【検証】PS4にゲーミングモニターは意味ない?本当のところを解説

「PS4にゲーミングモニターって意味ないのでは?」と感じる方は少なくありません。実際にPS4の性能は60fpsまでに制限されており、高リフレッシュレートのモニターをフルに活かすことはできません。そのため「テレビで十分では?」と考えるのも自然です。しかし一方で、応答速度や入力遅延の差が勝敗を左右するジャンルでは、モニターの恩恵を強く感じられるケースもあります。本記事では、PS4の性能とテレビ・モニターの違いを整理し、「本当に意味がないのか?」を検証します。

目次

1. はじめに

1-1. 「PS4にゲーミングモニターは意味ない?」という疑問が生まれる背景

「PS4で遊ぶのに、わざわざゲーミングモニターを買う必要はあるの?」と考える人は少なくありません。その理由の一つが、PS4の映像出力性能にあります。PS4は最大でフルHD(1920×1080)解像度、リフレッシュレートは60Hzまでに制限されています。一方で、市場に出回っているゲーミングモニターには、144Hzや240Hzといった高リフレッシュレート対応モデルが数多く存在します。そのため、「せっかく高性能のモニターを買っても、PS4では性能を活かしきれないのでは?」という疑問が生まれるのです。

また、ゲームタイトルによっても違いがあります。たとえば『フォートナイト』や『Apex Legends』のような人気FPSはPC版なら高フレームレートで快適に動作しますが、PS4版はフレームレート上限が決まっているため、モニター性能が大きく影響しないケースが多いのです。こうした背景から、「PS4にゲーミングモニターは意味がない」と感じる人が一定数いるのです。

1-2. テレビで十分?それともモニターに買い替えるべき?

次に考えられるのが、「テレビで十分じゃないか?」という意見です。多くの家庭にはすでに大型テレビがあり、HDMIケーブルでつなげばPS4をすぐに楽しめます。画面が大きい分、映画鑑賞や家族でのプレイには最適です。しかし、ゲーミングモニターには応答速度が速いという強みがあります。一般的なテレビは映像をきれいに見せるための処理を行う関係で、遅延が発生することが多いのです。この遅延は「ボタンを押したのにキャラクターの動きがワンテンポ遅れる」といった現象につながり、特に対戦ゲームでは不利になります。

また、モニターはコンパクトで設置しやすいという利点もあります。たとえば、24インチ前後のモニターなら机に置いても圧迫感がなく、長時間のプレイでも目の移動が少なくて済みます。集中してプレイしたい人にとっては、テレビよりもモニターが適していると言えるのです。

1-3. 本記事でわかること(性能・メリット・おすすめ選び方)

この記事では、PS4とゲーミングモニターの関係をわかりやすく整理していきます。まず、PS4のスペック上、どのようなモニター性能が活かせるのかを解説します。そのうえで、「テレビで十分な場合」と「モニターを選んだ方が良い場合」の違いを具体的に紹介します。さらに、PS4ユーザーが実際に買って後悔しないためにおすすめのモニター選びの基準についても触れていきます。

「せっかく買ったのに意味がなかった」と感じないためにも、この記事を読むことで自分に合った選択ができるようになります。これからPS4用のモニター購入を検討している人はもちろん、テレビで遊んでいて「少し不便だな」と思っている人にも役立つ内容になっています。

2. PS4の性能を理解する

2-1. フレームレートの上限は60fps(PS4は120fps以上に対応していない)

PS4でゲームを遊ぶときにまず知っておきたいのは、フレームレートの上限です。PS4の標準モデルやPS4 Slim、さらに上位機種であるPS4 Proも、最大60fpsまでしか表示できないように設計されています。つまり、ゲーミングモニターにある「144Hz」や「240Hz」といった高リフレッシュレートの性能を使い切ることはできません。モニターの性能が高くても、出力する本体の力がそこまで届いていないので、過剰に期待してしまうと「意味がない」と感じやすいのです。

ただし、30fpsが基本だったPS3世代と比べると、PS4で60fpsに対応しているゲームは格段に増えました。アクションゲームやFPSなどでは、30fpsと60fpsでは動きの滑らかさがまったく違います。この点ではPS4の進化をしっかり感じられるため、60fps対応のモニターを使うことには十分な価値があります。ただ、60fpsを超える映像を期待してモニターを買うと、「あれ?思ったより変わらない」となることが多いのです。

2-2. PS4 ProとPS4 Slimの解像度の違い(4K対応かFHDまでか)

次に注目したいのが、PS4 ProとPS4 Slimの解像度の違いです。PS4 Proは最大で4K解像度に対応しており、テレビやモニターが4Kに対応していれば、より高精細な映像を楽しめます。一方で、PS4 Slimや無印PS4はフルHD(1920×1080)の出力までしか対応していません。つまり、4Kモニターを使っても、PS4 Slimや無印PS4では映像がフルHDに引き伸ばされて表示されるだけで、本来の4K画質は体験できないのです。

この違いは、とくに大画面のモニターやテレビを使ったときに顕著です。PS4 Proで4K出力した映像は細部までくっきりと描写されるため、オープンワールド系のゲームや映像美を売りにしたタイトルでは迫力が段違いです。一方、PS4 SlimはFHDでも十分きれいですが、解像度の面ではどうしても差が出てしまいます。そのため、モニターを選ぶときには、自分がどちらのPS4を使っているかをしっかり把握しておくことが大切です。

2-3. HDR出力・画質面での限界とメリット

PS4シリーズでは、映像の色や明るさを表現する「HDR(ハイダイナミックレンジ)」に対応しています。HDRに対応したモニターやテレビを使えば、太陽の光や夜空の暗さなどをより自然に表現でき、映像の臨場感が大きく向上します。ただし、HDRの恩恵をしっかり受けるにはモニター側の性能も重要です。HDR対応と記載があっても、輝度やコントラスト比が低ければ、期待したほどの効果を感じられないことがあります。

また、PS4のHDR表現は最新のゲーム機(PS5やハイエンドPC)と比べるとやや控えめです。細部までリアルに描写できるものの、映像処理の限界から「もっと鮮やかに見せたい」と思う場面もあります。それでも、対応タイトルでは色の深みや陰影がしっかり増すため、FHD環境でも画質の違いを感じやすいのは確かです。PS4の性能を最大限に引き出すには、解像度だけでなくHDRの有無にも注目してモニターを選ぶことが大切です。

3. テレビとゲーミングモニターの違い

3-1. 応答速度の差(テレビ5ms前後 vs モニター1ms以下)

応答速度とは、画面上の色が別の色に切り替わるまでのスピードを表す数値で、ゲームプレイにおいて非常に重要な指標です。例えば、一般的な家庭用テレビの応答速度は約5msですが、ゲーミングモニターでは1ms以下のモデルが主流です。この違いは、キャラクターやオブジェクトの動きがどれだけクリアに見えるかに直結します。

FPSや格闘ゲームのような瞬時の判断が求められるタイトルでは、この数ミリ秒の差が勝敗を分けることも珍しくありません。プロゲーマーがこぞってゲーミングモニターを使用しているのもこのためです。PS4の性能を最大限に活かせるわけではなくても、応答速度の恩恵だけでもモニターに変える価値は十分にあります

3-2. リフレッシュレートの差(60Hz vs 120Hz以上)

リフレッシュレートとは、1秒間に画面を何回更新できるかを表す数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」です。PS4は最大で60Hz(60fps)にしか対応していません。これに対して、ゲーミングモニターには120Hzや144Hz、さらには240Hz以上に対応したものまであります。

しかし、ここで注意が必要なのは、PS4では120Hz以上の映像は出せないということ。そのため、高リフレッシュレートのモニターを使っても、その性能をフルに発揮することはできません。とはいえ、モニターのほうで75Hzや60Hzに対応していれば、安定した描写で快適にプレイが可能です。コスパを重視するなら、PS4向けには75Hz程度のモデルがバランスの良い選択です。

3-3. 入力遅延(インプットラグ)が勝敗に与える影響

入力遅延、いわゆる「インプットラグ」は、コントローラーで操作してから、実際に画面に反映されるまでのタイムラグのことを指します。この遅延が大きいと、操作と動作にズレが生じてしまい、とくにFPSや格ゲーなどの対人ゲームでは大きなハンデになります。

家庭用テレビは画質を向上させるための画像処理が多く、インプットラグが大きくなりやすいという特徴があります。一方で、ゲーミングモニターは入力遅延を最小限に抑える設計がされています。たとえば、「BenQ ZOWIE XL2411K」や「Acer KG251QGbmiix」のようなモニターは、0.7ms〜1msの応答速度に加えて、遅延の少ない処理回路を搭載しています。

PS4の性能をフルに活かせないとはいえ、操作と反応の一体感を求めるなら、ゲーミングモニターの導入は有効な手段といえるでしょう。

3-4. サイズと視認性:大画面テレビと24〜27インチモニターの違い

テレビは一般的に40インチ以上の大画面が多く、リビングなどの広い空間で楽しむのに適しています。一方で、ゲーミングモニターは24~27インチのサイズが主流です。このサイズ感が、実はゲームプレイにおいて大きなアドバンテージを生みます。

特に対戦ゲームでは、視線移動の少なさが重要になります。大画面テレビだと目を大きく動かす必要があり、敵の出現やHUD情報の把握が遅れがちになります。それに比べて、24インチのモニターであれば画面全体を視界に収めやすく、反応速度が向上します。

また、モニターはパーソナルな距離感で設計されているため、長時間のプレイでも目が疲れにくいのも利点です。「敵の動きが見えにくい」「エイムが合わせづらい」と感じている方は、サイズを見直すことで改善する可能性があります

3-5. まとめ

PS4においてゲーミングモニターが「意味ない」と言われる理由の多くは、本体のスペック上限(60fpsやFHD)にあるとわかります。しかし、それでもテレビよりも応答速度が速く、インプットラグが少ないモニターを選べば、明確にゲーム体験は向上します。

特にFPSや格闘ゲームのような対戦要素が強いタイトルでは、勝敗を左右するような差が生まれるのです。価格帯を抑えながらも、PS4に適したゲーミングモニターを選ぶことで、最小の投資で最大のパフォーマンスが得られます。

大画面テレビの迫力も捨てがたいですが、本気でゲームに勝ちたい、もっと楽しみたいという方にはゲーミングモニターがおすすめです。

4. 「意味ない」と言われる理由を検証

4-1. PS4では120Hz以上のモニター性能を活かせない

PS4の映像出力は最大60Hz(60fps)までに制限されています。そのため、モニター側が120Hzや144Hz、あるいは240Hzといった高リフレッシュレートに対応していたとしても、PS4のゲーム画面は60Hzまでしか表示できないのです。この制約はPS4 Proでも同じで、たとえ「144Hz対応」と大きく書かれたゲーミングモニターを接続しても、表示上は60Hzに固定されてしまいます。

つまり「モニターのスペックを持て余す」状態になるため、わざわざ高リフレッシュレートのモニターを用意しても意味がないと感じる人が多いのです。特に「FPSや格闘ゲームでより滑らかな映像を楽しみたい」と思っている人にとっては、この仕様は少し物足りなく映るかもしれません。

PS5では120Hz対応タイトルが登場しているため、PS4世代との違いがよりはっきり出ています。その比較を知ってしまうと「PS4に高性能モニターを使っても限界がある」という意見が出るのも自然だといえます。

4-2. 高価なゲーミングモニターを買っても体感差が小さいケース

ゲーミングモニターは応答速度1msや高リフレッシュレート対応など、スペック面で非常に優秀です。しかし、PS4環境では先ほど説明したように60Hzまでの表示に制限されてしまうため、モニターの実力を発揮しきれません。その結果、2万円台のフルHDモニターと、10万円近い高級ゲーミングモニターの違いが思ったほど体感できないこともあります。

特にシングルプレイ中心のユーザーや、アクション性の少ないタイトルを楽しむ人の場合、映像の違いを細かく比較する機会が少ないため「高いモニターを買ったのにあまり変わらない」と感じてしまいやすいのです。

もちろんIPSパネルによる色の鮮やかさや、HDR対応による美しい映像表現といった部分は向上しますが、「フレームの滑らかさ」という軸では差が限定的になるケースが多いといえます。

4-3. RPGやシミュレーションなどでは恩恵が少ない

PS4のゲームラインナップには、RPGやシミュレーションといった動きの激しさよりも物語や演出を重視するジャンルが数多く存在します。例えば「ペルソナ5」や「ファイナルファンタジーXV」のような作品では、戦闘中のアクションがあっても基本的には落ち着いたテンポで進行します。このようなゲームでは1秒間に120回映像を描画する必要性が低く、むしろ画面の美しさや表示の安定感の方が重視されるのです。

またシミュレーションゲームやノベルゲームのように、画面の切り替えが緩やかで入力反応速度をそこまで求めないジャンルにおいては、高リフレッシュレートモニターを使ったからといって大きな違いを体感できません。このため「RPG主体で遊ぶなら普通のモニターで十分」と考えるユーザーも多く、「ゲーミングモニターは意味がない」と言われる理由のひとつになっています。

4-4. 実際のユーザーの声(SNS・レビューから)

SNSやレビューを見てみると、PS4ユーザーの間では「ゲーミングモニターを買ったけど違いがよく分からない」という声が少なくありません。特にTwitterやAmazonレビューでは「PS5なら活かせるけど、PS4だと60Hz止まりだから微妙」といった意見が目立ちます。

一方で「応答速度の速いモニターに変えてから遅延が減った気がする」といったポジティブな感想もあり、必ずしも全員が無意味と感じているわけではないようです。ただ、全体的な傾向としては「大きな違いを体感できるのはPCやPS5と組み合わせたとき」という評価が多く、PS4だけで使う場合にはコストに見合った満足度を得にくいという意見が主流です。

こうしたユーザーの生の声が、「PS4にゲーミングモニターは意味がない」と語られる背景を強く裏付けているといえるでしょう。

5. それでもゲーミングモニターを使うメリット

5-1. FPS・TPS・格ゲーで応答速度の差が勝敗に直結

ゲーミングモニターの最大の魅力の一つが、圧倒的に速い応答速度です。特にFPSやTPS、格闘ゲームのような「一瞬の反応」が勝敗を左右するタイトルでは、応答速度の違いが結果に直結します。

一般的なテレビの応答速度は約5msほどが主流ですが、ゲーミングモニターでは1ms以下のモデルも多く存在します。この「4msの差」は、0.004秒。たったそれだけと思うかもしれませんが、たとえば『Call of Duty』『ストリートファイター』のようなゲームでは、敵を発見して撃つ、技をガードする、といったアクションにおいてこの差が致命的です。

実際に多くのプロゲーマーが「応答速度1ms未満」のモニターを使用しています。これは勝つための武器であり、勝ちたい人にとっては「妥協できない要素」と言えます。

5-2. 画面の残像が減り、敵の視認性が上がる

もう一つ大きなポイントは、ゲーミングモニターでは「残像感が少ないクリアな映像」が得られるということです。これは応答速度だけでなく、リフレッシュレートの高さにも関係しています。

PS4の上限は60fpsですが、モニター側が75Hzや144Hzに対応していると、映像の描画がより滑らかになります。このことで、敵の動きがクッキリと見え、追いエイムがしやすくなるというメリットが生まれます。特に、視認性が重要な『フォートナイト』や『レインボーシックス シージ』のようなタイトルでは、ほんの一瞬で相手を視認できるかどうかが勝負を分けます。

また、「BenQ ZOWIE XL2411K」のようなゲーミングモニターには、「Black eQualizer」「Color Vibrance」といった視認性向上機能も搭載されており、暗所に隠れた敵さえも見逃さないというアドバンテージを得られます。

5-3. 長時間プレイで目が疲れにくい設計(ブルーライト軽減など)

ゲームに熱中すると、ついつい何時間も画面を見続けてしまいますよね。そんなときに重要なのが目への優しさです。

ゲーミングモニターにはブルーライト軽減機能や、フリッカーフリー技術(画面のちらつきを抑える機能)が搭載されているものが多く、長時間のプレイでも目の疲れを抑えられるように設計されています。

たとえば「Acer KG251QGbmiix」などは1万円台という価格帯でありながら、ブルーライト軽減機能を標準搭載しています。テレビには搭載されていないことも多いこの機能があるだけでも、「次の日に目が重い」と感じることが減るでしょう。

お子さんや家族と共有して使う場合にも、こうした目に優しいモニターを選ぶのは健康面でも賢い選択です。

5-4. 将来的にPS5でも使える「投資」としての価値

「今はPS4だからゲーミングモニターは意味ない」と思っている方でも、将来的にPS5への買い替えを検討しているなら、話は別です。

PS5は最大で120fps、8K出力にも対応しており、ゲーミングモニターの性能を十分に活かせる環境が整っています。PS4では60fpsが限界でも、モニターの性能が無駄になるわけではありません。たとえば、現在人気の「LG 27GN950-B」は、4K・144Hz・1ms対応というハイスペックで、PS5でもそのまま快適に使えます

また、PCゲームやNintendo Switch、将来の次世代機などにも流用可能ですので、長い目で見れば「コスパの良い買い物」だと言えるでしょう。数万円の投資で、今後何年も快適なゲーム環境が手に入ると考えれば、決して高すぎる出費ではありません。

つまり、今PS4で使ったとしても、「無駄にならない未来の投資」になるのがゲーミングモニターの魅力の一つです。

6. PS4ユーザー向けおすすめモニターの選び方

PS4でゲームを遊ぶとき、「普通のテレビで十分じゃないの?」と思う人も多いです。
でも、実際にはモニター選びで快適さや楽しさが大きく変わるのです。ここではPS4ユーザーに向けて、コスパ重視からハイスペック志向まで、用途に合わせたおすすめモニターの選び方を解説していきます。

6-1. コスパ重視なら「FHD+1ms+60Hz〜75Hz」モデル

PS4の標準モデルはフルHD(1920×1080)出力が基本です。
そのため、無理に高価な4Kモニターを選ばなくてもフルHD解像度で応答速度が速いモニターを選ぶだけで十分効果を感じられます。特に、応答速度1msやリフレッシュレート60Hz~75Hzのモデルなら、動きの速いアクションやFPSでもブレが少なく、反応の遅れを抑えられます。

たとえば、Acerの「Nitro VG240Ybmiix」やBenQの「GW2480」は、1万円台後半から購入できるコストパフォーマンスの高いフルHDモニターです。このクラスでも映像の鮮明さやレスポンスの速さが格段に良くなり、テレビでプレイしていたときの遅延を強く感じていた人にとっては大きな違いになります。

6-2. PS4 Proなら「4K対応+HDR対応」モニターも検討可能

PS4 Proを使っているなら、映像をもっときれいに楽しめる4K解像度+HDR対応モニターも候補に入ります。
4Kの解像度では背景の細かい描写まで鮮明に映し出され、HDR対応によって明るい部分と暗い部分のコントラストがくっきり表現されます。そのため、オープンワールド系や映像美にこだわったタイトルでは臨場感が大きく高まります。

例えば、LGの「27UL500-W」は27インチで4K HDR対応、価格も3万円台と手に届きやすいモデルです。PS4 Proの性能を活かして、美しいグラフィックをじっくり味わいたい人にはおすすめの選択肢です。

6-3. 応答速度と入力遅延を最優先にすべき理由

モニター選びで最も重視すべきなのが応答速度と入力遅延です。
応答速度とは、画面の色が切り替わる速さのことで、これが遅いと残像が目立ちます。
入力遅延は、コントローラーで操作してから画面に反映されるまでの時間差を指します。特にFPSや格闘ゲームでは、このわずかな遅延が勝敗を左右することもあります。

テレビでは映像処理が重く、0.1秒ほど遅れるケースもあります。
一方、ゲーミングモニターなら1msクラスの応答速度や低遅延モードを搭載しているため、操作がそのまま直感的に反映されます。「操作しているのにワンテンポ遅れる」というストレスをなくすためにも、この2つの性能は最優先で考えるべきです。

6-4. 実際の人気モデル例(Acer・BenQ・LG など)

ここでは実際にPS4ユーザーから人気を集めているモデルをいくつか紹介します。いずれも価格と性能のバランスが取れており、初めてモニターを導入する人でも安心して選べるものばかりです。

  • Acer Nitro VG240Ybmiix:23.8インチ、FHD、1ms応答、IPSパネルで視野角も広く、コスパ重視の定番。
  • BenQ ZOWIE XL2411K:24インチ、FHD、144Hz対応(PS4では60Hzまでだが、低遅延性能が優秀)。
  • LG 27UL500-W:27インチ、4K HDR対応、PS4 Proユーザーに人気の1台。

これらのモデルは、価格帯は2万円台から4万円前後と幅広いですが、いずれもPS4での快適プレイに必要な要素をしっかり満たしている点がポイントです。モニターを導入するだけで、ゲームの見え方や操作感が大きく変わるので、自分のプレイスタイルに合わせて選ぶと満足度が高まります。

7. PS4でゲーミングモニターを買うと損するケース

PS4を使ってゲームを遊ぶときに、「ゲーミングモニターを買った方が良いのでは?」と考える人は多いです。
しかし実際には、せっかくお金をかけても性能を活かしきれないケースがいくつもあります。
ここではPS4ユーザーがゲーミングモニターを買っても損をしてしまう代表的なパターンを紹介します。自分のプレイスタイルに当てはまるかどうかを確認してみてください。

7-1. 高性能240Hz以上のモニターを購入する場合

最近のゲーミングモニターは、240Hzや360Hzといった超高リフレッシュレートに対応したモデルが人気です。
たとえば「BenQ ZOWIE XL2546K」や「Acer Nitro XV252QF」といった機種は、eスポーツ大会でも使われるほどの性能を持っています。
しかしPS4が出力できるのは最大でも60Hz(60fps)までです。つまり、240Hz対応のモニターを接続しても、その能力の4分の1しか発揮できないことになります。

240Hz以上のモニターは価格も高額で、4万円から6万円以上することが一般的です。
そのため、PS4専用として使う場合は宝の持ち腐れになりやすいのです。もし将来的にPS5やゲーミングPCで使う予定があるなら話は別ですが、「PS4だけで使う」のであればコストパフォーマンスは悪くなってしまいます。

7-2. RPGやオフライン中心のプレイヤーの場合

ゲーミングモニターが真価を発揮するのは、動きの速いFPSや格闘ゲームなどです。
「Call of Duty」や「Apex Legends」などのシューティングでは、応答速度の速さやリフレッシュレートの高さが勝敗に直結するため、恩恵を受けやすいのです。

しかし一方で、「ドラゴンクエストXI」や「ファイナルファンタジーXV」のようなRPG、あるいは「モンスターハンターワールド」のようにオフラインでもじっくり遊べるタイトルが中心の人にとっては、それほど大きな違いを感じられません。

こうしたゲームは映像の美しさやストーリー体験がメインです。
そのため、わざわざ高額なゲーミングモニターを買わなくても普通のフルHDテレビや一般的なモニターで十分に楽しめるのです。ゲームのジャンルやプレイスタイルによっては、ゲーミングモニターの性能を活かせない可能性が高いといえるでしょう。

7-3. 安価なテレビで十分に満足している場合

最近のテレビは、低価格帯でもかなりの性能を持っています。
たとえば3万円前後で買える40インチクラスのフルHDテレビでも、発色や音質は十分に良く、カジュアルにゲームを楽しむには何の問題もありません。特にリビングで家族と一緒に遊ぶ場合や、画面の大きさを重視する人にとってはむしろテレビの方が快適に感じられることも多いです。

また、PS4はそもそも60Hz出力までなので、「テレビだから遅延が気になる」という場面もそれほど多くありません。
格闘ゲームやシューティングをガチでやり込みたい場合は別ですが、そうでなければ安価なテレビでも十分満足できるのです。そのため、現状の環境に満足しているなら、わざわざゲーミングモニターを買い替える必要はありません。

8. PS5との違いを踏まえた検討

8-1. PS5では最大120fps・4K・将来的に8Kまで対応

PlayStation 5は、前世代のPS4と比べて大幅に性能が進化しています。PS4が最大でフルHD・60fpsが基本だったのに対し、PS5では最大120fpsの滑らかな映像を楽しめます。さらに、解像度は4Kに標準対応しており、将来的にはソフトウェアアップデートなどを通じて8K出力までサポート予定です。この違いはとても大きく、従来のPS4では描写しきれなかった微細な質感やリアルな光の反射が、PS5ではしっかり再現されます。

たとえば「Call of Duty: Modern Warfare II」や「Fortnite」といったタイトルでは、120fps対応モードを選べば操作がよりスムーズになり、敵の動きも認識しやすくなります。映像がなめらかになることで、プレイ中の反応速度にも影響が出るため、勝敗を分ける重要な要素となります。この点を考えると、PS4時代に「ゲーミングモニターは意味がない」と言われていた理由が、PS5では当てはまらなくなることが理解できるでしょう。

8-2. PS5でのゲーミングモニター導入メリット(応答速度・4K映像)

PS5を本格的に楽しむなら、対応するゲーミングモニターを選ぶことは大きな意味を持ちます。その理由のひとつが応答速度の速さです。一般的なテレビでは5ms〜10ms程度の応答速度が多いですが、ゲーミングモニターなら1ms前後に抑えられるモデルが数多くあります。応答速度が速いと残像が少なくなり、シューティングゲームや格闘ゲームなど、瞬時の判断が求められるジャンルで大きな違いを感じられます。

さらに、PS5が出力できる4K映像を忠実に再現できるのもゲーミングモニターの強みです。HDR対応のモニターであれば、暗いシーンの陰影や光の眩しさがよりリアルに表現され、臨場感が一段と増します。とくに「Horizon Forbidden West」や「グランツーリスモ7」のようなグラフィックにこだわった作品では、通常のフルHDモニターでは味わえない迫力を体験できます。

また、HDMI 2.1に対応したモニターを選べば、120fpsでの4K出力も可能となります。これにより、映像の滑らかさと解像度の高さを同時に享受できるため、PS5の性能を余すところなく発揮できる環境が整います。

8-3. 「PS4からPS5に移行予定」の人はどう選ぶべきか

現在PS4を使っている人の中には、「ゲーミングモニターはPS4ではあまり意味がない」と感じている方もいるかもしれません。実際、PS4は60fpsやフルHDが上限となるため、モニターの性能をフル活用できる場面は限られていました。しかし、今後PS5に移行する予定があるなら、今からモニターを選んでおくことは十分に価値があります。

選ぶポイントとしては、まずリフレッシュレート120Hz以上に対応しているかを確認しましょう。PS5の性能を活かすためには、60Hzのモニターでは不十分です。また、将来的に長く使うことを考えると4K解像度対応のモニターを選ぶのが安心です。さらに、HDMI 2.1対応であるかどうかも重要なチェックポイントとなります。

もし予算に余裕があるなら、IPSパネルやHDR対応のモデルを選べば、映像の美しさや色の正確さも向上します。一方で、予算を抑えたい人はまず「応答速度が速いフルHD・120Hz対応モニター」を選び、将来4Kモニターに買い替えるという方法もあります。大切なのは、自分が今後どのようなゲーム体験を求めるのかを考えて選択することです。

9. まとめ

9-1. 「PS4でゲーミングモニターは意味ない」は半分正解・半分誤解

「PS4にゲーミングモニターをつないでも意味がない」と耳にすることは少なくありません。たしかにPS4は最大60fpsまでの出力に制限されており、144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートのモニターをつないでも本来の性能を発揮できないのは事実です。この点だけを切り取れば「意味がない」という意見は正しいといえるでしょう。

しかし実際には応答速度の速いゲーミングモニターを使うことで、映像の残像感が少なくなり、よりスッキリした見え方になります。特に一般的なテレビは映像処理が多く遅延が発生しやすいため、格闘ゲームやFPSをプレイするときには不利になってしまうこともあります。そのため「意味がない」と断言してしまうのは誤解であり、半分正解・半分誤解と言えるのです。

9-2. 対戦ゲームを重視するなら十分意味がある

PS4で「Call of Duty」や「Apex Legends」、あるいは「ストリートファイターV」といった対戦型のゲームをプレイする場合、ゲーミングモニターは大きなアドバンテージをもたらします。理由はシンプルで、映像入力の遅延が少なくなるからです。たとえば一般的なテレビでは遅延が30ms以上になることも珍しくありませんが、ゲーミングモニターなら1ms〜5ms程度に抑えられるものもあります。この差はコンマ数秒の反応が勝敗を左右するゲームでは決定的です。

また、PS4の出力が60fpsに固定されているとしても、モニター側が高リフレッシュレートに対応していれば、入力遅延を抑えつつなめらかに表示できるケースもあります。「勝ちにこだわりたい」「できるだけ快適にプレイしたい」と考える人にとって、ゲーミングモニターを導入する価値は十分にあるのです。

9-3. 将来のPS5活用も視野に入れて選ぶのが賢い

さらに長期的な視点で考えると、PS4用に買ったモニターはPS5でも使える投資になります。PS5は120fps出力に対応しており、HDMI2.1端子を備えたモデルであれば4K/120Hz表示も可能です。この点を踏まえると、PS4で遊ぶ現在はもちろん、次世代機であるPS5に移行したときにも性能を発揮できるゲーミングモニターを選ぶのが合理的です。

実際にソニー公式が推奨している「INZONE」シリーズや、ASUS・BenQなどのゲーミングブランドは、PS5向けに最適化されたモニターをラインナップしています。そのため、今すぐPS4だけで考えるのではなく、将来的にPS5でも快適に遊ぶことを見据えて購入すれば、長く満足できる選択になるでしょう。