PS5でお気に入りのBluetoothイヤホンやヘッドホンを使いたいのに、「なぜか接続できない…」と感じたことはありませんか?実はPS5は標準でBluetoothオーディオに対応しておらず、ワイヤレス環境を整えるには専用のトランスミッターが必要です。本記事では、その理由やトランスミッターの役割をわかりやすく解説したうえで、失敗しない選び方やおすすめモデルをまとめました。
1. はじめに
1-1. PS5でBluetoothイヤホン・ヘッドホンが使えない理由
PlayStation 5(PS5)は最新のゲーム機でありながら、実はBluetoothイヤホンやヘッドホンをそのまま接続して使うことができません。これは単なる不具合ではなく、ソニーが意図的に制限をかけている仕様によるものです。PS5にBluetooth機能自体は搭載されていますが、それはDualSenseコントローラーや公式の周辺機器といった、限られたデバイスの接続にしか対応していないのです。
なぜイヤホンやヘッドホンが直接使えないかというと、最大の理由は遅延(レイテンシー)の問題にあります。Bluetooth通信ではどうしても数百ミリ秒の遅れが発生してしまうことがあり、アクションゲームやFPSのように一瞬の反応が求められるジャンルでは致命的です。そのため、ソニーは「音声の遅延を回避し、快適なゲーム体験を提供する」ために、あえてBluetoothオーディオの利用を制限しているのです。
また、PS5公式のヘッドセットである「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」は、BluetoothではなくUSBドングルによる2.4GHz接続を採用しています。これによって、遅延を最小限に抑えながら安定した音質を提供できるようになっています。つまり、PS5にBluetoothイヤホンを直接つなげないのは不具合ではなく、「あえてそう設計されている」ということを理解しておく必要があります。
1-2. Bluetoothトランスミッターの役割とは
では、「どうしても手持ちのBluetoothイヤホンやヘッドホンをPS5で使いたい」という人はどうすれば良いのでしょうか。そこで登場するのがBluetoothトランスミッターです。
Bluetoothトランスミッターとは、PS5とBluetoothオーディオ機器の間に立ち、音声信号を変換・送信してくれる装置のことです。PS5本体やコントローラーに直接Bluetooth接続できない代わりに、USBポートやヘッドホンジャックに接続して音声を飛ばす役割を果たします。
最近のモデルはaptX Low Latencyといった低遅延コーデックに対応しており、アクションゲームでも違和感なく使えるレベルまで遅延を抑えることが可能です。また、二台のイヤホンに同時接続できる製品もあり、友達や家族と一緒にプレイする際に便利です。
さらに、トランスミッターはPS5だけでなく、Nintendo SwitchやPC、テレビなど幅広い機器に対応できるため、1台持っておくとマルチデバイスで活躍する万能アイテムと言えます。
1-3. 本記事の目的と対象読者
本記事では、PS5でBluetoothイヤホンやヘッドホンを使いたい人に向けて、Bluetoothトランスミッターの仕組みや選び方、そしておすすめ製品を詳しく紹介していきます。
対象となる読者は、以下のような方々です。
- PS5で普段使っているBluetoothイヤホンをそのまま使いたい人
- ワイヤレス環境でケーブルに縛られずにプレイしたい人
- 公式のワイヤレスヘッドセット以外にも選択肢を持ちたい人
- 低遅延で快適にゲームを楽しみたい人
「PS5でBluetoothイヤホンが使えないのはなぜ?」「どんなトランスミッターを選べばいいの?」という疑問に答えつつ、初心者でもわかりやすく解説していきます。この記事を読むことで、自分に合ったBluetoothトランスミッターを見つけ、快適なワイヤレス環境を整えるための手助けになるはずです。
2. PS5にBluetoothトランスミッターが必要な理由
2-1. 有線接続の不便さとワイヤレスのメリット
PS5でゲームを楽しむとき、多くのプレイヤーが直面するのが「有線接続の不便さ」です。付属の有線ヘッドセットを使っていると、ケーブルが邪魔になったり、動きに制限がかかったりして、思うようにゲームに集中できない場面も多いでしょう。特に長時間プレイする際には、ソファやベッドでくつろぎながら操作したくても、ケーブルの長さに左右されることがストレスの原因になります。
その点、Bluetoothトランスミッターを使ってワイヤレス環境を構築すれば、自由な体勢でのプレイが可能になります。また、PS5はコントローラーにはBluetooth機能があるものの、イヤホンやヘッドセットにはBluetooth接続の機能が備わっていないため、外部のトランスミッターが必要になります。これがあることで、お気に入りのBluetoothイヤホンやヘッドホンを使って、配線に縛られずに快適な音響体験を楽しめるようになるのです。
2-2. 公式で制限されている背景(遅延・安定性の問題)
そもそも、なぜPS5にはBluetoothイヤホンの機能が標準搭載されていないのかというと、「音声の遅延」や「接続の安定性」が理由として挙げられます。Bluetooth通信は、特にオーディオ用途の場合、機器同士の相性や周囲の環境によって通信が不安定になることがあり、リアルタイム性が求められるゲームでは大きな問題になります。
実際に、Bluetoothバージョンが古い機器を使うと、音が途切れたり、敵の足音がワンテンポ遅れて聞こえるという致命的な体験になりかねません。こうしたトラブルを防ぐため、ソニーはあえてPS5にBluetoothオーディオ機能を制限しているのです。しかし、最近のトランスミッターは技術の進歩により、「aptX LL」や「aptX Adaptive」などの超低遅延コーデックに対応しており、公式の制限をカバーできる性能を持つ製品も多数登場しています。
2-3. ゲーム体験を変える「遅延の少ないワイヤレス環境」
ゲームにおいて、音の遅延は勝敗を左右する要素です。たとえばFPSゲームでは、銃声や足音の方向をいち早く察知することが敵との駆け引きに直結します。そのため、Bluetooth接続であっても、極限まで遅延を抑えたワイヤレス環境を構築することがとても重要です。
最近のBluetoothトランスミッターには、aptX LL(Low Latency)やaptX Adaptiveといった低遅延・高音質コーデックに対応した製品が多くあります。これらのコーデックは、映像と音声のズレをほぼ感じさせないレベルで同期してくれるため、まるで有線のような快適な音響体験を提供してくれます。
たとえば、XROUNDの「XRD-XT-01」はaptX LLに対応しており、約40msという驚異的な低遅延を実現。Creativeの「BT-W5」もaptX Adaptiveに対応し、通信環境に応じて自動で遅延と音質のバランスを取ってくれます。こうした製品を選ぶことで、PS5でも妥協のないゲーミングオーディオ体験が可能になるのです。
2-4. まとめ
PS5にBluetoothトランスミッターが必要な理由は、公式機能では対応していないワイヤレス接続を実現し、自由で快適なゲームプレイを可能にするためです。有線の煩わしさから解放され、遅延の少ないコーデックを活用すれば、音響のクオリティを保ちながらワイヤレスでゲームに集中できます。
また、接続の安定性やボイスチャットの対応も重要な選定基準となるため、トランスミッターを選ぶ際は、Bluetoothのバージョンや対応コーデック、使用シーンに合ったモデルかをしっかり確認しましょう。これらを満たしたBluetoothトランスミッターを活用すれば、PS5のゲーム体験は確実に次のレベルへと進化します。
3. Bluetoothトランスミッターの選び方【初心者向けチェックリスト】
PS5でBluetoothイヤホンやヘッドセットを使いたいと思ったとき、最初に考えるべきなのが「どのトランスミッターを選ぶか」です。
一見どれも似たように見えますが、使いやすさや快適さは機能の違いで大きく変わります。
ここでは、初心者の方でも失敗しないためのチェックポイントを順番に見ていきましょう。
3-1. 接続端子(USB Type-A / Type-C / AUX)の違い
PS5本体にはUSB Type-Aが3つ、USB Type-Cが1つ搭載されています。
そのため、Bluetoothトランスミッターを選ぶ際には、USB Type-AもしくはUSB Type-C対応のモデルを選ぶことが大前提です。
例えば、「XROUND XRD-XT-01」や「Creative BT-W3X」はType-C対応、「UGREEN USBトランスミッター」はType-A対応となっています。
また、DualSenseコントローラーに挿すタイプの「AUX(3.5mm)」接続モデルも存在しますが、この場合、ボイスチャットに非対応なケースも多いため用途に注意が必要です。
3-2. Bluetoothバージョン別の特徴(5.0 / 5.2 / 5.3)
Bluetoothのバージョンは、新しいほど通信速度が速く、接続の安定性や省電力性能が向上します。
たとえば、「Bluetooth 5.0」では通信距離が最大40m、「5.2」ではさらに安定性と通信効率が改善、「5.3」になると干渉の少ない接続や複数台との同時通信の安定性が進化しています。
特にゲーム用途では通信の遅延が少ないことが重要なので、「5.2」や「5.3」対応モデルがおすすめです。
実例では、「eppfu トランスミッター」がBluetooth 5.2、「UGREEN」や「Creative BT-W3X」はBluetooth 5.3を採用しています。
3-3. コーデックの違いとおすすめ規格(aptX LL / Adaptive / SBC など)
コーデックとは、Bluetooth通信時の「音の圧縮方式」のことです。
例えば、最も基本的な「SBC」はほとんどの機器で使えますが、遅延が大きく、ゲームにはあまり向きません。
一方で、「aptX LL(Low Latency)」は遅延が40ms以下と非常に少なく、ゲーム向き。「aptX Adaptive」は環境に応じて最適な音質と低遅延を両立できる柔軟なコーデックです。
「eppfu」「Creative BT-W5」「1Mii ML301」などはaptX LLやAdaptiveに対応しており、音の遅れが気になる人にぴったりです。
注意点として、コーデックはトランスミッターとヘッドホンの両方が対応している必要があります。
3-4. ボイスチャット対応可否(マイク入力・双方向通信)
Bluetoothで音を聞くのは簡単でも、「自分の声を送る=マイク機能」が必要になると、非対応のトランスミッターも多くあります。
特にオンラインゲームでのボイスチャットを楽しみたい方は、双方向通信やマイク対応かを必ずチェックしましょう。
「XROUND」や「eppfu」、「Creative BT-W5」などはボイチャ対応ですが、「Anker Soundsync A3352」や「Twelve South AirFly Pro」は音声受信専用なので注意が必要です。
ボイスチャットを想定している場合、HFPモード(Hands-Free Profile)対応やマイク端子付きトランスミッターを選ぶことが重要です。
3-5. 通信範囲と安定性(家庭環境による違い)
Bluetoothの通信距離はバージョンや設計によって異なりますが、家庭内の壁や家具の配置でも変わってきます。
「Bluetooth 5.0以降」のモデルは基本的に10m〜40mの範囲で安定通信が可能です。
特に、「UGREEN」などはBluetooth 5.3搭載で、最大10mの範囲で安定性が高く、音切れの心配が少ないとされています。
PS5から距離があるリビング環境などで使うなら、より新しいバージョンを選ぶと安心です。
3-6. 消費電力・バッテリー駆動タイプの注意点
USB接続タイプの多くは、PS5から直接電源供給されるため電池切れの心配がありません。
一方で、AUX接続やポータブルタイプの一部モデルはバッテリー駆動となっており、充電が必要になります。
「Twelve South AirFly Pro」はAUXタイプで、1回の充電で最大25時間連続使用できますが、使う前に充電しておかないと使えないため注意が必要です。
どちらのタイプがライフスタイルに合っているかを考えて選ぶのがポイントです。
3-7. PS5以外のデバイス(Switch / PC / スマホ)でも使えるか
Bluetoothトランスミッターを選ぶとき、他のデバイスでも使えるかもチェックポイントです。
例えば、「Creative BT-W5」はPS5だけでなくNintendo SwitchやPC/Macでも使用可能で、複数端末にペアリングして切り替えられる機能も搭載。
また、3.5mm AUX対応の「1Mii ML301」などは、車のオーディオや古いスピーカーにも接続できるため、1台持っておくと家じゅうで活用できます。
コスパだけでなく、汎用性の高さも重要な選定ポイントになるでしょう。
4. よくある疑問Q&Aで選び方をさらに理解
4-1. 「トランスミッター」と「レシーバー」の違い
「トランスミッター」と「レシーバー」という言葉は似ているけれど、役割はまったく異なります。トランスミッターは送信機で、PS5からイヤホンやヘッドホンに音声を飛ばす役割を持っています。一方でレシーバーは受信機で、スマートフォンやパソコンの音声をスピーカーやイヤホンに受け取らせたいときに使うのです。
たとえばPS5でワイヤレスイヤホンを使いたい場合は「Bluetoothトランスミッター」が必要で、「レシーバー」では動作しません。よくAmazonなどで「送受信兼用タイプ」も見かけますが、PS5に接続する用途ではトランスミッター機能が備わっているかを必ず確認して選ぶと安心です。
特にPS5に人気の「GENKI Audio」や「Creative BT-W5」などは送信に特化したモデルなので、迷わずゲームに活用できます。この違いを理解しておくと、「買ったのに繋がらない…」という失敗を防げるでしょう。
4-2. aptX非対応のイヤホンでも使えるの?
「aptX」という言葉をよく耳にしますが、これはBluetoothの音声圧縮方式のひとつで、低遅延や高音質を実現できる規格です。しかし、aptXに対応していないイヤホンでも基本的には使用可能です。その場合はSBCやAACといった標準コーデックで接続されます。ただし、SBCは遅延が大きいため、アクションゲームやFPSでは音ズレを感じやすいことがあります。
もしお手持ちのイヤホンがaptX非対応であっても、PS5用のBluetoothトランスミッター側にaptX Low LatencyやaptX Adaptiveの機能があると、少しでも遅延を抑えられる可能性があります。さらに、最近はAACに最適化されたトランスミッターも登場しており、iPhoneユーザーならAAC対応機器を選ぶと音のバランスが良くなる傾向があります。「絶対にaptXじゃないとダメ」というわけではないので、まずは手持ちのイヤホンを活かせるか確認してみると良いでしょう。
4-3. 有線ヘッドセットと比べて音質は劣る?
有線ヘッドセットとBluetooth接続を比べると、やはり音質や遅延の面では有線のほうが優位です。PS5純正のPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットも低遅延にチューニングされていますが、完全に有線と同じというわけではありません。
ただし、Bluetoothトランスミッターを使った場合でも、近年の製品はかなり高性能です。例えば「Creative BT-W5」のようにaptX Adaptiveに対応したモデルでは、ほぼ遅延を感じないレベルまで改善されています。RPGやシミュレーションゲームなど、タイミングよりも没入感を楽しむジャンルであれば、Bluetoothでも十分に満足できる音質を得られるでしょう。
一方でFPSや格闘ゲームのように一瞬の音の遅れが勝敗を分けるジャンルでは、有線ヘッドセットやUSB接続のゲーミングヘッドセットを選ぶ方が安心です。要するに、どのジャンルを遊ぶかで「Bluetoothでも満足できるか」が変わってくるのです。
4-4. PS5で音ズレしない環境を作るコツ
PS5でBluetoothイヤホンを快適に使いたいなら、音ズレをできるだけ減らす工夫が大切です。まずは低遅延コーデック(aptX Low LatencyやaptX Adaptive)対応のトランスミッターを選ぶこと。これがもっとも効果的です。
次に、イヤホンやヘッドホンも同じコーデックに対応している必要があります。片方だけが対応していないと、結局SBCで接続されてしまい、遅延が大きくなります。つまりトランスミッターとイヤホンをペアで考えることが重要なのです。
さらに、Wi-Fiルーターや電子レンジなど、2.4GHz帯の電波を使う機器が近くにあると干渉して遅延や音切れが起きることがあります。その場合はPS5とトランスミッターの距離を近づけたり、なるべく障害物のない場所で使うと安定しやすいです。
どうしても音ズレが気になる人は、USBドングル型の専用ワイヤレスヘッドセットを使うのも選択肢のひとつです。PS5公式ライセンス製品であれば、Bluetoothよりも安定した接続が期待できます。
5. 【2025年版】PS5おすすめBluetoothトランスミッター10選
PS5でBluetoothイヤホンやヘッドセットを使いたいと思っても、PS5本体にはBluetoothオーディオ機能が標準搭載されていません。そのため、専用のBluetoothトランスミッターが必要になります。遅延が少なく、音質も良く、安定して使える製品を選ぶことが、快適なゲーム体験につながります。
ここでは、2025年最新のトレンドや技術を押さえた、PS5向けのおすすめBluetoothトランスミッター10製品をご紹介します。
5-1. 低遅延特化:XROUND XRD-XT-01
「XROUND XRD-XT-01」は、PS5との相性が非常に良いUSB Type-C接続のBluetoothトランスミッターです。
aptX LL(Low Latency)に対応しており、約40msの超低遅延を実現。また、「XROUND Low Latency」という独自技術により、遅延の少ないリアルタイムな音声伝送が可能になっています。
さらに、ドライバのインストール不要で、接続するだけでペアリングが完了する手軽さも魅力です。ゲーム中の音ズレが気になる人や、FPSや音楽ゲームなどのタイミングがシビアなジャンルをプレイする人に最適です。
5-2. コスパ最強:UGREEN USBオーディオトランスミッター(BT 5.3)
「UGREEN USBオーディオトランスミッター」は、最新のBluetooth 5.3を搭載しながらも、価格は3,000円台と非常にリーズナブル。aptX HDやaptX Adaptiveなど高音質・低遅延コーデックにも対応しており、予算を抑えたいユーザーにおすすめです。
最大10mの長距離通信でも安定して使えるのが特長で、PS5がテレビ台に設置されている環境でも安心。「とにかくコスパが良く、必要な機能は全部そろっていて欲しい」という方にぴったりです。
5-3. 高音質+安定性:Creative BT-W5
「Creative BT-W5」は、aptX AdaptiveやaptX HDに対応しており、音質重視派にぴったりの高性能モデルです。通信環境に合わせてビットレートと遅延を自動で調整できるため、ゲームでも動画でも高い没入感を味わえます。
さらに、USB Type-Cでの接続が可能で、「挿すだけ」で接続が完了。PS5だけでなく、Nintendo SwitchやPCなど複数のデバイスでも使える汎用性の高さが魅力です。
5-4. 幅広いコーデック対応:eppfu BT 5.2 トランスミッター
「eppfu トランスミッター」は、Bluetooth 5.2を採用し、aptX LL、aptX HD、aptX Adaptive、aptXなど、主要な高音質コーデックに幅広く対応しています。特にaptX Adaptive対応は、ゲーミングだけでなく音楽鑑賞にも向いており、ゲームと音楽を両方楽しみたい人にうってつけです。
通信速度と範囲も大幅に強化されており、途切れにくく安定したプレイが可能。価格は約4,500円で、性能と価格のバランスが非常に優れた一台です。
5-5. マルチデバイス対応:Creative BT-W3X
「BT-W3X」は、最大4つの機器とペアリングでき、ボタンひとつで切り替えが可能です。つまり、PS5だけでなく、スマホ・PC・Switchなど複数のデバイスで使いたいユーザーに最適な製品です。
aptX HDにも対応しており、高音質を保ちながら使い勝手にも優れた設計。小型で目立ちにくく、持ち運びにも便利な点も評価されています。
5-6. コントローラー直挿し派に:Twelve South AirFly Pro
「AirFly Pro」は、PS5本体ではなくDualSenseコントローラーのイヤホンジャックに直接接続して使用するタイプ。3.5mm AUX接続により、プレイスタイルの自由度が大幅にアップします。
一度の充電で最大25時間も連続使用可能なバッテリーを備え、長時間プレイにも対応。ただし、ボイスチャットには非対応なので、ソロプレイ中心の方におすすめです。
5-7. 汎用性抜群:1Mii ML301
「1Mii ML301」は、USBと3.5mm AUXの両方に対応しているため、PS5だけでなく古いオーディオ機器にも使える高汎用モデルです。aptX LLにも対応しており、低遅延で快適に使えるのが魅力。
複数の機器をBluetooth化したい家庭用の用途にもぴったりで、1台持っておくととても便利なトランスミッターです。
5-8. レシーバー兼用:Anker Soundsync A3352
「Anker Soundsync A3352」は、Bluetoothレシーバーとしても使えるトランスミッターで、古いスピーカーやカーステレオもワイヤレス化できます。Bluetooth 5.0を搭載し、安定した通信と低消費電力を両立。
音楽再生中のデバイスを切り替えるには、一度停止が必要など制限はありますが、3,000円前後という価格でこの多機能性は大きな魅力です。
5-9. 複数人プレイ対応:サンワサプライ 400-BTAD011
この製品は、2台のヘッドホンへ同時に音声を送信できる珍しいモデル。家族や友人と一緒にプレイしたい時にぴったりです。
光デジタル・同軸デジタル・3.5mm AUXに対応しているため、接続先も柔軟に選べます。ただし、受信機能はなく、ボイスチャットも非対応なので、その点は注意が必要です。
5-10. 純正規格最適化:PlayStation Link USBアダプター
「PlayStation Link USBアダプター」は、ソニー純正のPULSE EliteやPULSE Explore専用として設計された専用アダプターです。低遅延・高音質のロスレスオーディオに対応し、さらにボイスチャット機能もOSレベルで統合されています。
互換性が限定されているため、専用デバイスを持っていないと使えませんが、純正品ならではの最高の音響体験を実現できます。
6. トランスミッターを選ばなくてもよい選択肢
Bluetoothトランスミッターをわざわざ選ばなくても、PS5で快適なワイヤレスオーディオを楽しむ方法があります。
それがSONY純正のヘッドセットやイヤホンを使う方法です。
特に「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」や「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」は、PS5と完全な互換性を持ち、別途トランスミッターを購入する必要がありません。
6-1. SONY純正ヘッドセット(PULSE Elite / PULSE Explore)の強み
PS5専用に設計されたSONY純正ヘッドセットは、他のBluetoothデバイスとは一線を画す高い完成度を誇ります。
「PULSE Elite」や「PULSE Explore」には、SONY独自の無線規格「PlayStation Link」に対応した専用USBアダプターが同梱されており、これをPS5に挿すだけで低遅延かつ高音質なワイヤレス接続が可能になります。
また、標準でUSBドングルが付属しているため、接続設定で悩むこともなく、初心者でも簡単に扱えるのが魅力です。
トランスミッター選びに悩んだり、イヤホンやヘッドホンとのコーデック互換性を気にしたりする必要がない点は、大きな安心材料になるでしょう。
6-2. 3Dオーディオ最適化とノイズキャンセリング性能
SONY純正ヘッドセットの最大の特徴は、PS5の3Dオーディオ機能に最適化されている点です。
PS5では、ゲーム内の音を立体的に再現する「Tempest 3Dオーディオ」が採用されていますが、「PULSE Elite」や「PULSE Explore」はこの技術に合わせて専用チューニングされています。
そのため、足音の方向や距離感、空間の広がりなどがよりリアルに感じられ、臨場感のある没入体験を味わうことができます。
さらに、強力なノイズキャンセリング機能も搭載されており、周囲の雑音をしっかりカットしてくれます。
オンライン対戦中のボイスチャットでも、自分の声が相手にクリアに伝わるので、チームプレイやコミュニケーションがスムーズに行えます。
6-3. 純正とサードパーティ製の違い
サードパーティ製のBluetoothトランスミッターやヘッドセットは、確かにコストパフォーマンスや機能性に優れた製品も多く存在します。
しかし、その一方でBluetoothコーデックの対応状況や音声遅延の有無、さらにはボイスチャット対応など、細かな仕様の確認が必要です。
特にaptX LLやaptX Adaptiveに対応した製品を探す場合、イヤホンとトランスミッターの両方が同じコーデックに対応していなければ意味がないという点も、初心者には分かりづらいポイントです。
その点、SONYの純正ヘッドセットはPS5に特化した設計であり、接続の手間も少なく、音質や遅延、ボイスチャットの質においても最適なバランスが保たれています。
価格はやや高めに感じるかもしれませんが、「確実な動作」「最高の音質」「長時間快適な装着感」を求めるなら、最も信頼できる選択肢と言えるでしょう。
6-4. まとめ
Bluetoothトランスミッターを選ぶのが面倒に感じる方や、より快適でストレスのないゲーム体験を求める方には、SONYの純正ワイヤレスヘッドセットがおすすめです。
専用USBアダプターによる簡単接続、PS5に最適化された3Dオーディオとノイズキャンセリング、そして音質や遅延の面での圧倒的な信頼性。
これから新たにヘッドセットを購入するなら、トランスミッター選びに悩まずに済む純正モデルを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
7. 利用シーン別おすすめモデル
7-1. FPS・対戦ゲームで勝ちたい人向け(低遅延モデル)
FPSや格闘ゲームのようなシビアな対戦型ゲームでは、音の遅延が勝敗を左右することもあります。そんなジャンルで活躍するには、超低遅延のコーデック「aptX LL」や、独自の低遅延技術を持つ製品を選ぶことが重要です。
おすすめは「XROUND Bluetooth 5.0 トランスミッター XRD-XT-01」です。この製品は、aptX LLに対応しているだけでなく、XROUND独自の低遅延伝送技術「XROUND Low Latency」を搭載しています。これにより、PS5とイヤホン・ヘッドセット間の音ズレが限りなく少なく、銃声や足音をリアルタイムで捉えることができます。
さらにUSB Type-C接続でPS5にスムーズに挿せる点や、ボイスチャットにも対応している点も高く評価できます。勝ちにこだわるゲーマーには最適な選択肢です。
7-1-1 まとめ
FPSや対戦ゲームでは「aptX LL対応」+「双方向通信」がカギになります。低遅延かつ高性能なXROUND製品を選べば、反応速度と快適さの両方を確保できます。
7-2. RPGや映画鑑賞で没入感を重視する人向け(高音質モデル)
世界観に浸りたいRPGや、美しいサウンドが魅力の映画鑑賞には、音質の高さが求められます。そのためにはaptX HDやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックに対応したBluetoothトランスミッターが最適です。
特におすすめなのは「Creative BT-W3X」。このモデルはaptX HDに対応し、24bit/48kHzの高解像度サウンドを再生可能です。臨場感ある環境音や繊細なBGMをしっかりと再現し、RPGの世界観にどっぷり入り込むことができます。
また、「eppfu トランスミッター」も非常に優秀です。aptX HD、aptX Adaptive、aptX LLまで幅広く対応しており、シーンによって自動的に通信環境に最適化してくれます。ゲームと映画、どちらも楽しみたい方にぴったりの万能モデルです。
7-2-1 まとめ
RPGや映画視聴には「高音質コーデック」の有無が鍵になります。aptX HDやAdaptiveに対応したモデルを選ぶことで、ゲームの音楽や効果音まで、より深く堪能できます。
7-3. 家族・友人と複数人で使う人向け(マルチ接続モデル)
家族で交代して使ったり、友人と一緒に同じ音を聴きたい場合は、複数台接続対応のモデルが非常に便利です。
中でもおすすめなのが「Creative BT-W3X」です。このモデルは最大4台までのデバイスをペアリングでき、ボタンひとつで切り替えが可能です。家族でPS5を共有している場合でも、毎回のペアリング操作が不要で、ストレスフリーに使えます。
もうひとつ紹介したいのが「サンワサプライ 400-BTAD011」。この製品は、2台のヘッドホンに同時送信ができる貴重なモデルです。しかも両方に対してaptX LLで送信可能なため、遅延のない状態でマルチリスニングが楽しめます。
7-3-1 まとめ
マルチ接続を求めるなら「複数台ペアリング」や「同時出力対応」かをチェックしましょう。Creativeやサンワサプライの製品は、家族全員での快適な利用にぴったりです。
7-4. 旅行や外出先で使いたい人向け(ポータブルモデル)
旅行先やカフェなどでPS5を持ち運んで使う人には、小型・軽量でバッテリー内蔵型のBluetoothトランスミッターが向いています。コードレスで取り回しやすく、どこでも快適なオーディオ体験ができます。
イチオシは「Twelve South AirFly Pro」。この製品は3.5mmジャック接続タイプで、DualSenseコントローラーに挿すだけ。USBポートが不要なため、PS5と距離を取っても使いやすいのが特徴です。さらに、25時間以上の連続使用が可能なので、長時間の外出でもバッテリー切れの心配がありません。
また、「1Mii ML301」もおすすめです。こちらも3.5mmジャック対応+USB-Aアダプター付きで、接続方式を柔軟に切り替え可能。軽量でコンパクトなため、持ち運びにも最適です。
7-4-1 まとめ
持ち運び用途には「充電式」かつ「3.5mm接続対応」のモデルが便利です。AirFly Proのような軽量モデルなら、旅行中も気軽にPS5で高音質を楽しめます。
8. 導入・設定ガイド
PS5でBluetoothイヤホンやワイヤレスヘッドセットを使いたいときに欠かせないのがBluetoothトランスミッターです。でも、ただ購入するだけでは快適なゲーム環境は実現しません。ここでは、USB接続の基本的な手順から、DualSenseコントローラーを使った接続、さらには音が出ない・遅延が起きるときの対処法まで、わかりやすく丁寧に解説していきます。
8-1. PS5への接続手順(USB接続編)
まず、PS5本体にはUSB Type-Aポートが3つ(前面1つ+背面2つ)、USB Type-Cポートが1つ(前面)搭載されています。Bluetoothトランスミッターの多くはこのいずれかの端子に挿して使用します。
手順としては非常にシンプルです。以下の3ステップで接続できます。
- ①:PS5のUSBポートにBluetoothトランスミッターを差し込む。
- ②:トランスミッターのLEDが点滅(ペアリングモード)になっていることを確認。
- ③:使用したいBluetoothイヤホンやヘッドセットの電源を入れ、ペアリングを開始。
多くの製品はドライバ不要で、自動で接続が完了します。たとえば、XROUND XRD-XT-01はType-C接続で、挿すだけで認識される設計です。また、Creative BT-W5などはPS5以外にもSwitchやPCでの使用にも対応しており、汎用性も高いです。
ペアリングがうまくいかない場合は、Bluetooth機器のリセットやPS5の再起動も試してみましょう。
8-2. DualSenseコントローラー接続編
もしお手持ちのトランスミッターが3.5mmイヤホンジャック接続対応であれば、DualSenseコントローラーに直接接続するという手もあります。
たとえば、Twelve South AirFly Proや1Mii ML301などのトランスミッターは、3.5mmオーディオ端子を搭載しており、PS5本体から離れても安定した接続が可能です。
使用方法は以下の通りです。
- ①:トランスミッターの電源を入れる。
- ②:DualSenseのイヤホンジャックに3.5mmオーディオケーブルで接続。
- ③:Bluetoothイヤホン・ヘッドセットとペアリング。
この方法は、コントローラーから直接音声が送信されるため、ソファに寝転がってプレイするようなスタイルにも最適です。
ただし、この接続方法は音声出力のみに対応している製品が多く、ボイスチャットには非対応である点に注意が必要です。
8-3. 音が出ない・遅延する時のトラブル解決法
Bluetoothトランスミッターを使用していると、時には「音が出ない」「遅延がひどい」「接続が不安定」といったトラブルが起きることがあります。その原因と対処法を確認しておきましょう。
① Bluetoothコーデックの不一致
音が遅れる原因としてまず疑うべきなのがコーデックの不一致です。例えば、トランスミッターがaptX LLに対応していても、接続するイヤホンがSBCしか対応していなければ、高速通信の恩恵は受けられません。
そのため、トランスミッターとイヤホンの両方が同じコーデックに対応しているか確認しましょう。
② 電波干渉による通信不良
Wi-Fiルーター、電子レンジ、Bluetoothキーボードなど2.4GHz帯を使う機器が周囲に多いと、通信が不安定になることがあります。
このような場合は、PS5本体とトランスミッターの距離をできるだけ近づける、または他の電子機器から離すことで改善が期待できます。
③ トランスミッターやPS5の再起動
ごく単純な方法ですが、トランスミッターを一度外して再接続する、もしくはPS5本体を再起動することで、正常な通信に戻るケースもあります。
④ ボイスチャットができない場合
ゲーム中にフレンドとの会話ができない場合、マイクの送信機能があるか確認しましょう。
たとえば、Creative BT-W5はHFP(ハンズフリープロファイル)モードに対応しているため、通話にも対応可能です。また、マイク付きトランスミッターや、専用のマイク入力ポートがある製品を選ぶと安心です。
ただし、Bluetoothの仕様上、ボイスチャット中は音質が下がることもあるので、音質重視の場合はSONY純正のワイヤレスヘッドセットも選択肢になります。
⑤ PS5本体の音声設定も確認しよう
最後に、PS5のシステム側で音声出力先がUSBデバイスやコントローラーに設定されているかも要チェックです。
「設定」→「サウンド」→「音声出力」で、正しくBluetoothデバイスが選択されていないと、音が出ない原因になります。
9. 購入前に知っておきたい注意点
PS5用のBluetoothトランスミッターは選び方次第で快適さが大きく変わります。
ここでは購入前に必ず押さえておきたい3つの重要ポイントをご紹介します。
「買ってから後悔した…」とならないためにも、しっかり確認しておきましょう。
9-1. 対応コーデックを両デバイスで確認する
Bluetoothトランスミッターを選ぶときに最も見落としがちなのが、コーデックの対応状況です。
コーデックとは、Bluetoothで音声をやり取りする際の「データ圧縮方式」のこと。
この規格によって音の遅延や音質が大きく変わってきます。
たとえば、「aptX LL(Low Latency)」は約40msという超低遅延を実現できるため、ゲームプレイに最適なコーデックといえます。
ただし重要なのは、トランスミッターだけでなく接続するイヤホンやヘッドセットも同じコーデックに対応していることです。
いくら高性能なトランスミッターを購入しても、イヤホン側が「SBC」しか対応していなければ、結果的にSBCでしか通信できず、遅延や音質の面で損をしてしまいます。
XROUNDやeppfu、Creative BT-W5などのモデルはaptX LLやaptX Adaptiveに対応していますが、ペアで使用するデバイスも要確認です。
購入前に「トランスミッター」「イヤホン・ヘッドセット」の双方が同じコーデックをサポートしているかをチェックしておきましょう。
互換性が音の快適さを決めるカギになります。
9-2. 安価すぎる製品の落とし穴
価格が安いBluetoothトランスミッターを見つけると、つい手が伸びそうになりますが、極端に安価な製品には注意が必要です。
特に、1,000円〜2,000円台で売られているノーブランド製品は、以下のような問題が発生することがあります。
- 対応しているコーデックがSBCのみ
- PS5のUSBポートに物理的に合わない形状
- Bluetooth接続が不安定で音飛び・途切れが頻発
- ボイスチャットができない、マイク非対応
一見お得に見えても、PS5での使用には適さない場合がほとんどです。
たとえば、UGREENやeppfuなどのモデルは、3,000円〜4,000円程度でも高性能かつ安定性が高く、Bluetooth 5.2や5.3を搭載しています。
その差は歴然です。
特にPS5で快適にプレイするためには、通信の安定性・遅延の少なさ・ボイチャ対応が必須条件です。
安さだけで選ぶのではなく、信頼できるブランドやレビューを重視して選ぶようにしましょう。
9-3. 海外メーカー品購入時の保証・サポート体制
最近では、eppfuや1Mii、Twelve Southなど、海外ブランドの高性能なBluetoothトランスミッターが日本のECサイトでも手に入りやすくなっています。
しかし、海外メーカー製品を選ぶ際には保証とサポートの有無を必ず確認しておくことが大切です。
たとえば、eppfuの製品は1年間の保証付きで、万が一の初期不良にも対応してくれる体制が整っています。
一方で、サポート窓口が英語対応のみ、または返金・交換の連絡先が不明な製品も中にはあります。
PS5のように毎日使うデバイスとの接続機器では、何かトラブルが起こるとゲーム体験そのものに悪影響が出てしまいます。
国内メーカーまたは日本正規代理店を通じて販売されている製品であれば、サポートもスムーズで安心です。
価格やスペックだけでなく、万が一のときの「問い合わせ対応力」や「日本語サポートの有無」も確認してから購入するようにしましょう。
特にAmazonなどのマーケットプレイスでは、販売元や出荷元を必ず確認して、信頼できる業者から購入するのがおすすめです。
10. まとめ
10-1. 初心者におすすめの1台
初心者にとって最も使いやすく、かつ高性能なBluetoothトランスミッターとして「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が非常におすすめです。
このモデルは最新のBluetooth 5.3を搭載しており、接続の安定性と通信速度が大きく向上しています。
また、aptX HDやaptX Adaptive、aptXといった豊富なコーデックに対応しているため、高音質かつ低遅延な環境を実現できます。
USB Type-A接続でPS5本体の背面にもすっきりと設置でき、価格も3,000円程度と手頃。
接続も非常に簡単で、面倒なドライバインストールなどは不要です。
Bluetoothトランスミッターを初めて使う人でも安心して使える製品です。
「まず1台試してみたい」という方にとって、まさに理想的なエントリーモデルでしょう。
10-2. 迷ったら見るべきチェックポイント3つ
Bluetoothトランスミッター選びで迷ったときは、次の3つのチェックポイントを基準にすると選びやすくなります。
① 接続端子の種類(USB Type-A or Type-C)
PS5では、前面にType-AとType-C、背面にType-Aが2つあります。
接続するポートに合わせて端子を選びましょう。
USB Type-Cなら前面でスマートに設置でき、USB Type-Aなら背面でケーブルを目立たせず接続可能です。
② コーデックの種類と用途に合っているか
特にゲーム用途ならaptX LLやaptX Adaptiveに対応している製品を選ぶことで、音の遅延を大幅に軽減できます。
イヤホンやヘッドセットが同じコーデックに対応しているかどうかも事前に確認することが大切です。
③ ボイスチャット対応の有無
友人とのボイスチャットを楽しみたい場合は、双方向通信対応モデルやマイク入力端子付きモデルを選びましょう。
「Creative BT-W5」や「eppfu トランスミッター」などはボイスチャットにも対応しており、オンラインプレイでも快適です。
10-3. BluetoothトランスミッターでPS5体験を快適に
Bluetoothトランスミッターを活用することで、PS5のゲーム体験は格段に快適になります。
わずらわしい有線ケーブルから解放され、好きな姿勢でプレイしたり、深夜でも周囲を気にせず高音質でゲームの世界に没入できたりするのが最大の魅力です。
さらに、aptXやaptX LL対応のモデルを使えば、音ズレや遅延の心配もほとんどなし。
また、Bluetoothトランスミッターはヘッドホンだけでなく、スピーカーとの接続や、音楽鑑賞にも活用できます。
複数のコーデックに対応しているモデルであれば、ゲーム・音楽・映画といったシーンを1台でカバーできます。
迷ったら「UGREEN USBオーディオトランスミッター」、高機能なら「Creative BT-W5」、コスパ重視なら「eppfu トランスミッター」など、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
お気に入りのイヤホンやヘッドセットを最大限に活かせるBluetoothトランスミッターを使って、PS5のゲームライフをさらに充実させましょう。