マイマップはナビ機能が使えないというデメリットがあります。だから、実際の走行には不向きなんです。使い分けのコツは、「計画=マイマップ」「実走=グーグルマップ」と覚えておくといいですよ。
たとえば、「1日目:観光多め」「2日目:宿から温泉巡り」といったように、全体像をマイマップで整理してから、1日単位でグーグルマップ用のナビ付きルートを作ると、迷わず快適に走れるルートができます。マイマップで設定したスポットは、後からグーグルマップにコピペして使うこともできるので、併用すると旅の自由度がぐーんと広がりますよ。
6. 保存・共有:作ったルートを賢く残す&使いまわす
せっかく自分で苦労して作ったルート、すぐに消えてしまったらショックですよね。でも大丈夫、グーグルマップにはルートを保存したり、共有したりする賢い方法がちゃんとあるんです。ここではスマホやクラウドを使って、作ったルートをしっかり活用する方法をご紹介します。さらに、仲間と共有するときのちょっとした注意点もお話ししますよ。
6-1. スマホでルートを保存する方法(ホーム画面追加)
まずはスマホだけでできる超カンタンなルート保存方法からご紹介しますね。グーグルマップでルートを作成したら、右上の「…(その他)」をタップ。そこにある「ホーム画面に経路を追加」をポチッと押すと、今作ったルートをホーム画面にアイコンとして追加できます。
これでいつでもタップ一発でルートが呼び出せます。特に旅行やツーリング当日、すぐナビをスタートしたいときにとっても便利!ただし、ホーム画面にルートをいくつも追加すると画面がごちゃごちゃになっちゃうのがデメリット。大量に保存したい人には、次の方法がおすすめです。
6-2. URLで保存してクラウド管理する方法(Googleドキュメント活用)
もっとスッキリ、しかもパソコンでもスマホでも管理したい人にはこの方法がぴったりです。ルート作成後に「ルートを共有」→「クリップボードにコピー」でURLを取得します。そのURLをGoogleドキュメントやメモ帳アプリにペーストして保存すれば、無限にルートをストックできちゃいます。
しかもURLの前後に余計な案内文(「〇〇交差点を右折」など)が入ることがありますが、不要な部分を削除してURLだけにすれば見やすくなります。さらに、「伊豆スカイラインで絶景ドライブ!」などタイトルをつけて保存しておくと、後でどんなルートだったか一目瞭然になりますよ。
Googleドキュメントなら、共有も簡単で、どの端末からでもアクセス可能です。クラウド管理ってほんとうに便利なんです。
6-3. 作ったルートを友達・仲間と共有する方法と注意点
ツーリングやドライブって、一人でも楽しいけど、みんなと走るともっと楽しいですよね。そんなとき、作ったルートを仲間とシェアする方法があります。
これも「ルートを共有」→「URLをコピー」でOK。LINEやメールでそのURLを送れば、相手がその場ですぐルートを開いてナビ開始できます。出発地を「現在地」にしておけば、相手の現在地から案内がスタートするので、自宅バレの心配なし。これ、実はとっても大事なポイントなんです。
注意点としては、共有する前に不要な案内文を削除すること。そして、クスッと笑えるようなタイトルをつけておくと、仲間との会話のきっかけにもなっていいですよ。例えば「椿ラインでチキチキ!絶叫箱根ルート」なんてのもアリです。
さらに、「現在地の共有」機能を併用すると、誰が今どこにいるのかが分かって超便利。ツーリング中に遅刻者がいても、「次の休憩所で合流しよう」と判断しやすくなります。おまけに、スマホを落としたときにも現在地から見つけやすいという安心感も!
6-4. ルートにタイトルをつけて“迷子にならない”工夫を
ルートがたくさん増えてくると、「このルート、どこ行くやつだっけ?」となりがち。そんなときは、しっかりタイトルをつけて保存しておくのが大事です。
たとえば、「富士山一周絶景ドライブコース」とか、「名古屋グルメ食い倒れルート」とか。ちょっとした名前をつけておくだけで、後から見返したときにすぐに使えるし、迷子にもなりません。
Googleドキュメントやメモ帳で保存するときに、タイトル+URLをセットにして管理しておくと、「あのルート、もう一回走りたいなぁ」というときにもすぐ呼び出せますよ。自分のルートコレクションを作る気持ちで、どんどんタイトル付きで保存してみてくださいね。
7. 現在地共有とリアルタイム連携のすすめ
グーグルマップでルートを自由に決められるようになったら、次は仲間とのリアルタイムな連携も考えてみましょう。特にツーリングやドライブをグループで楽しむ人にとって、「現在地共有」はとっても便利な機能です。それだけじゃありません。スマホの紛失やトラブルのときにも、この機能が思いがけない安心をくれますよ。
7-1. グループ走行で活躍する「現在地の共有」機能
「ねぇ、〇〇ちゃん、今どこ?」「あの人まだ来てないね…」そんな会話、ツーリングの朝に聞こえてきそうですね。でもね、グーグルマップの「現在地の共有」機能を使えば、そんな心配はグッと減らせるんです。
たとえば、朝の集合時間に遅れている人がいたら、地図上で今どこを走っているのか一目でわかります。「あと10分で着きそう」「まだ家出てないじゃん!」なんて会話も、地図を見ながら笑い話にできますよ。
さらに便利なのは、遅れている人がどの地点で合流すればいいかを、みんなでその場で決められること。「次の休憩ポイントで合流しよう」なんて柔軟な対応ができるので、ツーリング全体がスムーズになります。
グーグルマップの「現在地共有」は、Googleアカウントがあればすぐに使えます。共有したい相手にリンクを送るだけで、あなたの位置をリアルタイムで確認してもらえるんです。前の日の夜からツーリング終了まで共有をオンにしておくと、安心感も倍増ですよ。
7-2. スマホ紛失時にも役立つ安心機能
「さっきまでスマホがあったのに見当たらない…!」バイクで立ち寄ったコンビニ、道の駅、カフェ…。一度スマホが行方不明になると、焦りますよね。
そんなときにも「現在地共有」は大活躍。あらかじめ友達や家族に現在地を共有しておけば、最後にスマホがあった場所がすぐにわかるんです。
実際に、この記事を書いた方もこの機能でスマホを見つけた経験があるんですよ。盗難や落下など、ツーリング中のトラブルに備えて、万が一のためにも共有設定はおすすめです。
また、「Google デバイスを探す」との併用で、もっと正確な位置特定が可能になります。家族や信頼できる仲間とつながっておくことが、安心して旅を楽しむコツなんです。
7-3. 共有設定時のプライバシー対策も忘れずに
「現在地を共有するなんて、ちょっと怖い…」そう思う方もいますよね。でも、ちゃんとプライバシー対策をしておけば大丈夫です。
まず、現在地共有は相手を指定して行うものなので、無関係な人に情報が漏れる心配はありません。共有する相手を選ぶときは、家族や信頼できる仲間だけにしましょう。
次に、共有する時間を決めることができます。「1時間だけ共有する」「ツーリングの間だけ」といった制限も可能なので、自分でコントロールできますよ。
さらに、ルート共有時の「出発地」を自分の現在地にしておくことで、相手にはあなたの自宅などがバレません。例えば、あなたが自宅で作ったルートを仲間に送ったとしても、彼らが開いたときには彼らの現在地から案内が始まるんです。
だから、「自宅バレが心配…」という方でも安心して使えます。これからのツーリングやドライブをもっと安心・快適にするために、今すぐ設定してみましょう。
8. よくある質問とトラブル解決Q&A
8-1. 経路が強制的にリセットされるのはなぜ?
せっかく細かくルートを作ったのに、あるとき突然グーグルマップが全部リセットされてた…なんてこと、経験ありませんか?これはアプリを閉じたり、他の場所をタップしてしまうことが原因で、手動で設定した経由地やルートの情報がリセットされてしまうんです。スマホ版のグーグルマップでは、ルートを保存する正式な機能がないため、操作中の一時的なデータとして扱われています。
だからこそ重要なのがルートをホーム画面に保存したり、URLをメモ帳にコピーしておくという方法です。ホーム画面に追加するには、右上の「…」メニューから「ホーム画面に経路を追加」をタップ。これでアイコンとして保存できますが、たくさん保存するとスマホがゴチャついちゃいますよね。そこで便利なのが「ルートを共有」→「クリップボードにコピー」→メモ帳などに保存する方法。これならURLさえあれば、いつでもルートを呼び出せます。
8-2. 地図上で選んだ道がうまく反映されないときの対処法
「ちゃんと椿ラインにピンを置いたのに、変なルートになってる…!」これ、実はピン(ポインター)の置き方が原因のことが多いんです。ポインターを道路の端っこや交差点のギリギリに置いてしまうと、グーグルマップはその道を一瞬だけ通ってすぐUターンするような変なルートにしちゃうことがあります。
そうならないためには、道の中間地点にポインターを置くのがコツです。たとえば椿ラインの途中、カーブが連続するエリアにある広めの直線部分を選んで、ポインターを設置するときれいに反映されやすいですよ。それでもうまくいかない場合は、別の地点を挟むように複数のポインターを打つのも有効です。
8-3. ナビ起動時に出発地がズレるのを防ぐには?
ナビを起動したら、「あれ?スタート地点が自宅になってる…!」なんてこと、ありませんか?これはルートを作成したときの出発地が「現在地」ではなく、固定の駅やランドマークだった場合によく起きます。
だからおすすめなのが、最初から「出発地=現在地」でルートを作っておく方法。そうすれば、ルートを開いたときに、今いる場所からスムーズにナビがスタートしてくれます。たとえば家で「椿ラインツーリング」のルートを作って保存しておき、当日バイクにまたがってからナビを開くと、自動で今いる場所から案内してくれますよ。
また、仲間とルートを共有するときにも「出発地が現在地」なら、それぞれのスタート地点から同じルートに合流できるようになるのでとても便利です。
8-4. オフラインで自作ルートを使うことはできる?
「山道を走る予定だから、圏外になったらどうしよう…」と心配な方、多いですよね。グーグルマップはオフラインでも地図を使えるようにダウンロードする機能がありますが、注意点があるんです。
オフラインでも地図そのもの(道路や地形)は表示されますが、経路案内やナビゲーションは制限されることがあります。特に、自作ルート(経由地をたくさん入れた複雑なルート)の場合は、事前にナビ開始していないと、オフラインでは再読み込みできないんです。
そこで対策としては、ナビ開始前に「このエリアの地図をオフラインで保存」をしておくのがおすすめ。グーグルマップの検索窓から「オフラインマップ」を開き、走行エリアを指定して保存しておくと、たとえ圏外になっても、作ったルートの道はしっかり表示されるので安心です。
ただし、ルートの再検索はできないので、道を間違えたときは紙の地図のように自分で修正していく必要があります。そのため、複数のルートを分けて作成し、それぞれオフラインでも見られるように保存しておくと、より安心して旅が楽しめますよ。
9. おすすめ活用シーンと実例集
9-1. 景観重視ドライブ(例:ビーナスライン/パールロード)
グーグルマップで自分好みのルートを作れると、景色重視のドライブがもっと楽しくなります。たとえば長野県の「ビーナスライン」や三重県の「パールロード」などは、その美しい風景が魅力の人気ルートです。ですが、こういったルートはグーグルマップで自動生成される最短ルートにはなかなか反映されません。
ここで役立つのが経由地の手動設定と「地図上で選択」する機能です。例えば「ビーナスライン」をドライブしたい場合、途中の美ヶ原高原美術館や霧ヶ峰などのランドマークを経由地に設定し、さらに地図をタップして走りたい区間を細かくルートに組み込むことで、見晴らしの良いワインディングロードをしっかりルートに反映させられます。
さらに、「高速道路を使わない」「有料道路を避ける」といった運転オプションの設定もお忘れなく。これでバイパスやトンネルを回避して、目的の絶景ルートを堪能できます。お天気の良い日には、お弁当を積んでのんびりとドライブに出かけてみてくださいね。
9-2. ソロキャンプ・車中泊旅で活躍するルート作成法
ソロキャンプや車中泊旅では、「気になるキャンプ場」「温泉」「道の駅」「絶景ポイント」など、複数の立ち寄りスポットを含んだ自由なルートを作りたいものです。そんなとき、グーグルマップの経由地追加機能(最大8か所)が大活躍します。
例えば、長野方面にソロキャンプに出かける場合、「戸隠キャンプ場」「地獄谷野猿公苑」「渋温泉」などのスポットを経由地として設定。さらに、マップ上でタップして「ここの峠を越えたい!」「林道を走ってみたい!」といったこだわりルートを地図上で選択することで、冒険気分満載のルートを構築できます。
そして、作成したルートは「ホーム画面に追加」するかURLをクリップボードにコピーして保存しましょう。Googleドキュメントなどに整理しておけば、後から何度でも見返せます。思いついたルートをどんどんストックして、気分で選べる“自分だけの旅ノート”を作っておくと、次のキャンプ計画がもっとワクワクしますよ。
9-3. 家族旅行で寄り道スポットを織り込む方法
小さなお子さんがいる家族旅行では、休憩しやすい道の駅や観光施設を織り込んだルート作りがとっても大切です。グーグルマップの「経路に追加」機能を使えば、「那須どうぶつ王国」「南ヶ丘牧場」「那須高原SA」など、家族が喜ぶ寄り道スポットを次々とルートに組み込むことができます。
また、車酔いしやすい子がいる場合は山道やクネクネ道を避けたルートを選ぶのもポイント。このとき、「地図上で選択」機能を使って、走りやすいバイパスや平坦な道路をピンポイントでルートに加えることができます。
作成したルートは、お父さんやお母さんのスマホから家族全員にURL共有しておくと便利です。いざという時に道を間違えても、全員が正しいルートをすぐに確認できるので安心。おじいちゃん・おばあちゃんが一緒の旅行にもぴったりですね。
9-4. まとめ
グーグルマップでルートを自分で作る方法を覚えると、旅の自由度が一気に高まります。ただ目的地へ行くだけでなく、「自分らしい寄り道」「好きな道を走る楽しみ」が詰まった旅に変わります。
ビーナスラインやパールロードでの絶景ドライブ、ソロキャンプの冒険的なルート、家族との思い出づくりにぴったりな寄り道ルート…。すべて、グーグルマップのちょっとした工夫で実現できます。
「走りたい道を走る旅」、今日から始めてみませんか?
9. おすすめ活用シーンと実例集
10-1. ナビ任せにしない旅の面白さ
スマホで地図アプリを開けば、最短距離で目的地に到着するルートが一瞬で表示される時代。でも、その道が「本当に自分が走りたい道」かどうかは別の話です。グーグルマップに案内されるのは、いつも同じバイパスや幹線道路ばかり。景色の良い峠道や、わざと遠回りして立ち寄りたいスポットは、ルートに入ってくれないことがよくあります。
そんなときこそ、「自作ルート」の出番です。自分で好きな道を経由地として選び、ナビのルートに組み込むことで、地図アプリを“冒険の設計図”に変えることができます。たとえば、神奈川県の小田原駅から熱海駅に向かう際、「彫刻の森美術館」や「大観山展望台」、「椿ライン(県道75号)」を経由するルートを自分で組むと、ツーリングがもっと楽しくなります。
グーグルマップの「経由地追加」や「地図上で場所を選ぶ」機能を使えば、ナビを自分好みにカスタマイズ可能。ナビの言いなりになるのではなく、自分で考え、自分で決める。それが、ただの移動を「旅」に変える第一歩なんです。
10-2. 一度覚えたら一生モノ!地図アプリの裏技活用法
「でもルート作成って難しそう…」と思ったあなた、大丈夫です。一度覚えてしまえば、地図アプリの裏技は一生使えるスキルになります。
スマホのグーグルマップでは、最大8つの経由地を追加可能。「地図上で選択」機能を使えば、検索に出てこない小道や峠道も経由地に設定できます。たとえば、検索に出ない「椿ライン」を通るルートも、ポインターを地図に落とせば簡単にナビに反映されるんです。
さらに、作成したルートはURLとして保存でき、メモ帳やGoogleドキュメントに貼りつけていつでも呼び出せます。仲間に共有する際は、面白いタイトルを付けて送れば、旅のワクワク感も倍増!
パソコンを使えば「マイプレイス」機能で経由地を無限に追加することも可能。長距離のツーリングやドライブでも、日ごとにルートを分割して保存しておけば、当日の操作もスムーズです。出発地を「現在地」に設定しておけば、仲間と共有しても、受け取った人それぞれの場所からナビがスタートするので便利。
旅行前のルート作成は、旅の楽しさを最大化する“準備のワクワク”そのもの。ちょっと手間をかけるだけで、「最短の移動」が「最高の思い出」に変わります。
グーグルマップは、使いこなせば無限の可能性を持つツールです。さあ、あなたも今日から“自分だけのルート”を作る旅を始めてみませんか?