PS5で遊んでいると「もっと滑らかに動かしたい」「対戦で少しでも有利になりたい」と思ったことはありませんか?実はPS5には“120fps”という高フレームレートでゲームを楽しめる環境が整っており、従来の60fpsと比べて映像の滑らかさや操作の反応速度が大きく向上します。
ただし、対応タイトルや必要な設定を知らないと、その魅力を十分に体験できないのも事実です。この記事では、120fpsの基礎知識から対応ジャンル・最新タイトル情報、さらには設定方法やおすすめ環境までを分かりやすく解説します。
1. PS5で120fpsプレイを楽しむ前に知っておきたい基本
1-1. 120fpsとは?フレームレートの基礎知識
ゲームの映像は、静止画が連続して表示されることで動いているように見える仕組みになっています。その1秒間に表示される静止画の枚数を「フレームレート」と呼び、単位はfps(frames per second)です。例えば30fpsなら1秒間に30枚の画像が切り替わり、60fpsなら60枚、120fpsなら120枚の画像が表示されます。
数字が大きいほど滑らかで自然な動きに近づき、映像としての没入感も増していきます。PS5はハードウェアの性能が非常に高く、従来の60fpsを超えて最大120fpsでの描画に対応している点が大きな魅力です。
「120fps対応」という言葉は、単に数字が大きいだけではなく、プレイヤーの目や操作感に直結する大切な要素です。だからこそ、最新ゲーム機であるPS5が120fpsに対応しているというのは、グラフィック性能の進化を象徴するものと言えるでしょう。
1-2. 60fpsとの違いを映像と操作感の両面から解説
60fpsでも十分滑らかな映像を楽しむことができますが、120fpsに切り替わると違いははっきりと体感できます。まず映像面では、キャラクターの動きやカメラのパンがより自然に見え、細かな動作のブレやカクつきが抑えられます。例えばレーシングゲームでは、コーナリング中の背景の流れがスムーズになり、スピード感が一段と増します。
操作感の面でも120fpsは大きなメリットがあります。フレームごとの遅延が短くなるため、入力から反応までのレスポンスが速くなります。シューティングゲームで照準を合わせるとき、敵の動きに対してより直感的にエイムを合わせられるのは120fpsならではの利点です。60fpsと比較すると、素早い操作を要求される場面で違いが明確に表れるのです。
1-3. 120fpsが特に効果を発揮するゲームジャンルとは?
120fpsの恩恵を強く感じられるのは、動きの速さや反応速度が重要なゲームジャンルです。代表的なのはFPS(ファーストパーソン・シューティング)やTPS(サードパーソン・シューティング)です。『Call of Duty: Modern Warfare II』や『Fortnite』といったタイトルでは、相手の一瞬の動きを見逃さないことが勝敗に直結します。120fpsであれば視認性も高まり、入力遅延の少なさが勝負を有利にしてくれます。
また格闘ゲームも120fpsが効果的です。『ストリートファイター6』のような作品では、コマンド入力のタイミングがシビアなため、フレーム単位での安定した描画が大きな強みになります。さらにレースゲームも例外ではなく、『Gran Turismo 7』では高速走行時の景色の流れが非常に滑らかになり、没入感が格段に増します。
つまり、反射神経や瞬間的な判断が求められるジャンルこそ120fpsの真価を発揮しやすいのです。逆に、ストーリー重視のアドベンチャーゲームやテンポがゆったりしたシミュレーションでは体感差は小さいかもしれません。
1-4. 120fpsで遊ぶために必要な環境(モニター・HDMI・設定方法)
PS5本体だけでは120fpsを体験することはできません。必要な環境をきちんと整えることが大切です。まず必須となるのは120Hz以上に対応したモニターやテレビです。一般的なテレビは60Hzまでの対応が多いため、ゲーミングモニターを利用するのが現実的です。最近ではHDMI 2.1に対応した4K/120Hzディスプレイが増えているため、選択肢も広がっています。
次に重要なのがHDMIケーブルです。PS5に同梱されているHDMI 2.1ケーブルを使用することで、4K/120fpsの映像を正しく出力できます。古いHDMIケーブルでは帯域が足りず、映像が60fps止まりになることもあるので注意が必要です。
設定面でも確認が必要です。PS5本体の設定画面から「スクリーンとビデオ」→「映像出力」を開き、「120Hz出力」を自動または有効に設定します。さらにゲーム内オプションでも「パフォーマンス優先」や「120fpsモード」を選択する必要があります。例えば『Fortnite』では、ゲーム設定画面で専用の120fpsモードをオンにしなければ効果を発揮しません。
このように、ディスプレイ・ケーブル・設定の3つを正しく整えることで、PS5の120fps性能を最大限に引き出すことができます。
2. PS5で120fps対応するメリットと注意点
2-1. 滑らかさ・没入感の向上
PS5で120fpsに対応したゲームをプレイする最大の魅力のひとつが、映像の滑らかさです。1秒間に120フレームが描画されるということは、30fpsや60fpsと比べて最大4倍もの情報量が画面上に表示されるということになります。この違いは、単なる「見た目」以上の体感差を生み出します。
例えば、『ゴーストランナー2』や『Bright Memory Infinite』のようなハイスピードなアクションゲームでは、プレイヤーが視認できる範囲や反応速度が、より自然で快適になります。その結果、ゲームの世界により深く没入できるようになるのです。PS5のスペックを活かした120fpsの映像は、まるで現実世界のように自然な動きを実現し、ゲーム体験を次のステージへと引き上げてくれます。
2-2. 入力遅延が減ることで操作が直感的に
フレームレートが高いということは、それだけ操作と画面の反応速度も向上するということです。特に格闘ゲームやFPS(ファーストパーソン・シューティング)においては、入力遅延(インプットラグ)が少ないことが非常に重要になります。例えば『Call of Duty: Modern Warfare II』や『Fortnite』のような対戦型FPSでは、わずか0.1秒の差が勝敗を分けることもあります。
120fpsでは、ボタンを押してからその結果が画面に表示されるまでのタイムラグが圧倒的に短くなるため、操作感がより直感的になります。これは「キャラクターを動かす」という行動が、自分の手足を使っているように自然に感じられるという意味でもあり、プレイ中のストレスも軽減されます。
2-3. 対人戦での競技的な優位性
120fpsがもたらすもうひとつの大きな恩恵は、競技性の向上です。特にeスポーツやランクマッチを中心にプレイするユーザーにとっては、勝利への小さなアドバンテージがとても大切になります。
たとえば『レインボーシックス シージ』や『Destiny 2』といった対人戦がメインのタイトルでは、敵の位置の把握、エイム精度の向上、反応速度の改善などが、すべて120fpsによって強化されます。多くのプロゲーマーが120fps以上のモニターを使用している理由も、こうしたリアルタイムでの情報処理能力に差が出るからです。ゲームの腕前を真剣に磨きたい方にとって、120fps環境は大きな武器となるでしょう。
2-4. 長時間プレイでの疲労軽減
高フレームレートは単に操作や映像の滑らかさを高めるだけでなく、身体的な疲労の軽減にも役立ちます。30fpsや60fpsのカクついた映像を長時間見続けると、目の疲れや頭痛を感じることがある方も少なくありません。それに対して、120fpsのなめらかな映像は、視覚的な負担が少なく、集中力を長時間維持しやすくなるというメリットがあります。
特に『BIOHAZARD RE:2』『Dying Light 2』などのように、探索や緊張感のあるシーンが続くゲームでは、この違いが如実に表れます。日常的に数時間ゲームをプレイする方や、疲れを感じやすい方にも、120fpsの恩恵は非常に大きいのです。
2-5. 注意点:4K解像度と120fpsを同時に選べない場合も
ここまで120fpsのメリットをご紹介してきましたが、ひとつ注意すべき点があります。それは「4K解像度と120fpsを同時に選べないケースがある」ということです。PS5自体は高性能なゲーム機ですが、ゲームソフトによっては「4K解像度では60fpsまで」と制限されている場合があります。
たとえば『ラスト オブ アス パート1』や『トニー・ホーク プロ・スケーター 1 + 2』などでは、4Kで60fps、もしくは1080pで120fpsといった選択肢が提示されることがあります。また、使用するモニターやテレビがHDMI 2.1に対応していないと120fps出力ができないという点にも注意が必要です。快適な120fps環境を手に入れるには、ゲームソフトだけでなく、ディスプレイやケーブルのスペックも確認することが大切です。
3. 【ジャンル別】PS5 120fps対応ゲームまとめ
3-1. FPS/TPS(Call of Dutyシリーズ, Fortnite, Destiny 2 など)
PS5の性能を最大限に引き出せるジャンルのひとつが、FPS(ファーストパーソン・シューティング)やTPS(サードパーソン・シューティング)です。なぜなら、敵の動きを瞬時に把握する必要があるため、120fpsの滑らかな表示が勝敗を左右する場面が多いからです。
代表作としてまず挙げられるのはCall of Dutyシリーズ。『ブラックオプス コールド ウォー』『Modern Warfare II』『Vanguard』に加え、バトルロイヤル形式の『Warzone 2.0』も対応しています。いずれもeスポーツシーンでも活躍しており、高フレームレートが重要視されています。
『Fortnite』や『Destiny 2』も人気のタイトルで、特にFortniteは無料で手軽に始められ、PS5でプレイすることで建築や撃ち合いの精度が格段に向上します。また『レインボーシックス シージ』はタクティカル性の高いゲームで、120fpsによって角待ちの反応速度にも明確な差が出ます。
3-2. アクション・RPG(ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク, 仁王, ホグワーツ・レガシー など)
アクションやRPGジャンルでも120fps対応タイトルは数多く存在します。特に操作性や戦闘時の滑らかさを体感できる点が魅力で、没入感がぐっと高まるのがこのジャンルの特徴です。
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』では、怒涛の連続攻撃や敵の大群に対処する場面でも、フレーム落ちせず美しい映像でプレイ可能。また『仁王 Collection』のような“死にゲー”では、敵の攻撃にタイミングよく対応することが求められるため、120fpsの恩恵を感じやすいです。
魔法世界が舞台の『ホグワーツ・レガシー』も対応タイトルのひとつ。広大なオープンワールドとリアルな魔法アクションを高フレームレートで楽しめるのは、まさにPS5ならではの体験です。
3-3. 格闘・対戦アクション(オーバーウォッチ2, Guilty Gear Strive など)
格闘ゲームや対戦アクションでは、入力遅延の少なさが非常に重要です。PS5の120fps対応により、反応速度やコマンド入力の正確性が向上し、より本格的な対戦を楽しめます。
『オーバーウォッチ2』は5人対5人で行うチームベースの対戦ゲームで、キャラクターの動きやエイム精度が勝敗に直結します。また、『Guilty Gear Strive』のような格ゲーは1フレームの差が命取り。オンライン対戦では滑らかさと応答性の良さが勝利の鍵を握ります。
3-4. レース・スポーツ(F1シリーズ, MotoGP, Rocket League など)
レーシングゲームやスポーツゲームでは、景色の変化やスピード感が魅力のひとつ。そのため、高速で移動する車両や選手の動きがブレずに表示されることが重要になります。
『F1 24』『MotoGP 24 / 25』などのリアル系レースゲームは、実在のサーキットを忠実に再現しており、120fps対応によってカーブの感覚やブレーキタイミングも正確に掴めます。
また、ユニークな競技性で世界中のファンを魅了する『ロケットリーグ』も120fps対応。車でサッカーボールを追いかけるスピーディーな展開を、よりなめらかに楽しむことができます。
3-5. ホラー・サバイバル(BIOHAZARDシリーズ, Dying Light 2 など)
ホラー・サバイバルゲームでは、暗闇の中での視認性や、敵との接触時の反応速度がゲーム体験を大きく左右します。そういった意味で、120fpsは恐怖感や緊張感をよりリアルに伝える技術なのです。
『BIOHAZARD RE:2・RE:3・7』などのシリーズ作は、滑らかな映像でゾンビの動きを見逃さず、最適なタイミングで対処できます。『Dying Light 2』はパルクールアクションが融合したサバイバルゲームで、素早く移動してゾンビから逃げるという点において120fpsの効果は絶大です。
3-6. インディー&話題作(GRIS, Ghostrunner 2, The Touryst など)
PS5の性能を活かして120fpsに対応しているのは、大手タイトルだけではありません。独自性や芸術性に富んだインディーゲームも、高フレームレートでその魅力をさらに引き立てています。
たとえば『GRIS』は、ビジュアルと音楽が評価されているアートゲームで、美しい世界を120fpsでなめらかに体感できます。また『Ghostrunner 2』はサイバーパンクな世界でのパルクールアクションを楽しめる作品で、スピード感あふれるプレイには高フレームレートが欠かせません。
リゾートを舞台にしたアクションアドベンチャー『The Touryst』も対応しており、のんびりした世界観の中で滑らかな動作を楽しむことができます。インディーゲームだからといって性能を妥協しないのも、PS5の強みと言えるでしょう。
4. 新作・最新対応タイトル情報
4-1. 2024~2025年に追加された120fps対応タイトル
PS5の魅力のひとつは、120fpsでの快適なプレイが楽しめることです。2024年から2025年にかけて、多くの人気タイトルが続々と120fpsに対応しました。たとえば、『Call of Duty: Modern Warfare III』や『Fortnite』はアップデートにより120fpsモードが追加され、オンライン対戦のレスポンスが格段に向上しました。さらに、RPGジャンルでは『Final Fantasy VII Rebirth』や『Lies of P』といった作品が高フレームレートに対応し、映像美と操作性を両立させています。
また、2025年に話題を集めたのが『Tekken 8』です。格闘ゲームは一瞬の判断が勝敗を分けるため、120fpsでの動作は大きなアドバンテージになります。同じくアクションジャンルでは『Stellar Blade』が滑らかな動きを実現しており、プレイヤーがキャラクターの細かい挙動まで直感的に感じ取れる点が評価されています。こうした最新タイトルの登場によって、PS5ユーザーはジャンルを問わず高フレームレートの恩恵を受けられる環境が整ってきました。
4-2. Unreal Engine 5 採用作品で進化する高フレームレート体験
ゲーム開発の最前線ではUnreal Engine 5が大きな注目を集めています。この最新エンジンを採用したタイトルは、グラフィックの進化だけでなく、120fpsでの動作にも最適化されているのが特徴です。『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』の技術デモでも示されたように、リアルな光の表現や高精細なテクスチャを維持しながら滑らかな動作が可能になっています。
2024年以降では、『Black Myth: Wukong』や『Hellblade II: Senua’s Saga』といった大型タイトルがUnreal Engine 5を採用しており、PS5での体験は従来のゲームとは別次元に進化しました。特にアクション性の強い作品では、遅延の少なさと高フレームレートが直結するため、没入感が圧倒的に高まります。まるで映画のワンシーンを操作しているかのような感覚を、プレイヤー自身がリアルタイムで体感できるのです。
4-3. 無料プレイ可能な120fps対応ゲーム一覧
コストをかけずにPS5の120fps性能を体験できるのも嬉しいポイントです。無料でプレイ可能な対応タイトルは年々増えており、手軽に高フレームレートを楽しめる環境が整っています。
代表的な作品としては、バトルロイヤルの定番『Fortnite』が挙げられます。このタイトルはアップデートでいち早く120fpsに対応し、建築バトルや銃撃戦をよりスムーズに体感できるようになりました。同じく人気の『Apex Legends』も2024年に120fps対応を果たし、eスポーツシーンでも活躍の幅を広げています。
さらに、『Call of Duty: Warzone』や『Destiny 2』といった基本プレイ無料の大規模オンラインゲームでも120fpsモードが用意されており、無料でありながら有料級の映像体験を楽しむことが可能です。これらのタイトルは、PS5を購入した直後から導入できるため、最初の一歩としても非常におすすめです。無料ゲームで滑らかさを味わったあと、有料の最新作に移行することで、さらに多彩な120fps体験を積み重ねていけるでしょう。
5. PS5の120fpsを最大限活用する方法
PS5の120fpsは、ゲーム体験をワンランク上へと引き上げてくれる素晴らしい機能です。映像の滑らかさが劇的に向上し、特にFPSやアクションゲームでの反応速度が求められる場面で大きな違いを感じられます。ただし、この機能を最大限活用するには、いくつかの設定や周辺機器のチェックが必要です。以下では、具体的な方法を丁寧にご紹介していきます。
5-1. PS5本体で120fpsを有効化する設定手順
まずは、PS5本体の設定から120fpsを有効にする方法です。この設定を行わないと、モニターが対応していても120fpsでゲームを表示できないことがあります。
手順:
1. ホーム画面から「設定」→「スクリーンとビデオ」へ進みます。
2. 「映像出力」を選び、「出力解像度」が自動または1080pになっていることを確認します。
3. その下にある「120Hz出力」を自動に設定します。
4. 次に「ゲームプリセット」→「パフォーマンス優先または解像度優先」を選択。ここでは「パフォーマンス優先」を選ぶことで、対応タイトルで120fpsが優先されるようになります。
これで、PS5側の準備は完了です。対応タイトルを起動した際に、自動的に120fpsが適用されるようになります。
5-2. おすすめの120fps対応モニター/テレビ
PS5で120fpsを活用するには、HDMI 2.1に対応したモニターやテレビが必要です。また、解像度とリフレッシュレートのバランスも重要です。以下に、特に相性の良いモニターとテレビを紹介します。
- BenQ MOBIUZ EX2510S(24.5インチ/165Hz):応答速度1ms、HDMI 2.0対応。PS5では1080p/120Hzで使用可能。FPS向け。
- ASUS VG28UQL1A(28インチ/4K/144Hz):HDMI 2.1対応で、4K/120Hzも対応可能。幅広いジャンルにおすすめ。
- LG OLED C2シリーズ(テレビ):HDMI 2.1ポートを4つ搭載し、4K/120Hzに完全対応。映画もゲームも本格的に楽しみたい方に最適。
テレビを使う場合も、ゲームモードをONにすることで遅延を減らし、120fpsを快適に楽しめます。
5-3. HDMIケーブルやリフレッシュレートの確認方法
モニターやテレビだけでなく、HDMIケーブルも重要な要素です。PS5本体に同梱されているケーブルはHDMI 2.1対応なので、それを使用することをおすすめします。
また、モニター側の設定で「リフレッシュレート」が120Hzに対応しているかを確認してください。HDMIポートによっては60Hzまでしか対応していないこともあります。
確認手順:
1. モニターのメニュー(OSD)から「情報」や「入力」→「リフレッシュレート表示」を確認。
2. ゲーム起動中にPS5の「スクリーンとビデオ」→「ビデオ出力情報」から表示解像度とリフレッシュレートを確認できます。
特にFPSゲームなどを快適に楽しむには、この120Hz出力が適切に行われているかがカギとなります。
5-4. 「パフォーマンス優先モード」と「画質優先モード」の違い
PS5では、ゲームごとに「パフォーマンス優先モード」と「画質優先モード」のいずれかを選択できます。
パフォーマンス優先モード:
・解像度を犠牲にして、フレームレートを重視。
・ほとんどの120fps対応タイトルでは、このモードを選ぶことで最大限の滑らかさが得られます。
・例えば『レインボーシックス シージ』では、このモードで120fpsが選べるようになります。
画質優先モード:
・4Kやレイトレーシングなど、映像の美しさを重視した設定。
・ただし、60fpsまたはそれ以下になる場合が多いため、操作性を重視する方には不向きな場合があります。
ゲームによっては、起動後にオプションで切り替えができるタイトルもあるため、自分に合ったプレイスタイルに応じて使い分けるのがおすすめです。
5-5. まとめ
PS5の120fpsをしっかり活用するには、本体設定・モニター・HDMIケーブル・ゲーム内オプションの4つを正しく整えることが大切です。これらを踏まえることで、例えば『Call of Duty』や『Fortnite』のような人気ゲームを、よりスムーズで快適な環境で楽しめるようになります。
せっかくの高性能なPS5を活かすためにも、正しい環境と設定で120fpsの恩恵を存分に受け取りましょう。
6. よくある疑問Q&A
6-1. PS5のすべてのゲームは120fpsで動くの?
残念ながら、すべてのPS5ゲームが120fpsで動作するわけではありません。PS5は技術的に最大120fps表示に対応しているハードウェアですが、実際にはゲームタイトルごとに対応状況が異なります。
例えば『Call of Duty: Modern Warfare II』や『Fortnite』などの人気タイトルは120fpsに対応していますが、『エルデンリング』や『ゴースト・オブ・ツシマ』のような名作でも120fpsには対応していないことがあります。これは、開発側が画質・処理負荷・ゲーム性のバランスを考慮して設定しているためです。ですから、120fpsでプレイしたい場合は、対応ソフトを確認してから購入・プレイすることが重要です。
6-2. モニターが対応していない場合はどうなる?
PS5が120fps対応でも、使用するモニター(ディスプレイ)が120Hz以上に対応していないと、その効果は得られません。たとえば、60Hzのモニターでは、どれだけゲームが120fps出力していても、60fpsまでしか表示できません。つまり、せっかくの滑らかな動きが失われてしまうのです。
また、HDMI2.1や2.0に対応しているかも確認ポイントになります。HDMI2.0でも一部のタイトルはフルHD(1080p)で120fps出力可能ですが、4Kで120fps表示するにはHDMI2.1対応が必要です。そのため、ゲーミングモニター選びは、ゲーム体験を大きく左右する要素だといえます。
6-3. オンライン対戦で本当に有利になるの?
はい、オンライン対戦において120fpsは明確なアドバンテージになります。理由は大きく分けて2つあり、まず画面の滑らかさが向上するため、敵の動きをより早く視認できるようになります。これはFPS(ファーストパーソン・シューティング)や格闘ゲームで特に顕著です。もう1つの理由は、操作の入力遅延が少なくなる点です。たとえば、『レインボーシックス シージ』や『Fortnite』などは120fps時にレスポンスが非常に高く、射撃や回避行動などがシビアなタイミングで成功しやすくなります。プロゲーマーや競技シーンで120fps環境が好まれるのはこのためです。ただし、自分だけが有利になるのではなく、相手も高fps環境の場合もあるため、全体としてレベルの高いバトルになります。
6-4. PS4版と比べて120fps対応ゲームはどう変わる?
PS5とPS4ではフレームレートの上限がまったく異なります。PS4ではほとんどのゲームが30fpsまたは60fpsで動作していたのに対し、PS5では120fps対応タイトルが多数登場しています。たとえば、『Devil May Cry V: スペシャルエディション』や『仁王 Collection』では、PS4版と比較して動きがよりスムーズになり、操作の応答性も向上しています。
また、映像のブレや残像が少なくなるため、長時間のプレイでも目の疲れが軽減されるという利点も。PS5版では映像・操作感の両面で進化しているため、同じタイトルでも別物のように感じられるケースも多いのです。
6-5. PS5とゲーミングPCの120fps体験の違い
PS5とゲーミングPCの両方で120fpsを体験することは可能ですが、体験の質や柔軟性には違いがあります。PS5はあらかじめ最適化されたハードとソフトの組み合わせで動作するため、120fps対応ゲームを選べば手軽かつ安定した高フレームレート体験ができます。
一方、ゲーミングPCはグラフィックボードやモニター、設定によってフレームレートが変動します。ハイスペックなPCであれば144fps以上も出せますが、PC構成の知識や環境の調整が必要になります。また、PS5は特定のゲームに対して120fpsモードが存在するか明確に記載されており、設定も比較的簡単です。
PCは自由度が高い反面、コストやトラブル対応力も求められるため、「簡単に120fpsを楽しみたい人」はPS5、「より高いカスタマイズ性やフレーム数を追求したい人」はPCがおすすめです。
7. まとめ
7-1. ジャンル別におすすめしたい120fps対応タイトルのおさらい
PS5で120fpsに対応しているゲームは、非常に多彩なジャンルにわたっています。その中でも、ジャンル別に注目しておきたい代表的な作品をおさらいしましょう。
まず、FPS(ファーストパーソン・シューティング)ジャンルでは、「Call of Duty: Modern Warfare II」や「DOOM Eternal」などが際立っています。滑らかな映像と素早い反応が求められるこのジャンルでは、120fps対応の恩恵が特に大きく、オンライン対戦での優位性も期待できます。
次に、アクションRPG系では、「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」や「ホグワーツ・レガシー」が高評価。迫力ある演出や広大なフィールドの探索を、フレーム落ちのない環境で楽しめる点が大きな魅力です。
さらに、レースゲームやスポーツゲームでは、「F1 24」「MotoGP 25」などが臨場感あふれるドライビング体験を実現します。ハンドリングの応答性が高まることで、より繊細な操作が可能になります。
そして、2Dやパズル・アドベンチャー系では、「GRIS」や「テトリス エフェクト・コネクテッド」が注目株。映像美や演出の細かさが際立ち、癒しや没入感の高いプレイ体験を楽しめます。
このように、ジャンルを問わず120fps対応タイトルが増加しており、自分の好みに合ったゲームを高フレームレートで体験できる環境が整ってきています。
7-2. 120fps対応ゲームの今後の展望
PS5における120fps対応ゲームは、2025年時点で少なくとも49本以上が確認されており、今後もさらに増えることが予想されます。特にUnreal Engine 5の本格導入や、グラフィック技術の進化により、滑らかな映像表現と高速描画は次世代タイトルの標準仕様となりつつあります。
また、eスポーツシーンでの活用がより加速することも見込まれます。プロレベルでは、フレームレートのわずかな違いが勝敗を左右することもあるため、120fps以上の対応は必須条件となりつつあります。こうしたニーズに応える形で、メーカー各社も対応ソフトの開発に力を入れています。
さらに、インディーズゲームにおいても120fps対応が進んでいる点は注目すべきトレンドです。「GRIS」や「Neon White」など、ビジュアル重視の作品でも滑らかさを体験できるようになっており、今後も高フレームレート化は幅広いジャンルに広がっていくでしょう。
将来的には、240fpsやVRとの連携による進化も期待され、プレイ体験の質そのものが一段と向上していくことが予想されます。高フレームレートはただの「スペック」ではなく、「プレイヤー体験の質を決定づける要素」として、今後も重要視されていくことは間違いありません。
7-3. 「まず遊ぶならこの1本!」編集部おすすめソフト
初めてPS5で120fps対応ゲームを体験するなら、編集部として「ホグワーツ・レガシー」を強くおすすめします。その理由は、大人から子どもまで楽しめるテーマ性と、滑らかな映像がもたらす圧倒的な没入感にあります。
魔法学校「ホグワーツ」を舞台に、自由な探索、授業、空中散歩まで楽しめる本作は、アクション・RPG・ファンタジー要素が絶妙にミックスされています。さらに、4K解像度+120fpsの表示によって、魔法の演出や広大なマップの美しさが際立ち、まるで映画の世界に入り込んだかのような体験が可能です。
PS5の性能をしっかり味わいたい方にとって、「ホグワーツ・レガシー」はまさにうってつけの1本です。特にハリーポッターに憧れたことのある方なら、間違いなく感動できるでしょう。
その上で、「Call of Duty: Warzone 2.0」や「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」なども次に選びたいタイトルです。オンライン対戦やスリリングな戦闘が楽しめるこれらの作品も、120fpsならではの快適な操作性を体感できます。
迷ったらまず「ホグワーツ・レガシー」から。そして、自分のプレイスタイルに合わせて、次なる120fps対応タイトルに挑戦してみてはいかがでしょうか。

