PSNアカウント削除の全手順!後悔しないための注意点とは?

「使っていないPSNアカウント、そろそろ削除しようかな…」そう考えている方も多いのではないでしょうか? しかし、安易に削除してしまうと、購入済みのゲームやPS Plusの特典が使えなくなったり、セーブデータが消えてしまったりと、思わぬトラブルにつながることもあります。この記事では、PSNアカウントを削除する理由やリスク、削除前に確認すべきポイント、そして2024年最新の削除手順を詳しく解説します。

目次

PSNアカウントを削除する理由とは?

PlayStation Network(PSN)アカウントは、PlayStationのオンラインサービスを利用するために必要なアカウントです。しかし、使わなくなったPSNアカウントをそのまま放置していると、思わぬリスクが発生することがあります。ここでは、PSNアカウントを削除する主な理由について詳しく解説します。

使わなくなったPSNアカウントの問題点

PSNアカウントを長期間使用しない場合、次のような問題が発生する可能性があります。

  • 個人情報が残り続けるPSNアカウントには、氏名やメールアドレス、購入履歴などの個人情報が紐づけられています。使わないアカウントを放置すると、これらの情報が不要な形で残り続けることになります。
  • アカウントの不正利用のリスク長期間使用していないアカウントは、パスワードを変更しないまま放置されがちです。その結果、万が一アカウント情報が漏洩した場合、不正アクセスを受ける可能性があります。特に、クレジットカード情報が登録されている場合は要注意です。
  • ログイン情報を忘れると削除が困難にPSNアカウントを削除するには、メールアドレスやオンラインIDなどの情報が必要になります。しかし、長期間ログインしていないと、これらの情報を忘れてしまい、削除手続きが難しくなることがあります。

退会せずに放置すると起こるリスク

「使わないなら放置すればいい」と考える人もいるかもしれませんが、それには大きなリスクがあります。

  • 個人情報流出のリスクPSNアカウントを放置していると、万が一サービスがハッキングされた際に、個人情報が流出する可能性があります。また、過去に登録したメールアドレスが第三者に悪用されるケースもあります。
  • 不正利用による経済的被害PSNアカウントにクレジットカード情報を登録したまま放置すると、不正アクセスされた際に勝手にゲームを購入される可能性があります。また、アカウントが乗っ取られ、他人に悪用されるリスクもあります。
  • オンラインIDの再利用不可PSNアカウントを削除すると、そのオンラインIDは二度と使用できなくなります。しかし、アカウントを放置したままにしておくと、削除したくなったときに手続きが困難になり、不要なアカウントが残り続けることになります。

アカウント削除と一時停止の違い

PSNアカウントの削除には、「完全削除」と「一時停止(凍結)」の2つの方法があります。

完全削除

  • 購入したゲームやコンテンツ、ウォレット残高もすべて消失します。
  • 30日間の猶予期間後、完全に削除されます。
  • 削除後、同じオンラインIDは再利用できません。

一時停止(凍結)

  • PSNアカウントを一定期間利用できなくする措置です。
  • 必要に応じてアカウントの復旧が可能です。
  • PSNの規約違反が原因で凍結された場合、解除できないこともあります。

PSNアカウントを削除する前に、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。特に、削除後は購入したゲームやデータがすべて失われるため、慎重に検討しましょう。

PSNアカウントを削除する前の注意点

PlayStation Network(PSN)のアカウントを削除する前に、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。アカウント削除による影響を理解していないと、「こんなはずじゃなかった!」と後悔することになるかもしれません。ここでは、削除後に影響があるサービス、引き継げる情報・消滅する情報、再登録の可否について詳しく解説します。

削除後に影響があるサービス一覧(PlayStation Store、セーブデータ、PS Plus など)

PSNアカウントを削除すると、関連するすべてのサービスに影響が及びます。一度削除すると復元できないため、特に以下の点に注意が必要です。

  • PlayStation Store:購入済みのゲームやDLC(追加コンテンツ)はすべて失われ、再ダウンロードできなくなります。
  • セーブデータ:本体ストレージやクラウドに保存されているセーブデータは削除され、復元できません。
  • PlayStation Plus(PS Plus):PS Plusの加入状況も消滅し、特典として受け取ったゲーム(フリープレイなど)もすべて失われます。
  • オンラインID:削除したアカウントのオンラインIDは再利用できません。
  • トロフィー:獲得したトロフィーもすべて削除され、他のプレイヤーからも見えなくなります。
  • 購入履歴:過去に購入したコンテンツの明細も閲覧できなくなります。
  • ウォレット残高:PS Storeのウォレットに残っている金額もすべて失われ、払い戻しはできません。

これらの影響を踏まえ、アカウント削除を本当に行うべきか慎重に判断しましょう。

退会後に引き継げる情報と消滅する情報

PSNアカウントを削除すると、すべてのデータが完全に消えるわけではありません。削除後も引き継げる情報と、完全に消えてしまう情報を整理すると、以下のようになります。

引き継げる情報

  • メールアドレス:削除後も再登録時に使用可能です。
  • 支払い方法:削除後もクレジットカード情報などはPSN側で管理されている場合があります(念のため削除推奨)。

完全に消滅する情報

  • オンラインID:一度削除すると、同じIDを再取得できません。
  • トロフィーデータ:すべて削除され、復元不可。
  • 購入済みコンテンツ:すべてのゲーム、DLC、アバター、テーマなどが利用不可に。
  • セーブデータ:PS本体やクラウドストレージのデータも削除。
  • フレンドリスト:すべてリセットされ、復元できません。

削除する前に、セーブデータや大切なスクリーンショットなどをUSBや外付けストレージにバックアップしておくことをおすすめします。

削除後に再登録はできる?

PSNアカウントを削除した後に、もう一度PSNを利用したくなった場合はどうなるのでしょうか?基本的に、新しいアカウントを作成することは可能ですが、いくつかの制限があります。

  • 削除したオンラインIDは再利用不可
  • 削除前に登録していたメールアドレスは再利用可能(ただし、一部制限がある場合も)。
  • 購入済みのゲームやDLCはすべて失われるため、再ダウンロードは不可
  • PS Plusの特典も引き継げないため、新規登録が必要。

このように、再登録自体はできますが、過去のデータを復元することはできません。「一時的にPSNを使わなくなるだけで、将来的にまた使うかもしれない」という場合は、削除せずにサインアウトするだけにしておくのが安全です。

まとめ

PSNアカウントの削除は、単なる「退会」ではなく、すべてのデータが失われる最終的な決断になります。特に、以下のポイントをよく理解した上で慎重に進めましょう。

  • 削除後は購入済みのゲームやDLC、セーブデータ、トロフィーがすべて消える
  • ウォレット残高の払い戻しは不可。
  • メールアドレスは再利用できるが、オンラインIDの再利用はできない。
  • 「またPSNを使う可能性があるなら、削除せずにサインアウトがおすすめ」。

もし削除を決めた場合は、失いたくないデータを事前にバックアップするなどの対策を取ってから進めましょう。

PSNアカウント削除に必要な情報と準備

PlayStation Network(PSN)アカウントを削除するには、いくつかの個人情報を準備する必要があります。また、PlayStation Storeの購入履歴が求められるケースもあるため、事前に確認しておくとスムーズです。ここでは、削除申請に必要な情報や、情報を忘れた場合の対処法について詳しく解説します。

削除申請に必要な個人情報一覧

PSNアカウントを削除する際、以下の情報を求められます。すべての利用者に同じ情報が求められるわけではありませんが、事前に準備しておくことで手続きをスムーズに進めることができます。

1. 氏名

チャットサポートを開始する際に、まず氏名の入力を求められます。登録時に使用したフルネームを正しく入力してください。

2. メールアドレス

PSNアカウントに紐づいているサインイン用のメールアドレスが必要です。メールアドレスを忘れた場合は、登録時に使用したものを思い出すか、メール受信履歴を確認してみましょう。

3. オンラインID

PlayStation本体やプロフィール画面に表示されるオンラインIDも求められます。これはPSNでのユーザー名にあたるもので、削除後は二度と同じオンラインIDを使用できなくなりますので注意してください。

4. 電話番号

アカウントの本人確認のために、登録した電話番号を求められることがあります。SMS認証などが必要になる場合もあるため、携帯電話を準備しておくとよいでしょう。

5. PlayStation Storeの購入明細

PSNでの購入履歴がある場合、購入明細の発行番号を求められることがあります。この番号は、PlayStation Storeでの購入時に送られてくる確認メールに記載されています。無料コンテンツを含め、何らかのダウンロード履歴がある場合は、削除申請の際にチェックされる可能性が高いです。

PlayStation Store購入履歴が求められる場合の対応方法

アカウント削除の際に購入履歴を確認される場合がありますが、もし購入明細のメールを削除してしまった場合、以下の方法で対処できます。

1. PlayStation Storeの購入履歴を確認する

PSNアカウントにサインインし、PlayStationサポートページから購入履歴を確認できます。「購入履歴」または「取引履歴」セクションで過去の取引内容を確認し、発行番号を探してみましょう。

2. メールアカウントの検索機能を活用する

GmailやYahoo!メールなどの検索機能を使い、「PlayStation Store」や「購入明細」などのキーワードで過去のメールを検索すると、購入履歴のメールが見つかるかもしれません。

3. 代替情報を提供する

もし購入明細が見つからない場合、チャットサポートのオペレーターにその旨を伝えることで、代替情報の提供を求められる可能性があります。その際、アカウント作成日や最も古いログイン記録など、可能な限り多くの情報を用意しておくとよいでしょう。

登録情報を忘れた場合の対処法

PSNアカウントの削除を進めようとしても、「登録したメールアドレスやオンラインIDを忘れてしまった!」というケースもあります。その場合、以下の方法で情報を確認できます。

1. PlayStation本体でオンラインIDを確認する

PlayStation 4やPlayStation 5を使用していた場合、本体の設定メニューからオンラインIDを確認できます。PS4の場合、[設定] → [アカウント管理] → [アカウント情報]の順に進むと表示されます。

2. PlayStation Storeのログイン履歴を確認する

過去にPlayStation Storeを利用したことがあれば、ブラウザの履歴や保存されたログイン情報からアカウントを特定できる可能性があります。

3. メールアカウントの受信履歴をチェックする

PSN関連の通知メールが届いているメールアカウントを探すことで、登録メールアドレスを特定できます。特に「PlayStation」「PSN」「Sony」などのキーワードで検索してみましょう。

4. チャットサポートで問い合わせる

どうしても情報が見つからない場合、PlayStation公式サポートのチャット機能を利用して、オペレーターに相談することも可能です。本人確認のための追加情報を求められることがありますが、正確な情報を提供できれば解決の可能性は高いです。

まとめ

PSNアカウントを削除するには、氏名・メールアドレス・オンラインID・電話番号・購入明細の発行番号などが必要です。削除申請をスムーズに進めるために、事前にこれらの情報を準備しておくことが大切です。また、登録情報を忘れてしまった場合でも、PlayStation本体やメール履歴をチェックすることで特定できる可能性があります。もし情報が見つからない場合は、PlayStationのサポートチャットを利用して確認しましょう。

4. PSNアカウントの削除手順(2024年最新)

PSN(PlayStation Network)のアカウントを削除するには、単純なボタン操作ではなく、PlayStation公式のチャットサポートを利用して手続きを進める必要があります。

ここでは、2024年最新の情報に基づいて、スムーズに削除を進めるための手順を詳しく解説します。

4-1. PlayStation公式サイトにアクセスする

まずは、PlayStationの公式サポートページにアクセスしましょう。

PlayStationサポート公式ページにアクセスし、「アカウント削除」の項目を確認します。

ここでは、アカウント削除に関する基本情報が掲載されていますが、最終的にはチャットサポートを利用して削除依頼を行う必要があります。

4-2. 「チャットサポート」へ問い合わせる方法

PlayStationのサポートページでは、チャットサポートを通じてアカウント削除を申請できます。

以下の手順で進めてください:

  1. サポートページで「アカウントとセキュリティ」を選択。
  2. 次に「オンラインID / アカウント管理」を選択。
  3. 「チャットでのお問い合わせ方法」をクリック。
  4. 表示されるチャットウィンドウで手続きを開始。

ここからはチャットボットが最初に対応するため、その後オペレーターに繋げる必要があります。

4-3. チャットボット対応からオペレーター対応に切り替えるコツ

チャットを開始すると、最初に自動応答のチャットボットが対応します。

しかし、アカウント削除はボット対応だけでは完了せず、オペレーターとの直接対応が必要になります。

スムーズにオペレーターに繋げるためのポイント:

  • 「アカウントを削除したいです」と明確に入力。
  • 「オペレーターに繋いでください」と依頼する。
  • ボットが提示する選択肢をすべて試し、それでも解決しない場合は「解決しない」と入力。

混雑しているとオペレーターに繋がるまで時間がかかることもあるため、余裕を持って手続きを進めましょう。

4-4. 本人確認プロセスと注意点

オペレーターと接続後、アカウント削除の手続きを進めるには、本人確認が必要です。

確認のために以下の情報を求められることがあります:

  • 氏名:アカウントに登録されている名前。
  • メールアドレス:PSNに登録しているもの。
  • オンラインID:PSNで表示されるユーザー名。
  • 電話番号:本人確認のために使用されることがある。
  • PlayStation Store購入履歴の発行番号:過去にストアで購入した際に届くメールに記載。

特に「購入履歴の発行番号」は、未購入の場合やメールを削除してしまった場合には代替策が必要になる可能性があります。

4-5. 削除リクエストの送信と処理の流れ

本人確認が完了したら、アカウント削除のリクエストを送信します。

オペレーターが手続きを進めると、削除リクエストが正式に受理され、削除までの流れについて説明を受けます。

この時点では、アカウントは即時削除されるのではなく、一時凍結の状態となります。

4-6. 削除申請後の30日間の凍結期間について

PSNアカウントの削除を申請すると、30日間の凍結期間が設けられます。

この間はアカウントがロックされ、新たなログインはできなくなります。

30日が経過すると、アカウントは完全に削除され、以下の点に注意が必要です:

  • 削除後はオンラインIDの再利用ができない
  • ただし、登録していたメールアドレスは再利用可能
  • PSNに関連するすべてのデータ(購入履歴、トロフィー、フレンドリストなど)は消去される。

万が一、アカウント削除を取り消したい場合は、30日以内にサポートへ再度連絡する必要があります。

以上の手順を参考に、PSNアカウントの削除を進めてください。

5. PSNアカウント削除時によくあるトラブルと解決策

PSNアカウントの削除を進める際には、いくつかのトラブルが発生することがあります。特に、チャットサポートの混雑、登録メールの使用不可、必要情報の不足などがよくある問題です。ここでは、それぞれのケースに対する対処法を詳しく解説します。

5-1. チャットが混雑して繋がらない場合の対処法

PSNアカウントの削除は、Sonyのサポートチャットを通じてのみ受け付けられています。しかし、混雑時にはチャットに繋がるまで1時間以上待つこともあります。以下の対策を試してみましょう。

  • 時間帯をずらす:午前中や深夜の方が比較的繋がりやすい傾向があります。
  • チャット開始直後に必要情報を準備:スムーズに対応が進むよう、氏名・メールアドレス・オンラインID・電話番号などをあらかじめ用意しておきましょう。
  • 別のデバイスで試す:スマホ・PCなど、異なるデバイスでアクセスすると繋がりやすくなる場合があります。

また、Sony公式のサポートページを随時チェックし、チャットの稼働時間を確認するのもおすすめです。

5-2. 登録メールアドレスが使えない場合の手続き方法

PSNアカウント削除には、登録メールアドレスが必要です。しかし、古いメールアドレスでログインできない場合は、以下の方法を試してください。

  • パスワードリセットを試す:可能であれば、メールの復旧を試みましょう。
  • チャットサポートで相談:登録メールアドレスが使用できない旨を伝え、他の本人確認方法(電話番号、購入履歴など)で対応できるか尋ねましょう。
  • 代替のメールアドレスを用意:新しいメールアドレスを伝え、そちらで認証できるか確認してください。

メールが使えない場合でも、他の情報で本人確認できれば対応してもらえることがあるため、事前に準備しておきましょう。

5-3. 必要情報が不足している場合の代替方法

アカウント削除には、以下の情報が求められます。

  • 氏名
  • 登録メールアドレス
  • オンラインID
  • 電話番号
  • PlayStation Store購入明細の発行番号(購入履歴がある場合)

特に「購入明細の発行番号」がない場合、以下の対応を試してみてください。

  • 代替情報を提示:クレジットカード情報や過去のログイン履歴など、アカウントに関連する情報を提供する。
  • チャットサポートで相談:購入履歴がない場合、どの情報で本人確認が可能か尋ねる。

万が一、どの情報も用意できない場合は、アカウント削除が難しくなるため、事前に情報を整理しておきましょう。

5-4. 30日以内に削除をキャンセルする方法

PSNアカウントの削除は、申請後すぐに完了するわけではなく、一度「凍結状態」となり、30日後に完全削除されます。そのため、削除をキャンセルしたい場合は、30日以内に手続きを行う必要があります。

キャンセル手順:

  1. Sonyのチャットサポートにアクセスする。
  2. 「アカウント削除のキャンセルを希望」と伝える。
  3. 本人確認情報(氏名、オンラインID、メールアドレスなど)を提示する。

ただし、削除が完了すると元に戻すことはできないため、削除申請は慎重に行いましょう。

5-5. 未成年アカウントの削除方法と保護者の手続き

PSNでは、18歳未満のユーザーは「未成年アカウント」として扱われます。未成年アカウントを削除する場合、保護者の手続きが必要になります。

削除手順:

  1. 保護者のアカウントでPSNにログインする。
  2. Sonyのチャットサポートにアクセスする。
  3. 未成年アカウントの削除を依頼し、本人確認を行う(保護者のアカウント情報も必要)。

また、未成年アカウントの削除後は、同じメールアドレスを新規アカウント作成に使用できない可能性があるため、注意が必要です。

5-6. まとめ

PSNアカウントの削除は、チャットを通じた手続きが必要であり、いくつかのトラブルが発生することがあります。特に、チャットの混雑や必要情報の不足、未成年アカウントの削除手続きなどは事前に確認しておくとスムーズに進められます。

アカウントを削除したい場合は、必要な情報を準備し、適切なタイミングでサポートに問い合わせるようにしましょう。

6. PSNアカウント削除後にできること・できないこと

PlayStation Network(PSN)のアカウントを削除すると、いくつかの重要な変更が発生します。削除後に何ができて、何ができなくなるのかを事前に理解しておきましょう。

6-1. 削除後のメールアドレスの再利用について

PSNアカウントを削除した場合、その際に使用していたメールアドレスは再利用可能です。つまり、同じメールアドレスを使って新しいPSNアカウントを作成することができます。

ただし、一度削除したアカウントのデータは完全に消去されるため、過去の購入履歴やトロフィー、フレンドリストなどを復元することはできません。また、削除後は30日間の凍結期間が設けられ、その期間が過ぎると完全に削除されます。

6-2. PSNアカウント削除後の新規アカウント作成方法

アカウントを削除した後に新しくPSNアカウントを作成する方法は簡単です。以下の手順に従って、新規アカウントを作成しましょう。

  1. PlayStation本体またはWebブラウザでPlayStation公式サイトにアクセスする。
  2. [サインイン] を選択し、[新しいアカウントを作成] をクリック。
  3. 氏名、生年月日、国/地域を入力する。
  4. 削除前に使用していたものと同じメールアドレスを登録することも可能。
  5. パスワードを設定し、オンラインIDを決める。
  6. 登録が完了すると、新しいアカウントとしてPSNにアクセス可能。

ただし、以前のオンラインIDを使用することはできません。新しいアカウントでは、新たなオンラインIDを設定する必要があります。

6-3. オンラインIDの再取得は可能?

PSNアカウントを削除すると、そのアカウントに紐づいていたオンラインIDの再取得は不可能です。つまり、以前使用していたオンラインIDを再度登録することはできません。

新しいPSNアカウントを作成する場合、異なるオンラインIDを設定する必要があります。これは、削除されたアカウントの情報がシステム上で永久に削除されるためです。

オンラインIDが重要なゲームデータ(ランキングやフレンドリスト)と紐づいているため、削除後に元のIDを取り戻すことができない点には注意が必要です。PSNアカウントを削除する前に、十分に検討しましょう。

7. PSNアカウントを削除せずに活用する方法

「PSNアカウントを削除したいけど、今後また使うかもしれない…」「削除することでデメリットが発生しないか心配…」そんな方に向けて、アカウントを削除せずに管理する方法を紹介します。

実は、PSNアカウントを削除しなくても、一定の対策を講じることで安全かつ快適に管理することが可能です。以下の方法を参考に、あなたに合った方法を選んでみてください。

7-1. アカウント削除の代替案(休眠・情報変更など)

PSNアカウントを完全に削除すると、オンラインIDの再利用ができないといったデメリットがあります。また、購入履歴やトロフィーもすべて消えてしまうため、本当に削除する必要があるか慎重に判断しましょう。

アカウントを休眠状態にする

PSNアカウントをしばらく使わない場合、削除ではなく放置する(休眠状態にする)のも一つの手です。PSNアカウントは長期間使用しなくても自動削除されることはありません。

  • アカウント情報を忘れないようにメモを残しておく
  • ログイン情報を管理し、第三者に悪用されないようにする

メールアドレスを変更する

「PSNからのメールが不要」「個人情報を変更したい」という場合は、メールアドレスを変更することで解決できます。

変更方法は以下のとおりです。

  1. PSNアカウントにログインする
  2. 「アカウント設定」→「サインインID(メールアドレス)」を選択
  3. 新しいメールアドレスを入力して変更を保存

この方法を使えば、不要な通知を受け取らずに済みます。

7-2. PlayStation Networkアカウントを安全に管理する方法

PSNアカウントを削除しない場合は、セキュリティ対策を徹底することが重要です。不正アクセスや乗っ取りを防ぐために、以下の対策を実践しましょう。

二段階認証を設定する

二段階認証を有効にすると、ログイン時にパスワードに加えて、スマートフォンに届く認証コードが必要になります。これにより、不正ログインを防ぐことができます。

設定方法:

  1. PSNアカウントにログイン
  2. 「アカウント設定」→「セキュリティ」→「二段階認証」を選択
  3. SMSまたは認証アプリを使用して設定を完了

不要なクレジットカード情報を削除する

PSNにクレジットカードを登録している場合、不正利用を防ぐために不要なカード情報を削除するのがおすすめです。

削除手順:

  1. 「アカウント設定」→「お支払い管理」を開く
  2. 不要なクレジットカード情報を選択し、「削除」をクリック

7-3. 一時的にPSNの利用を停止する方法

「しばらくPSNを使わないけど、削除まではしたくない」という場合は、一時的に利用を停止する方法もあります。

サインアウトしておく

PSNにサインインしたままだと、ゲームやアプリが自動的に同期されることがあります。不要な通信を防ぐために、使用しないデバイスからサインアウトしておきましょう。

手順:

  1. PS5/PS4の「設定」メニューを開く
  2. 「アカウント管理」→「サインアウト」を選択

プライバシー設定を変更する

PSNアカウントを削除せずに利用を制限したい場合は、プライバシー設定を変更するのも効果的です。

例えば、フレンドや他のプレイヤーにアカウントを見られたくない場合は、「フレンドとつながる設定」を変更できます。

設定方法:

  1. 「アカウント設定」→「プライバシー設定」を開く
  2. 「フレンドリクエスト」「メッセージ」などの項目を「許可しない」に変更

まとめ

PSNアカウントを削除しなくても、休眠状態にしたり、情報を変更したりすることで安全に管理できます。また、不正アクセスを防ぐためのセキュリティ対策を徹底し、一時的に利用を停止する方法も活用しましょう。

アカウント削除は取り返しがつかないため、本当に必要か慎重に検討し、最適な管理方法を選んでください。

8. まとめ:PSNアカウント削除前に最終確認!

PlayStation Network(PSN)のアカウントを削除する前に、確認すべきポイントがいくつかあります。アカウントを削除すると、復旧できない情報があるため、慎重に手続きを進めることが大切です。また、削除手続きをスムーズに進めるためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

8-1. 削除前にチェックすべきポイント一覧

PSNアカウントを削除すると、以下のデータやサービスが完全に失われるため、事前に確認しておきましょう。

  • 購入済みのゲームやDLC:ダウンロード済みでもプレイ不可になります。
  • PlayStation Plusの特典:クラウドセーブデータも消去されます。
  • PlayStation Storeのウォレット残高:返金はされません。
  • トロフィーやフレンドリスト:すべて削除され、元に戻せません。
  • オンラインIDの再利用不可:一度削除すると、同じIDを再取得できません。
  • PlayStation Network購入明細の発行番号:削除依頼時に求められる場合があります。

また、メールアドレスは再利用可能ですが、これまでのアカウント情報と紐づけることはできません。

8-2. 削除手続きをスムーズに進めるためのコツ

PSNアカウントを削除するには、PlayStationの公式サポートに問い合わせる必要があります。ただし、いくつかの準備をしておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。

① 必要な情報を事前に用意する

削除手続きの際、オペレーターから本人確認のために以下の情報を求められることがあります。スムーズに進めるために、事前にメモしておきましょう。

  • 氏名(アカウント登録時のもの)
  • サインインに使用するメールアドレス
  • オンラインID(PSNで使用しているID)
  • 登録済みの電話番号
  • PlayStation Storeの購入履歴(発行番号があるとスムーズ)

特に「発行番号」は、メールが削除されていると用意できない可能性があるため、購入履歴を確認しておくと安心です。

② チャットでの問い合わせ時間に注意

PSNアカウントの削除は、チャットサポートを利用して依頼します。しかし、混雑していると待ち時間が長くなるため、時間に余裕のあるタイミングで手続きを進めるのがポイントです。

実際に手続きを行ったユーザーの報告では、1時間以上待たされたケースもあるため、時間帯を選ぶのも重要です。可能であれば、平日の日中(午前中)に問い合わせると、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。

③ チャットボットを素早く突破する

チャットを開始すると、最初に自動応答のチャットボットが対応します。「アカウント削除をしたい」と伝えて、オペレーターにつなげてもらうのがポイントです。具体的な削除手順は以下の通りです。

  1. PSNのアカウント削除ページにアクセス
  2. 「アカウントとセキュリティ」>「オンラインID / アカウント管理」>「チャットでのお問い合わせ方法」を選択
  3. チャットボットが表示されるので、「アカウント削除を希望」と入力
  4. オペレーターが対応するまで待機(混雑時は1時間以上かかることも)
  5. オペレーターとやり取りし、必要情報を提供する

【まとめ】削除前にしっかり準備しよう!

PSNアカウントの削除は、手続きが完了するまで30日かかるため、早めに行動することが大切です。また、一度削除すると復元できない情報があるため、慎重に判断しましょう。

特に、ウォレット残高や購入済みゲームの引き継ぎができない点には注意が必要です。手続きをスムーズに進めるためにも、事前に必要な情報を整理し、時間に余裕を持ってチャットサポートに問い合わせるようにしましょう。

以上のポイントを押さえれば、PSNアカウントの削除をスムーズに進めることができます!