もう迷わない!配信マイクのおすすめ・安い人気モデルを厳選紹介

「配信を始めたいけど、マイク選びに悩んでいる」「できるだけ安く、でも音質は妥協したくない」――そんなお悩み、ありませんか?

この記事では、初心者の方でも失敗しにくい“安くて高音質”な配信マイクを厳選してご紹介します。接続方式やマイクの種類、用途別のおすすめモデルから、価格帯ごとの比較、さらにはノイズ対策や便利な周辺機器まで、これを読めばマイク選びの基本がすべてわかります。

目次

1. はじめに

1-1. 配信初心者にもベストな“安くて高音質”なマイクを紹介します

初めてのゲーム配信や実況にチャレンジしたいと考えている方にとって、「マイク選び」は非常に重要なポイントです。とはいえ、「何万円もするマイクはちょっと手が出ない…」という方も多いのではないでしょうか。実際、プロ向けの高級マイクも数多くありますが、今は5,000円以下でもしっかりとした音質のマイクがたくさん登場しています。

この記事では、そんな「安いのに音質が良い」と評判の配信用マイクに絞ってご紹介します。どのマイクも配信に必要な基本機能はバッチリ備えていて、初心者でも扱いやすく、なおかつコスパも抜群。機材に詳しくない方でも、安心して選べるように、具体的な製品名や特徴も交えて解説します。これから配信を始めるあなたにとって、ピッタリの一台がきっと見つかるはずです。

たとえば、SONY ECM-PCV80Uは約3,000円で購入できる超低価格ながら、USB接続・スタンド付き・軽量設計で人気を集めている定番モデルです。また、FIFINE K670のようなゲイン調整付きマイクも7,000円前後で手に入るため、「とりあえず高音質に始めたい」という方にもぴったり。この記事を参考にすれば、「安かろう悪かろう」ではなく、“安くて使える”マイクに出会えるでしょう。

1-2. なぜ今「安い配信マイク」が注目されているのか?

ゲーム実況やライブ配信が一般的になった今、「とにかく始めてみたい」というライトユーザーが急増しています。この流れを受けて、安価でも高性能な配信用マイクが続々と登場し、人気を集めているのです。かつては1万円以上が当たり前だったコンデンサーマイクも、最近では5,000円以下で購入できるモデルが多数登場しています。

その背景には、テクノロジーの進化とユーザーのニーズの変化があります。たとえば、「MAONO AU-A04」のようなマイクは、アームスタンドやポップガードなど配信に必要なアクセサリーが最初からセットになっており、セットで5,000円以下という驚きの価格。「これから本格的に始めたいけど、初期投資は抑えたい」と考える方には、非常に魅力的な選択肢です。

また、配信ソフト(OBSなど)の普及により、USB接続のマイクでも高品質な音声配信が可能になったことも大きな要因の一つです。以前はXLRマイクとオーディオインターフェースが必要だった高音質配信も、今ではUSB一本で解決する時代に。そのため、「コスパの良いUSBマイク」がますます注目されているのです。

さらに、ゲーム実況者やVTuberなどの影響で「自分もやってみたい!」という人が増えていることも見逃せません。人気配信者が使用しているマイクとして紹介されているモデルは、比較的安価なものも多く、手軽に“憧れの環境”を再現できるのも人気の理由です。

このように、安いマイクが注目されている理由は、価格の手頃さだけでなく、配信に必要な機能をしっかり備えている点にもあります。今や「高音質=高価格」という常識は過去のもの。これからの時代は、賢く選べば予算を抑えてもしっかり配信できる時代なのです。

2. まず知っておきたい!配信マイク選びの基本知識

配信をはじめてみようと思ったとき、マイク選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

音質が悪いと、どれだけトークが上手でも視聴者の離脱を招いてしまいます。

でも安心してください。

ここでは、配信用マイクを選ぶうえで欠かせない「5つの基本知識」について丁寧に解説していきます。

2-1. 接続方式(USB vs XLR)で選ぶ:あなたのPC環境に合うのはどっち?

まず最初に注目したいのが、マイクの「接続方式」です。

マイクは大きく分けて「USB接続」と「XLR接続」の2種類があります。

USB接続は、パソコンに直接挿すだけで使えるため、配信初心者に最適。

例として、FIFINE K670audio-technica AT2020などがあり、手軽さとコスパを兼ね備えています。

一方で、XLR接続は、オーディオインターフェースという専用機器が必要ですが、その分音質は非常にクリアで、ノイズも少なめです。

プロ仕様のRODE NT1Aなどが代表格で、音質に本気でこだわりたい方に向いています。

最近では、OBSなどの配信ソフトのおかげで、USBでもPC音声とマイク音声の同時配信が可能になっています。

そのため、よほど音質にこだわるのでなければ、まずはUSB接続からスタートするのがおすすめです。

2-2. 指向性の違いで音の拾い方がまるで違う:単一指向性がおすすめな理由

マイクには「どの方向の音を拾うか」を示す指向性という特徴があります。

配信用には、単一指向性(カーディオイド)タイプが最もおすすめです。

単一指向性とは、マイク正面の音をしっかり拾い、周囲の雑音をカットする構造です。

たとえば、Razer Seiren XMAONO AU-A04などがこれに該当し、自分の声だけをクリアに伝えたい配信者にぴったりです。

一方で、無指向性や双指向性のマイクは、複数人での会話やインタビューなどには便利ですが、環境音も拾いやすいため、配信ではあまり向いていません。

迷ったら単一指向性を選んでおけば間違いありません。

2-3. コンデンサー型 or ダイナミック型? 配信者に適したマイクの種類

マイクには大きく分けて「コンデンサー型」と「ダイナミック型」の2種類があります。

配信用には、音の細かいニュアンスを拾えるコンデンサー型が圧倒的におすすめです。

たとえば、HyperX QuadCastBlue Yetiなどはコンデンサー型で、高感度・高音質な録音が可能です。

一方、ダイナミック型は耐久性に優れていて、騒がしい場所での使用には向いていますが、感度が低めなため、自宅配信では物足りなく感じることがあります。

初心者でも手軽に高音質を実現できるコンデンサーマイクは、実況者・配信者にとって最も人気のある選択肢になっています。

2-4. 配信にあると便利な5つの機能(ミュート・ゲイン調整など)

配信マイクには、あると非常に便利な5つの機能があります。

  • ゲイン調整:声の大きさや環境に応じてマイクの感度を細かく調整できます。例:FIFINE K670、Blue Yeti。
  • ミュートボタン:咄嗟に音声を切りたいときに便利。例:HyperX QuadCast、Razer Seiren X。
  • ポップガード:破裂音(パ行など)を和らげてくれます。MAONOのセットには標準で付属。
  • ショックマウント:机の揺れなどが音に伝わるのを防ぎます。HyperX QuadCastに内蔵。
  • イヤホン出力端子:自分の声をリアルタイムで確認できる。Seiren Xなどが対応。

こうした機能がついているかどうかで、配信の快適さやクオリティが大きく変わってきます

予算に余裕があれば、これらの機能が揃ったモデルを選ぶと、長く使えて満足度も高くなります。

2-5. ノイズが気になる人向けの対策ガイド:アプリ・ポップガード・設置環境

配信中に気になるのが、「ノイズ」や「雑音」です。

これを防ぐためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

まず、ハード面ではポップガードやマイクスポンジが効果的です。

息によるノイズを減らしてくれるため、MAONOのようなセット品は非常にありがたいですね。

また、指向性のあるマイク(単一指向性)を正しく使えば、周囲の音をかなりカットできます。

設置位置も重要で、口元から少し離して角度をつけることで雑音を拾いにくくなります。

さらに、「OBS Studio」などの配信ソフトにはノイズ抑制フィルターがあります。

これを活用すれば、キーボードの音やエアコンの音など、余計な音を自動的にカットしてくれます。

ハードとソフトの両面から工夫することで、視聴者にとって快適な音質の配信が可能になります。

3. 【用途別】あなたにぴったりの配信マイクはこれだ!

3-1. 雑談配信・ラジオ風トーク向けマイクの選び方とおすすめ

雑談配信やラジオ風のトーク配信では、声がクリアに伝わることが最も大切です。
そのため、単一指向性のコンデンサーマイクが理想的です。これにより、自分の声だけをしっかりと拾い、周囲の雑音を最小限に抑えることができます。
特に、配信中に親しみやすい雰囲気を出したい場合には、USB接続タイプで、接続も簡単なモデルが使いやすいです。

おすすめはFIFINE K670です。
このマイクはUSB接続のコンデンサー型で、ゲイン調整ダイヤルが本体に付いているため、話しながら音量を細かく調整することが可能。
また、価格も約7,000円と非常にリーズナブルで、Amazonのレビューでも高評価が続出しているモデルです。
外観もシンプルでスタイリッシュなので、デスクに置いても悪目立ちしません。
「はじめての雑談配信」にぴったりの一本です。

3-2. ゲーム実況・FPS配信に最適なマイクの選び方とおすすめ

ゲーム実況、特にFPS系の配信では、ノイズが少なく、素早く音を伝える性能が重要です。
また、ゲイン調整やミュートスイッチなどがついていると、激しい場面でもとっさに対応できるので便利です。

ここでのおすすめはHyperX QuadCast
4種類の指向性(単一・無・双・ステレオ)を切り替えられ、ショックマウント・ポップフィルター・ミュートスイッチなど、実況に必要な機能がすべて揃っています。
しかも、価格帯は約18,000円と決して高額ではなく、実況者人気ランキング1位という実績付き。
見た目も赤のLEDが光るゲーミング仕様で、視聴者の目を引きます。

FPSのような繊細な音を扱うジャンルでは、このレベルのマイクを使うことで、ゲームの臨場感がそのまま視聴者に伝わる配信が可能になります。

3-3. Vtuber・歌ってみた用途でおすすめの高感度マイクとは?

Vtuber活動や「歌ってみた」配信では、声の細かなニュアンスまで正確に拾える高感度なマイクが求められます。
そのため、XLR接続の本格的なコンデンサーマイクを選ぶのが理想ですが、初めてならUSBでも十分対応できます。

プロ仕様を目指すなら、RODE NT1-Aが最適です。
ヒカキン氏も使用しているこのマイクは、スタジオ録音でも使われるほどのクオリティで、音の透明度・解像度が非常に高いのが特長。
価格は約25,000円ですが、その性能は折り紙付き。特に歌の録音や感情のこもったナレーションには最適です。

もっと気軽に始めたい場合は、audio-technica AT2020もおすすめ。
1万円前後で購入でき、クリアな音質と高コスパで、配信界隈の定番マイクとも言われています。
Vtuber活動で「とりあえずちゃんとしたマイクがほしい」という方にも安心の一本です。

3-4. ASMRや音フェチ系配信で使われるマイクの特徴とは?

ASMRや音フェチ系の配信では、耳元でささやくような音や細かな環境音を正確に届ける必要があります。
そのため、ステレオ録音対応で、感度が非常に高いコンデンサーマイクが必要です。

この用途に向いているのが、Blue Microphones Yeti
USB接続ながら、単一・双・無指向性・ステレオの切り替えが可能で、ASMRのような立体感のある音をしっかりと収録できます。
また、マイク本体でゲイン調整とミュートも可能なので、配信中の音質管理が非常に楽です。

価格は16,000円前後とやや高めですが、「迷ったらこれ!」と言われるほど人気の定番モデル
初めてのASMR配信にも、本格派にもおすすめできます。

4. 【価格帯別】配信マイクおすすめランキング【2025年版】

4-1. 【~3,000円】超格安!最低限の機能で十分な人向けモデル

配信をとりあえず始めてみたい人にとって、まず気になるのが「できるだけ安いマイクで大丈夫か」という点です。3,000円以下のモデルは機能がシンプルですが、ノイズカット機能や簡易スタンドがついているものも多く、初めての配信には十分対応できます。

例えば「FIFINE K669B」のエントリーモデルや「エレコム USBスタンドマイク」などは、USB接続でパソコンに差すだけで使えるので、機材に詳しくない人でも安心です。指向性は単一指向性(カーディオイド)が主流で、周囲の雑音をある程度抑えて声をクリアに拾ってくれます。

ただし、この価格帯は音質にこだわるというよりも、「声をしっかり届ける最低限の環境を整える」という意味合いが強いです。雑談配信やゲーム実況を軽く試してみたい人におすすめです。

4-2. 【~7,000円】配信デビューにぴったり!コスパ重視の人気モデル

配信を続けていくと「もう少し音質を良くしたい」と思う人が多いです。7,000円前後のモデルは、まさにそのニーズに応えてくれるコストパフォーマンスの高いマイクが揃っています。この価格帯では「FIFINE K669B(USBコンデンサーマイク)」や「サンワサプライ コンデンサーマイク MM-MCU02BK」が人気で、どちらもUSB接続対応。

エコーやポップノイズを抑える性能があり、会話や実況で相手に聞き取りやすい声を届けられます。さらに三脚スタンドやポップガードが付属する製品もあり、別途アクセサリーを買わなくても配信環境を整えやすい点も魅力です。特にゲーム配信や歌ってみたの入門用として選ぶ人が多く、「低価格だけど音質の安心感が欲しい」という人にぴったりです。

4-3. 【~15,000円】1ランク上の音質を狙う人に!多機能モデルが揃う

配信を本格的に楽しみたい人には、15,000円前後のマイクがおすすめです。この価格帯では高音質かつ多機能なモデルが一気に増えます。代表的な製品は「Blue Snowball iCE」や「FIFINE T669」。どちらもUSB接続で簡単に使えるうえ、集音性能が高く、声の細かなニュアンスまでしっかり拾ってくれます。

指向性も単一指向性だけでなく、全指向性(全方向から集音)に切り替えられるモデルがあり、用途に応じて柔軟に対応できます。さらにこの価格帯のマイクは付属品も豪華で、ショックマウントやアームスタンドが最初から揃っているケースもあります。

これにより、配信環境をプロっぽく整えたい人や、長時間配信を快適に行いたい人にとって大きなメリットになります。歌配信やゲーム実況をより高品質にしたい人にうってつけの価格帯です。

4-4. 【15,000円以上】長く使える配信者向けプロ品質マイク

15,000円を超えると、いよいよプロ仕様のマイクが選択肢に入ってきます。このクラスは音質に妥協したくない人や、将来的に配信を長く続けたいと考える人におすすめです。代表的なモデルは「Blue Yeti X」や「Audio-Technica AT2020USB+」。

USB接続はもちろん、XLR接続対応モデルもあり、オーディオインターフェースと組み合わせることで、さらにクリアで迫力のある音質を実現できます。指向性の切り替え機能を備えているものも多く、雑談配信、歌、対談、ゲーム実況など、どんな用途にも柔軟に対応可能です。

また、この価格帯のマイクは耐久性にも優れており、長期間使っても安定した音質を維持できます。「本格的に配信活動を続けたい」「マイクを買い替える手間を減らしたい」と考えている人に、まさに最適な選択肢です。一度このクラスのマイクを手に入れると、環境面での悩みは大幅に減るでしょう。

5. 人気マイク徹底比較【主要10製品のスペック早見表】

配信や実況で使うマイクを選ぶとき、「結局どれが一番いいの?」と悩んでしまいますよね。
そこでここでは、コスパに優れた主要な配信用マイク10製品をスペックで横並び比較し、それぞれのメリット・デメリットがひと目でわかるチャートにまとめました。
これを見れば、自分のニーズにぴったりの1本がきっと見つかるはずです。

5-1. 価格・指向性・接続・対応機能の横並び比較表

以下の表は、比較対象となる主要マイク10製品のスペックを一目でわかるように整理したものです。
価格帯や接続方式、指向性、ゲイン調整やミュートスイッチの有無まで確認できます。
用途・価格・機能性のバランスを考えて、最適な選択をしましょう。

製品名参考価格タイプ接続方式指向性ゲイン調整ミュート
SONY ECM-PCV80U約3,000円コンデンサーUSB単一××
HyperX QuadCast約18,000円コンデンサーUSB4種切替
audio-technica AT2020約10,000円コンデンサーUSB単一×
RODE NT1A約25,000円コンデンサーXLR単一××
Blue Yeti約16,000円コンデンサーUSB4種切替
Razer Seiren X約10,000円コンデンサーUSB単一(スーパーカーディオイド)
FIFINE K670約7,000円コンデンサーUSB単一
MAONO AU-A04約5,000円コンデンサーUSB単一××

低価格で選ぶなら「SONY ECM-PCV80U」や「MAONO AU-A04」が特におすすめです。
一方、高音質や多機能を重視するなら「HyperX QuadCast」や「Blue Yeti」が候補に挙がるでしょう。

5-2. 各製品のメリット・デメリット比較チャート(○×で可視化)

ここでは、上記のスペックに加え、ユーザー評価や使用感から見たメリット・デメリットを○×形式でまとめています。
「何を重視するか」を明確にすることで、迷わずにベストな選択ができますよ。

製品名価格の安さ音質の良さ初心者向けプロ仕様多機能性省スペース
SONY ECM-PCV80U××
HyperX QuadCast
audio-technica AT2020
RODE NT1A×××
Blue Yeti
Razer Seiren X
FIFINE K670
MAONO AU-A04×

「とにかく安く」「使いやすく」を求めるなら、MAONO AU-A04FIFINE K670は間違いのない選択肢です。
逆に、本格的に音質にこだわりたい人には、RODE NT1AHyperX QuadCastが非常に優れたマイクになります。
製品によって、強みと弱みがはっきりしているので、あなたの目的に合った一台を選びましょう。

6. Q&A|検索ユーザーの疑問をまとめて解決!

6-1. 安いマイクでも本当に「配信に使える」音質なの?

結論から言うと、安いマイクでも配信に十分使える音質のモデルは多く存在します。特に「SONY ECM-PCV80U」や「MAONO AU-A04」は、3,000〜5,000円台という価格にもかかわらず、明瞭な音声で配信が可能です。

たとえば「SONY ECM-PCV80U」はUSB接続でPCと簡単につなげられ、人気配信者の中でも入門用として使われることがあるほどの信頼感があります。また、レビューでも「ヘッドセットよりも音がクリア」「この価格でこの性能は驚き」という声が多く見られます。

もちろん、1万円以上のモデルと比べると音質の繊細さやノイズ処理は劣る面もありますが、実況やゲーム配信で使うにはまったく問題のないレベルです。初心者がまず試してみるなら、こうした安価なモデルから始めてみるのがオススメです。

6-2. ノイズが多いときはどうすればいい?設定 or アプリ対策?

ノイズが気になる場合は、マイク設定とアプリの両方から対策を取ることが効果的です。まずは物理的なマイクの種類と性能を見直してみましょう。

たとえば、単一指向性のマイク(FIFINE K670やRazer Seiren Xなど)は、正面の音だけを拾いやすく、周囲の雑音をある程度カットしてくれます。

次に、ノイズリダクションが可能な配信ソフト(OBSなど)の設定を活用することで、さらにノイズを軽減できます。また、PCのサウンド設定から「マイクブースト」を下げたり、ゲイン調整ができるモデルならダイヤルを適切に調整することで、ノイズを抑える効果があります。

さらに効果的なのが、ポップガードやマイクスポンジの使用。安価なモデルでも、これらのアクセサリーを組み合わせることで、ノイズをぐっと減らせます。

6-3. マイクの置き場所・角度で音質が変わるって本当?

はい、マイクの位置や角度は音質に大きく影響します。特に「単一指向性マイク」の場合は、マイクの正面で声を拾うように設置しないと、こもった音になったり、声が小さく聞こえることがあります

ベストな位置は、口元から15〜20cmほど離した距離で、マイクの正面に向けること。息が直接マイクに当たらないように、やや斜め下に向けるとさらに良いです。

「HyperX QuadCast」や「Blue Yeti」のように、指向性を変更できるマイクは、使用環境に合わせて設定を変えられるため便利です。また、アームスタンドを使えば、設置の自由度が増して最適なポジションを保ちやすくなります。

6-4. スマホ配信でも使えるUSBマイクってあるの?

USBマイクでも、変換アダプターを使えばスマホ配信に対応できるモデルはあります。たとえば「MAONO AU-A04」や「FIFINE K670」など、USB接続対応のマイクは、OTG対応のスマホやiPhone(Lightning to USBアダプター使用)で使用可能です。

ただし、すべてのスマホやOSに対応しているわけではないため、事前に自分のスマホがOTG機能(USBホスト機能)に対応しているか確認しておきましょう。

また、配信アプリによっては外部マイクをうまく認識しないこともあるため、事前にテストしておくのがおすすめです。

6-5. マイクだけでなく、必要な周辺機器ってある?(ポップガードなど)

はい、配信マイクをより快適に使うためには、いくつかの周辺機器があると便利です。まず真っ先に挙げたいのがポップガードやマイクスポンジです。

これらは、「パ行」や「サ行」などの息が強く出る発音によるノイズ(ポップノイズ)を軽減するために使われます。「MAONO AU-A04」のように、セットでポップガードやアームスタンドが付属しているモデルを選ぶのも賢い選択です。

他にも、以下のようなアイテムがあると便利です。

  • アームスタンド:机のスペースを広く保ちながら最適な位置にマイクを固定できる
  • ショックマウント:机の振動や衝撃音をマイクに伝えにくくする
  • オーディオインターフェイス:XLRマイク使用時に必要。高音質・ノイズ軽減にも役立つ

特に机でのタイピング音や振動が気になる方は、ショックマウントの導入をおすすめします。「HyperX QuadCast」など、ショックマウントが内蔵されているマイクもあり、こうしたモデルは振動ノイズに強いです。

7. 編集部おすすめモデルTOP3|初心者でも選びやすい!

「安くて高性能な配信マイクが欲しいけれど、選び方がわからない…」そんな初心者の方に向けて、ここでは編集部が厳選した“迷ったらこれ!”というベストバイマイク3選を紹介します。
どれも5,000円〜15,000円台とリーズナブルで、かつ音質・使いやすさ・拡張性のバランスが取れているため、配信初心者から中級者まで納得の内容となっています。

7-1. 「迷ったらこれ!」ベストバイマイク3選

① audio-technica AT2020
多くの実況者や配信者に支持されている定番のコンデンサーマイクです。
1万円前後の価格帯でありながら、高音質・高耐久・USB接続対応と三拍子そろった仕様。初めての配信用マイクにピッタリで、「何を選べばいいかわからない」という方はこのモデルを選んでおけば間違いありません。

② FIFINE コンデンサーマイク K670
「隠れた名品」とも言えるマイクです。シンプルなデザインながら、ゲイン調整やミュートスイッチも搭載
音質も非常にクリアで、5,000〜7,000円前後という価格は驚異的。
高評価レビューが非常に多く、コストを抑えつつも性能に妥協したくない方におすすめです。

③ HyperX QuadCast
やや予算に余裕がある方には、こちらのマイクが最適です。
見た目もゲーミングらしく、LEDライト搭載でデスク周りが映えるのも魅力。
4種類の指向性切替・ショックマウント内蔵・ポップガード付き・ミュートスイッチ搭載など、実況・配信に必要な機能がすべて詰まっています
ゲーム実況者の人気投票で1位を獲得するほどの実力派モデルです。

7-2. 各マイクのおすすめ理由と使用感レビュー

audio-technica AT2020は、実況者の間ではすでに定番マイクとして知られています。
特にUSB接続が可能なモデルは、パソコンに差し込むだけですぐ使えるので、配信初心者でもセッティングに迷うことがありません
音質も非常にナチュラルで、視聴者にとって聞き取りやすい音声を届けられるのが魅力。
レビューでも「音質が最高」「初心者でもすぐに使える」と高評価が多く、価格帯以上の性能を実感できます。

FIFINE K670は、見た目のシンプルさとは裏腹に実用性が高いマイクです。
ゲイン調整ダイヤルやミュートスイッチが本体に搭載されているので、配信中に声量を調整したり、くしゃみなどの際に瞬時にミュートしたりと、操作性が抜群です。
価格帯は6,000円前後と、入門マイクとして非常に手を出しやすい水準。
「この価格でここまで使えるとは思わなかった」という声も多く、初マイクにおすすめできる一本です。

一方で、HyperX QuadCastは価格がやや高め(15,000円前後)ですが、それだけの価値があります。
特に4つの指向性切替(単一・双・無指向性・ステレオ)ができる点は、配信スタイルを変えるたびにマイクを買い替える必要がないという意味で非常に便利。
また、ショックマウント内蔵で机の振動を拾いにくく、ポップガードも内蔵されているため、破裂音(パ行など)が軽減されます。
デザインもスタイリッシュで、配信の見た目にもこだわりたい方にはうってつけです。

7-3. まとめ

配信用マイクは種類が多く、価格や機能の違いもさまざまです。
ですが、初心者にとって一番大切なのは「すぐに使えて、音質が良く、手頃な価格であること」。
その点で、audio-technica AT2020・FIFINE K670・HyperX QuadCastは、どれも抜群のバランスを誇るおすすめモデルです。
迷ってしまったら、まずはAT2020を選んでみてください。
たった1万円で、あなたの配信環境が一気にグレードアップします。

8. 【おまけ】配信マイクと合わせて揃えたい周辺機材

配信マイクを用意したら、それだけで完璧な環境が整うわけではありません。
実際にゲーム実況や雑談配信をしている人たちも、音質をさらに良くするためにマイク周辺機材を取り入れています。
特に「アームスタンド」「ポップフィルター」「ショックマウント」は、初心者から上級者まで幅広く使われている基本アイテムです。これらを揃えることで、声がクリアに届きやすくなり、リスナーにとって聞きやすい配信になります。

8-1. アームスタンド/ポップフィルター/ショックマウントとは?

アームスタンドは、マイクをデスクに固定し、自由に位置を動かせる道具です。
マイクを机の上に直置きするとキーボードやマウスの音を拾いやすくなりますが、アームスタンドを使えばマイクの高さや距離を調整でき、雑音を減らせます。たとえば配信者に人気の「NEEWER マイクアーム」は、安価でしっかり固定できるので初心者でも導入しやすいです。

ポップフィルターは、マイクに息が直接かかるのを防ぐフィルターです。
特に「パ行」「タ行」の破裂音が強く入るとリスナーが不快に感じやすいのですが、ポップフィルターがあれば音をやわらかくしてくれます。安価なものでは「Aokeo ポップガード」などが有名で、千円台から購入可能です。

ショックマウントは、マイクに伝わる振動を抑えるためのホルダーです。
机に手を置いたりタイピングしたときの揺れがそのまま音に入るのを防ぐので、特に長時間配信をする人におすすめです。安価なコンデンサーマイクの多くに付属していない場合が多いため、後から追加する価値があります。

8-2. 低価格でセット購入できるおすすめ商品紹介

これらの周辺機材を個別にそろえると意外と出費がかさみます。
そこでおすすめなのが低価格でセット購入できる商品です。
たとえば「FIFINE K669B マイクセット」は、コンデンサーマイクに加えてアームスタンドやポップフィルターが同梱されており、5,000円前後で購入できます。単品で買うよりもコストパフォーマンスが高く、初めての配信環境づくりにぴったりです。

さらに「TONOR TC30 マイクセット」も人気があります。
こちらはUSB接続のマイク本体に加えて、ショックマウントやポップフィルターが付属しているのが特徴です。価格は約4,000円程度と手頃ながら、ノイズを抑えてクリアな音質を実現できるため、多くの配信初心者に選ばれています。

「全部一度にそろえるのは不安」という人でも、こうしたセットなら気軽に始められます。安い価格帯でも必要な機材がひと通りそろうので、これから配信をスタートしたい人に最適です。

9. まとめ:安くても音質で妥協しない!配信マイク選びで差をつけよう

「安いマイクは音質が悪い」と思い込んでいませんか。
しかし実際には、数千円台でも配信に十分耐えうる高性能なマイクが存在します。
たとえば、SONY ECM-PCV80Uはわずか3,000円台ながら、USB接続・スタンド付きで、入門用として非常に人気があります。
また、MAONO AU-A04はアームスタンドやポップフィルターが付属して5,000円前後と、配信セットを一気に揃えたい方に理想的な選択肢です。

一方で、audio-technica AT2020のように、プロの実況者やストリーマーも愛用する定番モデルも1万円前後で手に入ります。
安さと品質のバランスを重視する方にとって、これらのモデルはまさに「コスパ最強」と呼べる存在です。

マイク選びで注目すべきポイントは「価格」だけではありません。
指向性接続方式(USB/XLR)ゲイン調整機能の有無なども、自分の使用環境や目的に合わせて選ぶことが重要です。
たとえば、環境音を拾いたくないなら単一指向性のマイクを選ぶと良いでしょう。
また、手軽に使いたいならUSB接続が便利です。

最近では、HyperX QuadCastBlue Yetiのように、指向性の切り替えやゲイン調整、ミュートボタンまで備えた高機能モデルも人気です。
これらは設定が簡単で、届いてすぐに使える点でも評価されています。

配信を快適に始めるためには、機能と価格のバランスが取れたマイクを選ぶことがカギになります。
高価な機材を揃える前に、まずは「安くても音質が良い1本」から始めてみてはいかがでしょうか。

9-1. あなたに合った1本を見つけて、今日から配信を始めよう

どんなに優れたマイクでも、自分に合っていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
たとえば、ゲイン調整ができるFIFINE K670は、環境に応じて音量を柔軟に調整したい方にぴったりです。
一方、ミュート機能付きのRazer Seiren Xは、咄嗟の対応が必要な実況者にとって頼れる存在です。

価格を抑えたい方には、MAONOやSONYのエントリーモデルがおすすめです。
これらは低価格ながら配信に必要な基本性能を備えており、初めての1本として最適です。

もし「何を選べばよいかわからない」と感じたなら、audio-technica AT2020を候補に入れてみてください。
多くの実況者が愛用しており、初めての配信環境を整える上で失敗のない選択です。

配信は、始めたその日から世界中の人とつながることができる素晴らしい手段です。
高価な機材がなくても、工夫次第で十分魅力的な配信が可能です。

まずは自分に合った1本のマイクを見つけることから始めましょう。
そして、今日からあなたも自分だけの「配信ライフ」をスタートさせてみてはいかがでしょうか。